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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

群馬県前橋市を拠点とする箏曲家鈴木創の公式ブログです。
箏曲の活動のご案内や報告、そして私自身の日々のことなどを綴っていきます。
17 11月

テーブルの補修

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日、知人のインテリアコーディネータとそのお仲間の方がお稽古場に見え、今まで使っていたテーブルを搬出して下さいました。

というのも、テーブルの天板の塗装がだいぶ傷んできたので、補修をしていただきます。


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 大きく塗装が傷んでいるところと、部分的に塗装が傷んでいるところなどがあります。

このテーブル、購入から既に10年以上経過しております。
しかし、元々がきちんと作ってあるものなので、補修をして新しいお家で継続して使うことにしました。

引っ越しの日が徐々に近くなり、いろいろな手配や段取りがたくさんありますね。

楽しみながら準備をしようと思います! 
16 11月

袴が裂けた!

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

実は昨日、伊勢での移動中、不吉な音がしたんです。
「ビリ!」っと、、、、

なんと、袴の一部が裂けてしまったんですね、、、
車に乗り込んだ時に音がしたので、裂けたところに負荷がかかったのでしょう。

今日、ゆっくりとみてみると、オレンジ色の丸をつけたところが裂けています。
ちょうど山折りの頂点のところです。
着た時に、ちょうど左膝の前辺りの場所なんです。

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近づいてみると、よくわかります。裂け目の長さは15cmくらいでしょうか。


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実はこの袴、2年ほど前にも別のところが裂けて、応急措置的な補修をしてもらっています。

この袴は、約30年ほど前に、高校生だった私に、祖母が作ってくれたものなのです。
本来「袴三代」といって、袴は長持ちすると言われていますが、私が着用する頻度は、一般的な方と比べるとだいぶ多いと思います。多い時は、年間30回以上つけていますから、、、、

そう考えると、そろそろ次の袴を考える時期なのかなと前々から思っていて、呉服屋さんに値段などを問い合わせていたんです。

直近では、11月27日にこの袴を着る予定でおります。それに間に合わせるために、今日、お世話になっている悉皆屋さんと、30年前にこの袴を作ってもらった呉服屋さんに相談したところ、「間に合わない」との返事。

2年前も緊急で補修をしてもらったのですが、その時はなんとか間に合いました。

今回は、日本の着物メーカーなどがコロナの影響で海外のお針子さんに仕事が発注できず、その代わりに国内のお針子さんに仕事が集中しているとのことで、今は、緊急の補修が受けられないとのことなんです。こんなところまで、コロナの影響が出ているんですね。

・この袴の補修が間に合うか。
・27日の衣装をどうするか。
・新しい袴を作るか。

うーん、潜在化していた問題が顕在化してきました。


 
15 11月

伊勢へのグランドツーリング2日目

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

本日15日は伊勢へのグランドツーリング2日目で、無事に前橋に戻ってきました。

伊勢神宮の内宮へ参拝し、御垣内参拝と、大大神楽奉納という、とっても貴重な体験をさせていただきました。このために、紋付袴羽織での参拝となりました。


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今日はそのほかに、「おはらいまち通り」や「おかげ横丁」の散策、伊勢神宮の外宮、月読宮の参拝と、大変盛りだくさんの一日でした。

私としては、宮城道雄先生の作曲作品に「五十鈴川」という曲があるのですが、その五十鈴川を間近で見られたこと。また、伊勢神宮を題材にした古曲「御山獅子」の世界に触れられたこと。そういったことができた大切な時間となりました。

前橋までの帰り道は、行きとは違う道にしようと思い、伊勢道→伊勢湾岸道→東名・新東名→圏央道→関越道を通り、6時間半の工程となりました。

2日間で1,000kmを超える距離を運転しましたが、目の衰えは感じるものの、体はまだまだ元気です!

後日改めて、写真をみなさんにもお見せしたいと考えております。





 
14 11月

伊勢へのグランドツーリング1日目

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日14日と明日は、伊勢に来ております。
縁があり、伊勢神宮の特別参拝のお仲間に入れていただきました。

みなさんの集合時間の日程表などを見ると、電車では到底間に合いそうもなく、前橋から鉄子さんと車で移動しました。

朝6時半すぎに、前橋を出発。

あまり知らない地域を走るのは面白いですね。

地名を見ると、「どういう経緯でこの地名になったんだろう」と疑問が湧きます。

長野県内の村落を見ると、群馬のそれとはまた違った景色が広がっていて、興味がそそられます。

ニュースなどでしかみたことがない地域名が出てくると、急に身近になります。

また、歴史に出てくる地名が出てくると、テンションが上がります。

「小牧ジャンクション」で、「小牧長久手の戦いだ!!」と一人盛り上がり、「清洲ジャンクジョン」で「清洲会議はここだったんだ!!」と興奮しました。

どこも渋滞がなく、約490kmの工程をちょうど6時間程度で伊勢に到着。

今日は、二見興玉神社に参拝しました。

明日、長年の念願だった伊勢神宮にお伺いします。 
13 11月

11月27日の演奏曲目について③

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

11月27日の「歌と邦楽器によるコンサート 祈り、想ふ」の演奏曲目についての3回目です。

1回目は、ユーミンや中島みゆきさんの曲について、2回目は、群馬や前橋に関係した曲についてお話をさせていただきました。

3回目の今日は、お箏らしい曲も演奏するので、その曲目についてお話させていただきます。

一曲目は「秋風の曲」。

江戸時代後期に活躍した光崎検校の作曲です。
題材は、玄宗皇帝と楊貴妃の物語、白楽天です。

玄宗皇帝は楊貴妃を寵愛するあまりに政治が疎かになり、 安史の乱を招きます。
反乱の中で、皇帝は寵妃の殺害を命じざるを得なくなります。 
反乱が落ち着き、皇帝たちは都に戻りますが、半軟禁状態に置かれ、そこには愛した楊貴妃はいません。

それを当時の日本語で謳っております。
お箏の調子(チューニング)はこの曲のために作られた特別のもの。
華やかさと寂しさ虚しさを同時に感じる大曲です。

失った大切な人を想う曲です。

もう一曲は「春の海」。
宮城道雄作曲作品で、お正月は誰でも耳にするあの曲です。
でも、テレビなどで流れるのは冒頭部分で、なかなか全曲をお聴きいただいたことはないのではないでしょうか。 
「新年」というわけではないですが、来年はいろいろなことが再始動することを願い、演奏いたします。 

まちなか音楽祭オモテ
 
12 11月

12月4日・5日、オープンハウスのお知らせ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

かねてから建築中の、新しいお稽古場兼自宅ですが、完成が見えて来ました。
昨日11日、現場で打ち合わせがあったのですが、内装の仕上げもだいぶできてきて、「あ、できるんだな」という感じになっております。

まちなかなので、あまり外に向けて大きな窓を取ることができません。
その代わりに建物中央部にトップライトを設け、そこから光を取り入れる工夫がされています。

そして、2階は天井に連続性を持たせて、トップライトの下の壁を大きなガラスにしたので、非常に広々としています。

しかし、2階は私ども夫婦の生活の場となるので、引っ越し後はあまり見ることができません。
そんな中、設計事務所主催でオープンハウスが開催されます。
2階も見ることができます。

開催日時:12月4日(土)・5日(日)10:00〜16:00

参加希望の方は、設計事務所のホームページから予約して下さい!

ライブ環境建築設計 

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11 11月

11月12日まえきピアノコンサート秋の音楽祭

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

前橋まちなか音楽祭として関わっているイベントの紹介です。

JR前橋駅で毎月開催されております「まえきコンサート」ですが、
今回は「秋の音楽祭」とのタイトルで開催されます。

サックス&ピアノデュオの演奏や、ピアノの演奏、それに「トーンチャイム」も登場します。

また、ベーグルやお菓子、蜜焼き芋などの出店もあります!

駅は、乗り降りするだけの場所ではなく、地域のコミュニケーションの場所でもあります。

電車に乗らない目的で駅に行き、楽しい時間を過ごすのもいいかもしれませんね!

 11月12日まえきピアノコンサート ????????
10 11月

11月27日の演奏曲目について②地元への想い

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

11月27日の演奏曲目の紹介その②です。

今日紹介するのは、「甘楽民謡」と「広瀬川」です。

この2曲は「地元への想い」というテーマで選びました。
どちらの曲も、前橋や群馬に関係しております。


「甘楽民謡」は、昭和初期に生まれた作品です。
当時、現在の富岡市は「北甘楽郡富岡町」でした。
その地域の地域振興を図る「ご当地ソング」として生まれております。
歌詞を一般公募し、そして歌詞の選定と作曲を宮城道雄先生が行ったんです。

この曲は宮城作品としてあまり知られておりませんが、
あるきっかけで私が出会い、それ以来、たまに演奏をさせていただいております。
群馬にゆかりのある宮城道雄先生の作品が見つかり、感無量です。


もう一曲の「広瀬川」は、萩原朔太郎の詩「広瀬川」に曲をつけた作品です。
作曲者は塩原義昭さんといい、赤城山の大沼近くで、旅館を営んでいた民間の音楽家です。
たまたまなのですが、私は塩原さんの奥さんなどとご縁があり、資料を少しいただきました。
伴奏はピアノで作曲されているのですが、それをお箏に編曲してあります。

「広瀬川」、私は朔太郎の詩の中で一番好きな作品かもしれません。

この群馬や前橋にゆかりのある作品を、是非お楽しみ下さい。


まちなか音楽祭オモテ


 
9 11月

ご縁を大切に、、

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日11月9日は、私にとっては大切な日です。

平成20年に亡くなった、母方の祖父の命日なんです。
私は母方の実家で育ち、祖父母にとっては初孫だったこともあり、大変可愛がってもらいました。 いつもいろいろなところに一緒に連れて行ってもらいました。やがて大人になると、祖父が経営していた会社に就職しました。

今でも、そのころのご縁の方とはいろいろなお付き合いをいただいておりますし、祖父の孫であることを意識することはとても多いです。

祖父が望んでいた様な人生は送っていないかもしれませんが、今あるのは、一つは祖父のおかげです。

そんな感謝の気持ちを持って、お墓参りに行ってきました。

そして、もう一つ。

今朝の新聞のお悔やみ欄に、知っている方の訃報を見つけました。

息子さんは小学校から高校まで同級生ですし、今回の喪主である亡くなった方のご主人は、たまたま仕事上で知り合い、後から同級生のお父様とわかり、一緒に飲みに連れて行ったりしてくださいました。

告別式はどうしても参列できないので、弔問にお伺いしてきました。

悲しいけど、人はいつかいなくなってしまいます。
お付き合いのある方とは、心をこめてご縁を大切にしなければならないと感じた1日です。
8 11月

11月27日の演奏曲目についてその①

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

11月27日の「第6回前橋まちなか音楽祭 歌と邦楽器によるコンサート 祈り、想ふ」の演奏曲目についてお話をさせていただきます。

今回は、ソプラノの宮下紗衣さんに出演させていただくので、歌のある曲を演奏することができます。

その中でも、今日のブログは「春よ、来い」と「糸」についてお話をさせていただきます。

この2曲は多くの人に愛されている曲です。
耳なじみのある曲ということで、選びました。

まずは「春よ、来い」ですが、ユーミンの名曲ですね。
歌詞を読んでみると、大切な人を想い、春を夢みる想いが重ねられています。

まさに、今回のコンサートタイトル「祈り、想ふ」にぴったりです。

「春」は、コロナが明けること、そして、大切な人は、今なかなか会えない遠くの友人や身内かもしれません。


そして、「糸」。これは中島みゆきさんの有名な曲ですね。
私も大好きです。

縦の糸はあなた
横の糸は私
逢うべき糸に出逢えることを
人は仕合せと呼びます

最後のここの歌詞、私とっても好きなんです。

やはり、大切な人との想いがこめられていますね。

私たちがこめる想いを、お聴きください。

チケットご予約はこちらからどうぞ!




まちなか音楽祭オモテ
 
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