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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

群馬県前橋市を拠点とする箏曲家鈴木創の公式ブログです。
箏曲の活動のご案内や報告、そして私自身の日々のことなどを綴っていきます。
13 8月

お盆休み??

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日13日から世の中はお盆に入り、お盆休みの方も多いみたいですね。
私も今朝はお墓に行き、お盆迎えをしてきました。

我が家は、お墓で蝋燭に火を付け、その火を提灯に入れて家まで持ってくるというやり方で、お盆迎えをします。

16日のお盆送りの時はその逆で、家で蝋燭に火を付け、その火を提灯に入れてお墓まで運び、お墓の前で火を消します。

実は、「お盆休み」といっても、あまり実感はありません。
今日も門人さんのお稽古がありますし、お稽古場にいればなんやかんややることはあるし、自分の練習もします。

昔を思い出すと、会社員の頃も、まとまった夏休みやお盆休みをとったことは、あまりありませんでした。

というのも、営業の仕事をしていたので、お客様や関係先の新盆のお宅に行ってお線香を上げたりする日もありましたし、また独身でしたので、ご家族がいらっしゃたりと、お盆に休む必要がある社員に休みをとってもらい、自由の身の私は出社していました。

でもそういう日は、外部からの電話などもあまりかかって来ないので、机の中やロッカーの整理などができて、けっこう有効に使うことができましたね。

まあ、2回ほどお盆休みをとった年もありましたが、 それは、それぞれ祖父と母の新盆の年で、親戚やお客様が訪ねて来て、忙しくバタバタしていました。

というわけで、「お盆休み」「夏休み」という概念が希薄な私は、いつも通りの日々を過ごしています。 15日と16日くらいは、少し寝坊しようかな〜
12 8月

猛暑に皮も悲鳴を上げたか!?

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日、お三味線を弾こうと思って出したところ、黒い筋が!!
三味線弾きにとっては、たまーにある衝撃的な瞬間です。

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皮が破れました。
いっそのこと、もっと思いっきり大きく破れればいいものの、中途半端な破れ方、、、

楽器屋さんに連絡を取り、応急措置の方法を確認し、延命措置をとりました。

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透明のテープで、大きめにカバーです。

これはあくまでも、張り替えに出すまでの一時的な措置です。

お三味線を片付けるときは、胴板をかけ、胴を和紙袋とビニール袋に入れ、さらにお三味線全体を袋で包み、そして桐製の三味線用の箪笥に入れています。これらは、湿度などの影響から皮を守るためです。

しかし、このお三味線は、私の普段用なので、外に出してあることが多いです。

外に出して使っていない時は、胴の上につや布巾を掛けますが、やはり今年の夏の気候の影響を受けます。

梅雨がずーっとあけずに雨が降り続き、そして8月に入ったらいきなりの猛暑です。
昨日は、当地前橋は、最高気温39.8度と、日本全国で5番目の記録。
今朝も、朝7時半過ぎで35度。
これでは、皮にも良くないでしょう。

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張り替えに出す日程を調整しないと、、、


 
10 8月

半沢直樹と島耕作

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今、久し振りにドラマを見ています。

何を見ているかというと、「半沢直樹」!!

普段は、帰宅も遅いので、あまり連続ドラマはみません。
しかし、これは別!
前のシリーズも全部見ましたし、今はビデオを予約録画して見ています。

私がなぜ半沢直樹が好きなのかを考えてみると、
・ポリシーと強さをもって全力で仕事にあたる
・相手が誰であろうと間違ったことには立ち向かっていく
こんなことに惹かれているのかな、と思います。

ふと考えてみると、私が好きな漫画は、「島耕作」シリーズ。

これも、私にしては珍しく、今でも続いている「相談役」に至るまで、全巻読んでいます。

なぜ島耕作が好きなのかを考えてみると、半沢直樹の理由と同じなのかもしれません。

で、半沢直樹と島耕作の違いは、島耕作の登場人物は、女性関係に自由なこと。
これは羨ましいですね。

いまふと思いついたのですが、「島耕作が社長をしている会社で働いている半沢直樹」みたいな設定のドラマができないかな。

翻って、自分がそこまで強いポリシーや哲学をもって生きているのか、というと、自分が悲しくなります。

人の意見やその時の状況に流されていないか。
人に耳障りの良いことしか言えてないのではないか。
ちゃんと向き合っているか。

もっともっと、考えて、いろいろなことに真摯に向き合って生きていかないと、、、
 
9 8月

なんかもったいない

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

先日、シャツを買いました。

自宅で開けてみたらびっくり。

プラスチックのクリップとか、衿の形を保護する紙など、たくさんのすぐに捨ててしまうものがついています。 

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1枚2,000円程度のシャツに、すぐに捨ててしまうものがこーんなにたくさん。

工場から店頭に並ぶまでの間で、こんなに必要なのでしょうか?

詳しい方がいらしたら教えて下さい。 
9 8月

一人ドライブで悲愴を楽しむ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、ちょっと一人ドライブ。
やっぱり私のリフレッシュ方法はドライブみたいですね。

最近、きっかけがあって、オーケストラの音に久し振りに興味を持ち始めました。
昔はけっこう聴いていたのですが、しばらくご無沙汰していました。
車の中でボリュームを大きくして聴いていると、音の展開や幅の広さに心が打たれます。

ただ、iPhoneに入っている音源を、Bluetoothでカーオーディオに繋いで聴いてみたので、ボリュームを大きくすると、音質がちょっといまいち。
スピーカー変えたら良くなるのかな、なんて考えてしまいます。

私が好きなのは、チャイコフスキーの6番「悲愴」なのですが、自宅のCDを見てみたら、
バーンスタインとカラヤンの悲愴がありました。
また聴き較べてみようかな。

たまにこういう時間があると、自分の好きなことが何なのか、実感します。
車・音楽、それに食と酒(に女性)。

たまには、時間を楽しみ、明日への糧にします!

最後に、こんな〆!
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8 8月

千代田のお店

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日は鉄子さんと外食。

隣の席とは充分な間隔。

やはり、良い材料を丁寧に仕上げた料理は美味しいですね。 

こういうお店、増えて欲しい。

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6 8月

桐生のギャラリー禅林で、お祭りの情熱が沸く

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日は、月に数回ある、桐生市でのお稽古の日でした。

合間に、こんな素敵な建物を訪問。

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本町にある「ギャラリー禅林(旧山梶商店)」です。

場所は、本町通り沿いの、本町4丁目で、足利銀行の向かいくらいですね。

そこで何をやっていたのかというと、
「桐生まつり写真展」
です。

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例年ですと、8月3日から5日は、桐生はおまつりが開催されています。
御神輿や八木節で、数万人の人が集まります。

今年は残念ながら、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいました。
偶々、桐生市は来年市制施行100年を迎え、それに合わせて開催する予定であった写真展を、お祭りが中止となった今年に前倒しして開催したそうです。

写真撮影は、写真家 武耕平 さん。

展示されている写真は、本町交差点に集まる何万人もの人たちや、お囃子の笛や鐘を演奏する人、各町内の御神輿の様子など、どれもお祭りの熱気がむんむんと伝わってきます。

御神輿は、どれもとても大きく、そして豪華!!

写真を、ただ写真で見せるだけでなく、スライドショーにした動画もプロジェクターで映していました。BGMには実際のお祭りの音を使っていて、臨場感抜群です!

私は、前橋まつりに子供の頃から毎年参加しています。
しかし、昨年は台風直撃、そして今年は新型コロナと、2年連続の中止、、、

動画を見ていたら、自分の中に隠れていた、お祭りの情熱がふつふつとわき上がってくるのを感じました。

そして、会場のギャラリー禅林も、古い商店建築を改築してあり、とても素敵な建物でした。
こういう建物を残し、活用している桐生の文化の深さを感じました。

前橋もこういう写真展とか、やらないかなあ。

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5 8月

8月5日は前橋空襲の日

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

本日8月5日は、前橋空襲の日です。
75年前、アメリカ軍の空襲により、市街地の8割が焼け、500人以上の方が亡くなりました。

比利根橋の袂に慰霊碑があり、地元の方が慰霊祭を行っています。
私は毎年、地元の方のお邪魔にならない時間帯に、お伺いしています。

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私はもちろん、戦争を直接体験しているわけではありませんが、
子供の頃から祖父母から戦争の話しを聞くことがありました。

そういった、間接的にですが、戦争のことを聞ける世代も、もうそろそろいなくなってしまうでしょう。

しかし、今を生きる私たちが、過去にあったことを事実として知ることは重要なことと思います。

なぜなら、今他国で起きていることの、実際の市民レベルでのことに想いを馳せ、戦争の愚かさを理解し、また、過去を学ぶことにより同じ過ちを犯さない未来を作るためになるからです。

多くの犠牲や悲惨な歴史があり、今の私たちの平和な生活があることを忘れてはなりませんし、そして、その歴史を未来へ受け継ぐ責任もあります。


3 8月

8月2日の前橋は、イベント盛りだくさんでした。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日8月2日は日曜日。
前橋のまちなかでいろいろなイベントが開催されました。 

一つは、「前橋リズムパッション」

中央イベント広場で開催された、音楽と食のイベントです。
ステージ上のミュージシャンによる演奏と、飲食店の出店ブースによって構成されています。

ステージと客席は、感染症対策なのでしょうか、距離が保たれていました。
みなさんが、思い思いのスタイルで、時間を楽しんでいます。

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もう一つは、弁天通りで行われた「楽市楽座」

キッチンカーなどが出店し、個々の力が結びつき、大きな力にしようとするイベントです。
有志の個人の力で運営されています。

弁天通りの入り口は、ビートルが目印になっています。
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手前は、13 COFFEEさん、奥のオレンジ色は、The TestKitchen Mさん。
どちらも、最近キッチンカーを導入されました。
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各出店者は、距離を離しつつ、また既存のお店を塞がないような配置に工夫しています。
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まだまだ油断できない新型コロナウイルスですが、
その中で、感染症対策に工夫をしながらも、
どうやってまちなかを盛り上げていこうか。
そんな志ある人たちの想いが結実しました。
こういう想いが、前橋の街を支えています。 
31 7月

お三味線の普及のためには

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

私共の世界を扱っている「邦楽ジャーナル」という雑誌があり、定期購読をしております。

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最新号の8月号に、興味ある特集記事ありました。
「どうしたら三味線は普及する??」
というタイトルで、ネットを使って18才以上の日本国内在住者343人から回答を得た、アンケートの結果を基にした特集です。

アンケートを実施したのは、「和の学び舎」を主催する三味線演奏家の方です。

アンケート内容に対する、私の考え方や通り組をいくつかお話しさせていただきます。
アンケートの回答をいくつか紹介させていただきますが、私なりにまとめたりしていることをご了承下さい。

1:興味がある割合

「聴くことに興味がある」方が、343人中315名で、また「演奏してみたい」と思う方が286名でした。

このアンケートは、ある程度お三味線に興味がある人が回答している面もあるでしょうが、「聴くことに興味がある」「演奏してみたい」という方がの割合が多いということが、とても嬉しかったです。
でも、いろいろな点で、前に踏み出せないという意見がありました。そのあたりを、以下にいくつかお話しさせていただきます。


2:教室やお稽古の在り方

「趣味でやる人、芸で食べる人、一時的な余興のためにやる人など、目的と予算に合った教室があると良い」

「お稽古代が高い、また、付け届けなど見えないお金がかかりそう」
「正座をしなければならない」
「楽器のレンタルはないのか」
「具体的なことを教えない不親切な教授方法は見直すべき」
「同時に別のジャンルを習おうとすると、頭ごなしに別ジャンルを見下して批判する」
「録音だめ、楽譜なし、質問だめ、では通用しない」

などの意見がありました。
ひょっとしたら、以前はこういった世界もあったかもしれません。しかし、私共の世代で教えている方の教室では、大分変わっていると思います。

私のお稽古場ですが、毎月「お月謝」と「積立金」をいただいておりますが、それ以外に必要な楽器のメンテナンスや楽譜などの費用は、入門前に説明しております。おさらい会を行う際も「積立金」の中で行う様にしておりますし、「積立金」は会計報告を毎年行っています。

さらに、お月謝と積立金以外にお金がかかる場合は(ほとんどないですが、数年に一回くらいある)、ちゃんと説明をしています。
ましてや「付け届け」をこちらから要求することは、ありません。


演奏会などで着付けの先生をお願いする場合は、私の方で着付けの先生と門人さん一人当たりの金額を交渉しており、その金額「だけ」を門人さんから着付けの先生に「直接」払っていただいております。従って、私の中間マージンもキックバックもありません。
演奏会の着物も、「家にあればそれを着て」と言っています。ない場合は、お貸しできる着物もありますので、クリーング代程度でお貸しできます。

お免状の発行も、強制ではありません。励みや自分の目安になるのでお奨めはしていますが、「私はいらない」という人には発行しておりません。

また、私のところに来ている方は、お仕事をお持ちの方や主婦の方、それと小中学生がほとんどで、ご自分のお小遣いの中や、ご家族と相談の上で、お月謝を支払っていただいております。実際の負担は、そこでやりくりできるレベルです。

お稽古ですが、基本的には正座ですが、お箏の方で足の具合の都合などで椅子に座ってお稽古をしている方もいらっしゃいます。
お三味線は、まだ「椅子でやりたい」という申し出がありませんが、足が悪いなどの事情がある方は、椅子に座ったお稽古も可能です。ただ、「しびれるから」というのは認めません。正座は慣れで出来るようになっていきます。
お三味線のお稽古中に「正座椅子」を使っている方はいらっしゃいます。大分楽なのではないでしょうか。私も正座椅子を使うこともあります。

椅子に座るよりも、正座の方が、体が安定して弾きやすいと私は感じています。

お稽古の方法ですが、もちろん楽譜はあります。それに、言葉でわかりやすく伝えることを心がけています。そして、自分なりにお稽古の内容で説明や教え方が悪かった部分などを反省し、どの様にしたらもっと良いかを、つねに考えています。
録音は、逆に推奨しています。お稽古の内容を全て覚えていることは難しく、お家で振り返ることも大切ですし、自分の音を客観的に聞くためにも、録音は有効です。


楽器のレンタルですが、数は少ないですが、準備をしております。また、同時に他の習い事をしている方もいらっしゃいます。


3:楽器について

「値段が高い」
「どこで売っているか分からない」
「犬や猫の皮に抵抗感」
といった意見があるようです。


現在のところ、簡易的なお三味線が少々ありますが、やはり音があまり良くない様です。楽器は、やはり音が良い方が弾いていて楽しいですし、耳が成長し、音の善し悪しや差がわかり、自分の成長につながります。
興味をもっていただくきっかけは簡易的なものでも構いませんが、やはり習っていく中では、ちゃんとしたお三味線を準備していただきたいです。
ただ、かならず新品の高価なものを買わなければならないということではありません。中古もありますし、予算などに応じて良い方法を考えます。
お三味線は、ちゃんと扱えば長く使える楽器ですので、長期的に見ればそんなに負担は大きくないと思います。


また、お三味線は作る時にメーカーの流れ作業ではなく、職人による手仕事の面が多いです。買った後のメンテナンスも必要で、そういった時にお三味線のことがわかる和楽器専門店が窓口になってくれた方が良いでしょう。
一般の楽器店ですと、目利きもできませんし、メンテナンスの相談などにも乗れず、結果的には経済的な負担も大きくなってしまうと思います。
後にも書きますが、比較的若い世代の先生は、一見の方から問い合わせがあっても、気軽に相談に乗っていただけるはずです。


犬や猫の皮のことですが、私も個人的には、「申し訳ない」という思いもあり、感謝しながら大切に使わせてもらっております。人口の皮なども開発されていますが、まだ音が猫には及びません。これは、開発しているみなさんの努力に期待し、良い音が出るようになってきたら、私も使ってみたいですね。 

4:演奏や発信について

「歌詞が聞き取れない」
「背景をしらなければ面白さがわからない」 
「アンプで音を増幅できないか」
「メディアで露出を増やしたらり、アイドルやイケメンが演奏してくれると良い」
「和楽器バンドの様な動画を出す人が増えると良い」→否定的な意見もあり
「ポップスなどを無理矢理三味線で弾いても違和感しかない。ナンセンス。」
「高橋竹山(注:津軽三味線の演奏家)の演奏を聴いたときは衝撃だった」
「ストリートライブや路上イベントなどでやったらどうか」

確かに、 私が主に演奏している地唄の古典曲は、歌詞が今の言葉使いとは違いますし、言葉を長く伸ばして歌うので母音しか聞こえないという点もあります。
ですので、私は演奏の際に、曲の解説や歌詞の意味などを詳しく説明したり、プログラムに記載したりしております。演奏者がそういった工夫をしていかなければ、自分達が良いと思う曲も、生き残れないと思っております。

三味線にも様々なジャンルがあり、特に津軽三味線は西洋音楽を主に聴いてきた現代の人にも受け入れ安いかと思います。和楽器バンドなどの活躍もあります。そいういった、エンターテインメントの要素があり、一般的に「お、いいな!」と思ってもらえる演奏で、まずはお三味線という楽器に興味をもってもらえるということも、一つのきっかけとして大切です。

さらには、マンガやメディアでも、もっと気軽に扱って欲しいですし、その時に出演する演奏者は、ふつうに気さくに話したりして、敷居を下げる努力や工夫が必要です。

そして、メディアで取り上げられる様なエンターテイメント性の高いジャンルのお三味線もありますし、私共の古典を主とした「芸」としての世界も守っていく、両方大切かと思います。

ただ、屋外での演奏は、私共のお三味線は日光に晒されると皮などへの負担が大きく、私はあまりしたくありません。


5:まとめ

アンケート特集は、ここでは紹介しきれない量の回答が掲載されていました。

「あー、そうだよな〜」 と思うものもあるし、「これはちょっと、、、」というものもあります。

ただ言えることは、邦楽の世界は、まだまだ発信が足りないということです。

「年配の先生が大きな態度で『聴いて見て覚えろ』という風にお稽古している。鞄持ちみたいなことをさせられるし、付け届けのようなお金がかかる。」

というイメージがあり、それを払拭できていません。

かつては、昔はそういうこともあったかもしれません。

でも、私共の世代はとても大きな危機感を持っていて、変えようとしております。自分が感じた嫌な思いや理不尽なことを、自分達の生徒さんにはさせたくない、という人もいると思います。

「師匠と弟子」という言葉だと固くなりますが、「先生と生徒」だとちょっと柔らかくなるかな。その間には、一般的な社会常識にかなう上下関係が確保されていればいいのではないでしょうか。
例えば、私はだいたいの生徒さんには敬語で話しますし、お稽古以外の時間で、私の個人的なことをお手伝いしてもらうようなことはありません(あ、たまーにタイミングが合うと、車で送ってもらうこともありますが、あくまでもちょうどお稽古の終わりと私の移動の時間が重なった時くらいです)。年上の生徒さんでも、私には敬語で話して下さいます。
お稽古を離れたときには、たまには「飲みに行こうか!」となって、一緒に飲みに行き、酔っ払うこともあります😅
そんな感じで、私は自分の門人さんたちと接しております。

今は、ネットがあります。
ホームページをお持ちだったり、SNSをされていたり、ネット上の習い事を紹介しているサービスなどに登録している先生もいらっしゃいます。
みなさん、問い合わせがあれば、ちゃんと対応をして下さるはずです。

まだまだ私たちの発信が足りず、また、多くの方に演奏を耳にしていただく機会も足りていない、ということがアンケートからよくわかりました。

私たちもより一層努力していきますが、みなさんも、お気軽に問い合わせをしてみて下さい。 

長くなり、またまとまりもありませんが、自分達が今後何を心がけていく必要があるのか、考え直すきっかけとなりました。また、この内容は、お三味線だけでなく、お箏をはじめとする日本文化全体に言えることと思います。
アンケートをして下さった、「和の学び舎」の方に感謝申し上げます。

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