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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2016年06月

22 6月

教室・お稽古のご案内

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

ここ数日は当地前橋は雨も多く、梅雨らしい天気です。
群馬のダムの貯水率が低くなっているので、せめて梅雨の時期の雨で、少しでもダムに水がたまり、夏場のみなさんの生活に支障がないようになることを祈っております。

このブログでは、演奏のお知らせが多いですが、
私の仕事は「演奏」と、もう一つ「お稽古」があります。

今日はお稽古のご案内をさせていただきます。

1:場所
・前橋教室(本部):前橋市千代田町4-13-8(銀座通り沿い、スズランデパートシューズ館向かい) 
・高崎教室:高崎市通町ビジネスホテル寿々屋内
・桐生教室:桐生市錦町岡福亭内
*前橋が主で、高崎と桐生は予約で決まった日に開設しております。

2: 回数
・1ヶ月3回( 1回約1時間、10歳以下40分)
*ご希望により、増やすこともできます(別料金)

3:費用
・お月謝:8,000円(10歳以下6,000円)
・初期費用:20,000円(爪や最初の楽譜などを含みます。10歳以下10,000円)
*家族割引あります。
*お月謝の他に、楽譜代などがかかります。
*楽器を2つ以上の場合は別料金となります。

4:楽器
・基本的に、ご自宅に一式準備していただき、練習をしていただきます。
・お稽古の時は、持ってくる必要はありません。
・費用:国産新品で80,000円(税別)から。レンタルもあります。


・「ちょっと検討してみたい」「楽器にさわってみたい」という方のために、「体験」もあります(約1時間で2,000円)。

・徐々に上達してきた場合、様々な場所での演奏の機会もあります。

・和服を着る機会もできます。 

・お子様などは、正座や挨拶などの基本的な礼儀も身につきます。

・足や体調の都合で、正座ができない方も大丈夫です!!

疑問点などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 
15 6月

ココロのバリアフリー計画のオススメ

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

今日は「ココロのバリアフリー計画」をみなさんに知っていただきたいと思います。

その前に、「バリアフリー」 はみなさんご存知ですよね。
段差をなくしたり、出入り口にスロープをつけたりして、
車椅子の方やお年寄りなども行動がしやすい街や建物にしよう、ということですね。

私は前職が建設会社勤務でしたので、いろいろな建物を見てきました。
そうすると、
・とって付けたようなスロープ
・傾斜がきつすぎて上がれないようなスロープ
・出入口に段差がないために、夕立の時に室内に雨が入ってきてしまう建物
 そんな、不十分な「バリアフリー」がたくさんあるのです。

だから、今まで、私の中では、「バリアフリーは慎重に計画しなければいけない、難しいもの」という印象がありました。

でも、「ココロのバリアフリー計画」と出会い、 その考えが変わりました

私は、縁あって友人がきっかけで、「ココロのバリアフリー計画」を知りました。
私の身の回りには、車椅子生活の方や介助が必要な方はあまりいません。
ですから、そういった方に出会っても、「どうしたら良いのかわからない」というのが正直なところです。また、「段差があったらだめなんじゃないか」「車椅子が入れるトイレがないとだめなんじゃないのか」という固定概念がありました。

でも、違うんです!

「ココロのバリアフリー計画」を運営されている池田君江さんは、平成19年に発生した渋谷の温泉施設の爆発事故に遭い、車椅子生活となった方です。計画は、君江さんの車椅子での生活の実体験をもとに始められました。

車椅子を使っている方お一人お一人、使っている車椅子が違います。
だから、そんなに大きくない車椅子であったら、普通のトイレでも入れるかもしれないのです。外出前に、行きたいお店のトイレの入り口の幅がわかったら、そのトイレに行けるかどうか、判断できます。
また、ちょっとした段差などであっても、周囲の人のちょっとした手助けがあれば超えられるのです。

ですから、必要なことは、トイレの入り口の幅などの「情報」と「ちょっとしたお手伝い」であり、それが、「ココロのバリアフリー計画」なんです。

お店や会社などを経営している方が「ココロのバリアフリー計画」のメンバーになると、
トイレの入り口サイズや、段差の高さといった、ご自分のお店の情報を登録します。

車椅子などを利用している方は、出かける際に、それらの情報を見て、入れるトイレなのか、超えられる段差であるかどうかを判断します。

そして、もし車椅子などの方が来た場合は、
「お手伝いしましょうか?」
「何かできることはありますか?」
声をかけ、ちょっとお手伝いをして差し上げてください。
段差があっても、みなさんのちょっとした手助けで超えられれば、入れるかもしれないのです。

それだけでいいんです。
その、気持ちが大切なんです!

サポートが必要な方にとっては、出かけられる範囲がぐんと広がり、選択肢が増えます。
メンバーになったお店などは、大きな工事などをしなくても、新しいお客様が増えるチャンスになります。
こんなお店が増えて、車椅子の方やお年寄りなどが、出かけやすい社会になると、とても素晴らしいですね!

加盟店になる費用は、
・加盟料:2,000円
です。
*詳しい手続きは、この記事の最後のリンク先を参照して下さい。

そして、メンバーになるとステッカーが来るので、それを見やすいところに貼りましょう。
目印になります。

当然、私のお稽古場にも。

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先日、池田君江さんが群馬にいらっしゃり、共通の友人たちと集まり、お話をし、お酒も飲みました。明るくてとっても素晴らしい方!

ぜひみなさん、ココロのバリアフリー計画のWebをご覧になって、メンバーになってください!

 
8 6月

6/11山上城郷右衛門まつり

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

突然ですが、「山上郷右衛門」という武将の名前を知っていますか? 
おそらく、ほとんどの方が、

「誰??」

という反応になると思います。

実は私も、今回のイベントのお話をいただくまでは知らない名前でした。

しかし、山上郷右衛門は「戦国一の交渉人」と言われ、伝令将校として活躍した名将です。
当初は北条家の家臣として小田原攻めの際に豊臣秀吉と対峙し、のちに能力を買われて徳川家康につき、関ヶ原の戦いでは伝令将校として何万もの大群を動かした名将です。その活躍は、司馬遼太郎の「関ヶ原」などの作品に描かれています。

言ってみれば、武力で名を挙げたのではなく、知力で活躍した武将と言えます。
今の様にすぐに連絡が取れたり、移動できる時代ではありません。
主君から全権委任を受け、命をかけて敵将と向き合い、主君の一族郎等のの運命をかける。
そんな人物だったのでしょう。

どうですか??
きっと山上郷右衛門がどんな人だったか、興味が湧いてきたでしょう!

そんな彼は、晩年桐生市新里町内の山上の地で過ごしたという事実が近年わかってきました。昨年6月には、山上郷右衛門が建立されたとされる常広寺に供養塔が開眼しました。
さらには、山上郷右衛門の知名度を高め、ゆかりの地である小田原や寄居・大胡・前橋などの各地と連携し、「大河ドラマ化」という夢が地域でおこっております。

そんなプロジェクトのスタートとして、「山上城郷右衛門まつり」が開催されます。


山上城 郷右衛門まつり

会場:山上城跡公園、新里郷土文化保存伝習館、常広寺、城山幼稚園(桐生市新里町)

開催日時:2016年6月11日(土)10:00 ~ 18:00

そのオープニングとして、演奏をさせていただきます。
広大な山上城跡公園で、20分ほどの時間をいただきました。
さらにさらに、戦国武将の雰囲気を盛り上げるために、
和太鼓 純〜ki-to〜 
という和太鼓ユニットのメンバーもお迎えし、
箏と和太鼓で、盛り上げていきます。 

会場は、こんな広々とした城跡の公園!
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イベントの詳細は、こちらのFacebookページをご覧になってください。
また、地元の「上毛新聞」での紹介記事も掲載させていただきます。 

 2016-04-29上毛山上郷右衛門

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3 6月

まえばし紫陽花フェスティバル

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

6月になり、昼はだいぶ暖かいですが、朝晩はまだまだ涼しいですね。
もう少しで、梅雨に近づいてくるでしょう。

そんな季節にぴったりの花って、なんでしょう。

そう、紫陽花です。
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前橋市の中心には、広瀬川という、大変美しい川が流れています。
周囲には遊歩道や公園も整備されていて、また自然も豊かで、前橋のシンボルの一つとなっています。

その川の周囲に、数年前から有志の方たちが紫陽花の花を植えていました。

また、この辺りは前橋が生んだ口語自由詩の父、萩原朔太郎が実際に日々を過ごしていた地域で、萩原朔太郎関連展示を中心とした前橋文学館もあります。そして、この4月から、萩原朔太郎の孫、萩原朔美さんが、館長を勤めていらっしゃいます。その萩原朔太郎は、「こころ」という詩の中に、紫陽花の花を詠っています。

ここで、「萩原朔太郎」「紫陽花」がつながりました。

ということで、「萩原朔太郎」「紫陽花」をキーワードとした、
まえばし紫陽花フェスティバル
を開催することになりました。
僭越ながら、前橋の活性化を願う有志として、実行委員になっております。

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(切り絵作家大橋忍さんによるロゴマーク)

 フェスティバルの期間は、6月2日から7月10日まで。
そう、もう始まっているのです!

前橋の中心市街地やその周辺の協賛店舗の店頭には、紫陽花の花が飾られています。
そして、協賛店舗の一覧のマップが配布され、そのマップをそれらのお店に持参すると、
そのお店独自のサービスを受けることができます。

私のお稽古場では、「ワークショップ・演奏体験の半額券」を差し上げます。
ワークショプは後日開催で、演奏体験は予約制となります。

また、
まえばし紫陽花美人撮影会
前橋まちなか紫陽花写真コンテスト
紫陽花アート展

といった個別イベントも開催されます。
詳しくは、Facebookページからご参照ください。 

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そして、もう一つのイベントがあります。

まえばし紫陽花音楽会
時:6月11日(土) 開場:16時、開演:16時30分
場所:まえばしまちなか音楽館(中央通り沿い)
入場料:500円

問い合わせ先:まえばしまちなか音楽館:027-289-0492 

いろいろ調べているうちに、前述の萩原朔太郎の詩、「こころ」に、
群馬大学の西田直嗣先生が曲をつけていることがわかりました。
西田先生にお会いして、その歌の演奏をお願いしたところ、ご快諾いただきました。
そして、「こころ」をはじめとする萩原朔太郎ゆかりの歌などを、「群馬おきりこみ合唱団」が歌います。

また、アコーディオン奏者のRinnさんが、やはり萩原朔太郎に関係する曲を、弾いて歌ってくれます。その中には「こころ」の詩にRinnさんが作曲した曲もあり、西田先生の曲とどんな化学反応が生まれるのか、楽しみです。 

そして、私も、「機織る乙女」を演奏させていただきます。
これは、萩原朔太郎が唯一作曲したマンドリンの曲で、前橋文学館のBGMになっております。その曲を私がお箏に編曲しました。音楽会のオープニングで演奏します。

6月は、前橋のまちなかで、ぜひ紫陽花をお楽しみ下さい! 
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