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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

群馬県前橋市を拠点とする箏曲家鈴木創の公式ブログです。
箏曲の活動のご案内や報告、そして私自身の日々のことなどを綴っていきます。
12 3月

1,000円万年筆の魅力

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、久しぶりの万年筆ネタです。

先日、高崎市のHi-Noteさんに立ち寄った際、ふと目にした万年筆が気にかかり、求めてみました。

これです。

2021-03-12 08.29.12

PILOTのカクノという製品で、税込1,100円です。

万年筆のペン先は、大きく分けて、ステンレスと金の2種類です。
やはり金の方が高価で、書き味も良いとされています。
国産の万年筆ですと、10,000円を超える当たりから、ペン先が金になってきます。

このカクノ、この値段ですので、ペン先はステンレスで、軸やキャップの素材はリサイクル樹脂です。

でも、侮れません。

というか、よくできているので、とっても驚きました。

カクノは、お子さんから大人まで、初めて万年筆に触れる方向けの商品です。
ですので、気軽に手に取ってもらえるデザインと価格になっています。

ペン先は、こんな柄になっていて、かわいいですね。
(とってもピントが合わせずらく、みずらくてごめんなさい)

2021-03-12 08.31.03

そして、ステンレスにもかかわらず、金のペン先に負けない書き味なんです。
やたらな10,000円前後の万年筆なら、こちらの方が良いかもしれません。

そして、軸の断面が丸ではなくて、六角形になっています。
ですので、机の上でくるくると動いてしまうこともありません。

軸の太さも、使いやすいサイズと思います。

インクは、上級モデルと同じカートリッジインクが使えますし、コンバーターも使えます!!

字幅も3種類から選べ、軸のカラーバリエーションも豊富です。

このカクノ、ちょっと作業的なことをしながらメモをとったりするのに、とても適しているかもしれません。

同様の安価な万年筆、セーラーもプラチナも製品がありますので、万年筆に興味のある方は、お手にとっって比べてみたらいかがでしょうか。3社の書き味の違いがよくわかります。



 
11 3月

震災から10年。自分が果たすべき役割。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、否応もなく10年前を思い出します。

地震が発生した時は、前橋市のけやきウオーク近くの路上の車の中で、信号待ちをしておりました。
突然揺れだし、最初は車の故障を、次に風を疑いました。
地震であると認識したのは、ラジオから流れる声です。

所々信号が消えた道を運転し、用事を済ませ、当時の勤務先に戻りました。

建設会社だったので、お客様の会社から連絡が入ったり、逆に心配な現場を回ったりと、様々な緊急対応に追われたことを思い出します。

当日の夜は、自宅が停電しており、マンションの9階までペットボトルに汲んだ水をもち、階段で上がりました。

やがて、お客様が所有している仙台市内の建物の建て替え工事に関わることになり、しばしば東北へ赴き、その際に津波が来た地域にも足を運びました。

その仙台市内の工事は、「民間企業が自力で行う復興再建事業」として、テレビにも取り上げられました。

その時は、建設会社の社員でしたので、お客様の依頼を請けて少しでも社会資本整備の復興に取り組むことが、自分の役割と考えていました。

今、音楽を生業としていて、自分が世間に対して果たすことの役割はなんだろうかを、改めて考えます。

文化や伝統の伝承でしょうか?

それもあるでしょう。

では、日本の伝統音楽ができることは何なのでしょうか?

音楽は、人の心を癒したり、穏やかにする力があります。

でも、私は作曲者ではありませんし、地歌の世界の歌詞は、その場で聞いてすぐに理解できる内容ではありません。それが、聞いている人に伝わるのでしょうか?

ふと、先日見に行ったお能のことを思い出しました。

お能のセリフや謡の言葉も、知識がなければその場で理解できる内容ではありません。
でも、内容は伝わってきたし、私の中には静かな高揚感がありました。 

そう、言葉は大切ですが、言葉があることに思考を留まらせてはいけないのかもしれません。

何が伝えたいのか、その大きなものを体全体で表現する、それが私たち表現者のすべきことなのかもしれません。

自分の全てをそこに出す。そのためには、曲の全てを体の芯に取り込んでいく。

そして、聞いている方の心に届け、全てを浄化する様な気持ちになっていただく。
その結果、心が穏やかになり、明日からの生きる力になる。それが、表現者の役割でしょう。

技術のその先の境地を目指します。 
10 3月

大間々のコノドント館

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、桐生教室の日でした。

桐生に行く前に、少し時間を作り、みどり市のコノドント館に行ってきました。

目的は、これです。


2021-03-10 19.54.02


コノドント館とは、現存する建物ですが、元は「大間々銀行」として建設されました。
今年はこの建物ができてからちょうど100年。それを記念し、 現在「大間々銀行と小林力雄」という企画展を行っています。今朝の上毛新聞で紹介されていたため、急遽時間を作り、寄り道をしました。


2021-03-10 15.53.20
 
現在の外観はこんな感じです。
時間的に逆光に近い写真になってしまいました。。。

内部は、改装が重ねられてあまり100年前の雰囲気はありませんが、そこここに、それらしき様子が見受けられます。 

2021-03-10 15.51.12

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この建物を設計した小林力雄さんは、群馬県館林市出身で、現在の清水建設を経て、建築士としての仕事を行なっていた様です。

設計の業績としては、群馬県の東毛地域や栃木県などに、多くの銀行や事務所建築の実績があります。前橋市内にも数件の作品があったそうですが、現在残っていないことが残念です。

「大間々銀行」とは、明治10年に前身となる会社が設立され、明治16年に群馬県初の私立普通銀行として発足したそうです。戦争に向かう体制整備の中で、現在の群馬銀行の前身の会社に合併されています。

この大間々地区は、現在でも歴史を感じさせる建物や、大きな商家であったような建物が多く見られます。明治にいち早く銀行が設立され、この様な立派な社屋を建設できたのですから、大間々地区がいかに当時一つの経済圏として発達していたのかが伺われます。

展示には、小林力雄さんの実績の他に、大間々銀行の貴重な書類も展示されていました。 
9 3月

間近で見たお能、「鉢木」。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日3月9日は、高崎芸術劇場でお能を見てきました。
お付き合いのある高崎市の能楽士、下平克宏さんの公演です。

演目は、高崎市が舞台となっている「鉢木」です。

2021-03-09 17.35.34


今回は、本当に素晴らしい席を用意していただけました。
最前列のほぼ中央で、演者さんが舞台の一番前まで来ると、2メートルくらいしか距離がありません。

表情、息遣い、喉の動きまでわかります。

お能は、構成がシンプルであるがこそ、感じることがあります。

例えば、鼓の音一つで、空気が変わります。
舞で、「鉢木」の武士の誇りが伝わってきます。
表情の変化で、感情の動きが伝わります。

登場人物にはなれませんが、演じるということは、その登場人物の心のあり様や感情を伝えます。

能は、言葉も少なく、古い言葉です。音楽も、笛と小鼓と大鼓、それに謡。
本当に最小限の動作などで、空気を変え、感情を伝えます。

音楽に置き換えて考えながら、人間の表現の一つの境地を感じました。

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8 3月

e-Taxでの確定申告

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日、確定申告を済ませました。

昨年までは、「国税庁のWb上で作成」→「印刷」→確定申告会場で提出、という方法で行っていました。
確定申告の会場がお稽古場から徒歩数分ですし、会場でも相談などはなく提出するだけだったので、申告書の作成が終われば、全く時間もかからずに、面倒に感じることもありませんでした。

今年は、初めてe-Taxで提出してみました。 

というのも、今年は新型コロナウイルス対策のために、確定申告会場へ行くのに、入場整理券が必要になりました。例年は、仕事の合間などの時間にさっと行ってたので、今年は逆に面倒になるな、と思ったのです。
(注意:情報を確認したところ、「作成済み申告書の提出のみ」でしたら不要です。それも、整理券が必要かと、誤解していました😅) 

さらに、e-Taxは、昨年まではマイナンバーカードのカードリーダーが必要でしたが、今年は事前にIDとパスワードを発行しておけば、カードリーダーが不要となり、利便性が増しました。

さらにさらに、e-Taxは期間中は24時間いつでも提出ができるということで、時間の制約もありません。

ということで、先日夜遅く、無事にデータを送信し、確定申告終了。

若干の所得税の支払いが生じたのですが、国税庁のWebからクレジットカード決済ができ、パソコンの前で無事に納税手続きまで完結しました。

一つ疑問があり、今までは「提出済」というようなスタンプを押した本人用の控えがあったのですが、それがありません。でも、パソコン上にダウンロードした申告書のデータをみたところ、受付日時と受付番号が印字されているから、それがその代わりになるのかな?

もう一つ「あれ??」と思ったことは、昨年までは紙で提出していたので、生命保険などの支払い証明書や、源泉徴収の書類などを一枚一枚糊付けして添付して提出したのですが、e-Taxの場合はそういった添付書類の提出の必要もありませんでした。「スキャナで読み込めばいいのかな」などと想像していたのですが、その必要もありません。いいのかなあ??

でも、時間の制約などがなくて便利なので、e-Taxはいいですね。
 
7 3月

今日と明日は練習日

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は午前中は門人さんのお稽古、午後は自分の練習でした。

今月末と来月の本番に向けて、練習をしました。

ある曲は、表現の確認のために、自分の音を録音して聞き返すことを繰り返しました。

爪音、表現、ともに、本当に嫌になるくらい粗が目立ちます、、、
自分が嫌になるくらい、、、、

明日もだいたい自分の練習に充てられるので、もっともっと、いい音を出したい!!
 
6 3月

白井屋ホテルの茶室を見学

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、白井屋ホテルの茶室の見学会にお招きいただきました。

このご時世、狭い茶室に入る人を限定しなければならないので、事前に参加者を限定しての開催です。

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実際の様子がわかりやすいように、少しお道具が置かれています。
この茶室は、改修工事前の旧白井屋さんにあった茶室を一旦解体し、そして極力同じ部材を使って再建されたそうです。
茶道に関係する方が設計段階から関わり、専門家の意見が取り入れられた設計となっているそうです。

茶室の中にいると、外の風の音や、手水鉢の水の音などが聞こえてきて、落ち着いた気持ちになりますね。

もう一つのお部屋にも炉が切られておりますが、こちらはモダンな和室といった雰囲気があります。


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天井は塗装の仕上げで、四方の壁際に間接照明が埋め込まれていて、おしゃれですね。

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そして、襖のこの取手、なんと、竹の節でできているんです!!
京都からのお取り寄せとのこと。

数カ所に使われていますが、一つ一つ大きさや表情が異なります。

うーん、計画中のおうちに使いたいなあ。


2021-03-06 14.05.52
 
参加されていた方と、この部屋の活用に関するアイデアなどを話し合ってみました。

前橋市内に久しぶりにできた、本格的な茶室です。
日本文化の発信拠点の一つとしていきたいですね。 
5 3月

3月27日に向けて下合わせ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、下合わせでした。

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何に向けてかというと、先日ご案内した、このコンサートです。

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ご一緒させていただいたのは、声楽の方2名と、ピアノの演奏者の方です。

いつも思うのは、西洋音楽の和音や音の広がり、そして歌の表現の厚みっていいな、って思います。

ピアノの鍵盤は88個、それに対してお箏の糸は13本。
どうやって、一緒に舞台を作っていくかを考えます。
お箏にはお箏なりの表現や音があり、やはりそれをいかに乗せていくかというのが一つのポイントでしょう。

今日の会場は、床がタイル貼りでした。
ですので、お箏の音がいつもとちょっと違い、またエアコンがけっこう効いていたので、糸が伸びて調絃が狂い、けっこう苦労しました。

でも、そんな中でも曲に適した音が出せる様に、表現の幅を磨かなければなりませんね。

一つのことに取り組むと、気づき、学びがたくさんあります。 
4 3月

今年の「邦楽のつどい」が中止になり、、、

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

当地前橋では、毎年5月に「邦楽のつどい」という演奏会があります。
前橋市文化協会主催の演奏会で、同協会に所属する先生方が、ご自分の門人さんたちと出演する会となっております。

私の社中も、今年は出演を予定しており、門人さんたちは演奏曲のお稽古を始め、また、本番に向けた合奏練習の会場確保などを行っておりました。

しかし、新型コロナウイルス対策のため、中止となってしまいました。。。
昨年に引き続き、2年連続の中止です、、、、

中止の知らせを聞いた時に、「本番がなくなったからといって、全てを中止にしてしまっていいのか」という疑問が私の中に浮かび上がってきました。

やはり、本番に向けた合奏練習は、みなさんの研鑽の場となります。

また、門人さんたちは出演曲をお稽古・練習しています。

さらに、ここ最近は、門人さん通しで顔を合わせる機会もなく、今回の機会を逃したら、次はいつ皆さんで会えるのかもわかりません。

そんなことを考え、私の社中では、本番はないのですが、合奏練習を行うことにしました。
もちろん、広い会場でお互いの間隔を空けて、合奏練習をします。

そして、最後の練習日に、その成果を記録に止めるために、録画をすることにしました。

参加される皆さんが、勉強になり、かつ親睦を深められる時間にします。



 
2 3月

会話で気づいたコロナ禍の学び

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日、ちょっと久しぶりにお会いした画家の方とちょっとお話をする時間がありました。

お互い、コロナで仕事や生活に影響が出た中で、いろいろなことを考え、試しており、そんなことの経験を語り合いました。

その会話の中で気づいたことや、コロナ禍で学んだことがあります。

それは、

・新しいものは、拒否せずに試してみる。

・世の中に合わせて、自分も変化していく。

・人の意見を聞き、自分の思考を柔軟にすること。 

といったことです。

私はけっこう頑固なところがあります。
また、「ここは守りたい」という部分ももっています。

しかし、それを守りながらも、新しいものを柔軟に取り入れていく思考がなければ、これからの時代に取り残されていくでしょう。

そして、そういったことを実現するためには、身の回りで起きている変化などに気づく感受性と、それを自分に結びつけて考える思考力。

そういったものを意識的に行ってみようと考えています。

やはり、人との会話は刺激があります!! 
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