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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2017年11月

28 11月

「音の出会い〜フルートと和楽器の共演〜」が終了いたしました。

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。 

11月25日、「第3回前橋まちなか音楽祭 音の出会い〜フルートと和楽器の共演〜」が終了いたしました。

会場の煥乎堂ホールには沢山のお客様がお運びをいただき、大変ありがとうございます。

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前半は、フルートの羽鳥美紗紀さんと、私がソロで交互に演奏させていただきました。

・シリンクス(フルート/ドビュッシー)
・秋風の曲(箏/光崎検校)
・無伴奏フルートのためのパルティータ より(フルート/J.S.バッハ)
・5つの呪文 より(フルート/ジョリヴェ)
・七小町(三絃/光崎検校)

羽鳥さんのフルート演奏は、舞台袖で聴いておりましたが、その繊細な音が、体の中にすーっと入ってくる感じがしました。

特に、ジョリヴェの「5つの呪文」は、本当に呪文にかかってしまうような個性的なメロディでしたが、尺八と似たような音もあり、とても興味深かったです。
今回は5つの楽章のうち、2つの楽章の演奏でしたが、ぜひ全曲聴いてみたいですね。

後半は、二人の合奏で、

・G線上のアリア(フルートと十七絃/J.S.バッハ)
・糸(フルートと箏/中島みゆき)
・春の海(フルートと箏/宮城道雄)

でした。

アンコールは、地元群馬にちなみ、「草津節」。
チョイナチョイナ!がユニゾンで響きます。

いつも舞台本番が終わると思うことなのですが、今回の舞台に向けて準備をして参りましたが、演奏上、得るものもありますし、大いに反省点もあります。

今回の経験を次に生かし、さらに精進を進めて参ります。

また、お客様からいただいたアンケートでも、運営で改善すべき点も気づきましたし、お客様に好印象だったこともあります。一つ一つのご意見を大切に拝見しております。改善点は、やはりとてもありがたいご指摘です。これからのコンサートの充実のために生かして行きます。

今回は、司会に奈良のりえさんに入って頂きました。
やはり、進行の間や、アナウンスで作って頂いた空気など、コンサートの格を上げて下さいました。
また、楽器運搬や舞台設営でお世話になりました、きくや楽器店さん、そして受付や運営を担って下さったスタッフの皆様や煥乎堂の方々にも、大きな協力をいただきました。
そしてもちろん、ご来場いただいたお客様、そして関係した全ての皆様に感謝申し上げます。

終演後は、打ち上げ!

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そして翌日は、「温故和楽会」定期演奏会でした。

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これにて、本年中の私のコンサート等の出演は終了いたしました。
現在、来年の活動準備中です。
決定いたしましたら、またご案内差し上げますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 
19 11月

11/25「音の出会い」まで一週間を切りました

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

日一日と寒くなっておりますね。
皆様、風邪などになりませんよう、お気を付け下さい。

さて、11月25日(土)開催の「音の出会い〜フルートと和楽器の共演〜」まで、一週間を切りました。 
今週は、プログラムを作ったり、細かい打ち合わせや備品の準備など、バタバタします。
そして、もちろん、演奏曲の準備に一番心を注ぎます!

先日、共演者であるフルートの羽鳥美紗紀さんと、下合わせを行いました。
二人で合奏する曲は、どれも皆様に耳馴染みのある曲ばかりで、リラックスしてお楽しみいただけると思います。

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二人の合奏曲は、
J.S.バッハの「G線上のアリア」
中島みゆきさんの「糸」
宮城道雄作曲の「春の海」
を予定しております。

「G線上のアリア」は、フルートと十七絃で演奏いたします。
「十七絃」は、宮城道雄先生が開発した楽器で、通常のお箏よりも糸が多くサイズも大型で、低くて太い音が出ます。
フルートの音との響きが楽しみです!

「糸」は、結婚式などでも定番となっている曲。
私もとても好きな曲の一つです。

「春の海」は、通常はお箏と尺八の合奏曲ですが、今回は尺八パートをフルートで演奏いたします。尺八とは、ちょっと味付けが違う曲になるかもしれません。

私がソロで演奏する曲は、江戸時代後期に作曲された古典曲が2曲です。
「秋風の曲」「七小町」で、両方とも光崎検校の作曲です。
やりたい曲を考えていたら、偶々同じ作曲者の2曲となりました。
特に「七小町」は、今年展開した「地歌箏曲を愉しむ」シリーズで尺八との合奏で演奏してきた曲ですが、今回は私の三絃独奏で挑戦いたします。

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そして、本コンサートは「第3回前橋まちなか音楽祭」の一環で、お楽しみは音楽だけではありません。
「音楽で前橋のまちなかに人が集まる」という趣旨に賛同して下さった飲食店が「タイアップ店舗」として、独自サービスを提供して下さいます。

「音の出会い」が終わるのは、土曜日の夜7時くらい。
終演後は、ぜひ「タイアップ店舗」でお楽しみ下さい!!

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「音の出会い 〜フルートと和楽器の共演〜」、まだお席に余裕があります。
・時:平成29年11月25日(土)開演17時
・所:煥乎堂ホール
・料金:2,000円(高校生以下1,000円、当日は各500円増し)

・駐車場は、近隣の有料駐車場をご利用下さい。
・当日券は500円増しとなるため、事前にご予約されることをお薦めいたします。
・挟み込みチラシ等ある方は、私までお問い合わせ下さい。

お問い合わせ・ご予約はこちらから

「第3回前橋まちなか音楽祭」は、11月24日から26日まで、前橋のまちなかで、多彩な音楽イベントを開催しております。詳しくは公式ホームページをご参照下さい。
 
12 11月

木村智明さんのコンサートで心を動かされる

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

先日、先輩が出演するコンサートにお伺いしてきました。

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コラボレーションコンサート
木村智明 & スペシャル・フレンズ
マリア・ヴォショチェヴスカ & マシュー・フーバー

出演者は、
ピアノの木村智明さん、
ヴァイオリンのマリア・ヴォショチェヴスカさん、
チェロのマシュー・フーバーさんのお三方です。

木村智明さんが、中学の先輩なのです。
私が中学1年生の時に3年生で、卒業を待たずに渡英され、イギリスで研鑽を積み、今でもイギリスをベースに活動をされております。

木村さんが渡英されるときに、全校生徒を体育館に集めて演奏をされましたが、その時のことは良く憶えています。

今はFacebookで繋がっており、先日も木村さんが一時帰国されたときに一緒に食事をいただいたりと、交流をさせていただいております。

今回のコンサートは、木村さんと、イギリスの友人であるマリアとマシューの3名が来日され、コンサートを開催されました。

マリアのヴァイオリンの表情豊かな音、マシューの心に響くチェロ、そして木村先輩の深みと軽やかさが同居しているピアノ、素晴らしかったです。
世界を感じました

どの曲も感銘を受けましたが、一番印象に残ったのは、
チェロとピアノによるシューマンの「アダージョとアレグロ」でした。
特に、後半のアレグロ。
久しぶりに音楽で心が動かされました

音楽の世界にいる者として、音の追求、そしてそれがお客様にどうやったら届くのか、それは常に模索しています。
どうやったら、あんなに心に響く演奏ができるのでしょうか。
とても刺激を受けたコンサートになりました。

終演後には、出演の3名からサインをいただき、木村さんと記念撮影!

30のコピー

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さりげなく、「第3回前橋まちなか音楽祭」のプログラムが映り込んでいます。
この日、お客様に挟み込みで配布して頂きました。

まだチケットに余裕がありますので、是非お出で下さい!

11月25日(土)開演17時
くわしくはこちらまで!


 
6 11月

お箏のメンテナンス

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

この週末は三連休の方も多かったかと思います。
私は5日の日曜日にお休みをいただき、妻鉄子と出かけてきました。

今日の話題は、お箏のメンテナンスです。

お箏という楽器は、基本的なことを気にしていれば、あまりメンテナンスに手間やお金がかかる楽器ではありません。でも、絃楽器なので、張ってある糸が緩んできたり、稀に糸が切れてしまったりします。
そいうった場合には2つの方法があります。

1:「天地」といい、糸の左右を入れ替える。
お箏の糸は、端っこの方に丸まっているところがあり、実はそこは予備になっています。

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上の写真は、丸い部分が、予備です。
この部分は、「龍頭」と呼び、演奏する側とは反対側です。

糸は、写真の下の方から上がってきて、「龍角」という出っ張っているところで下に曲がり、金具のある穴に入り、胴の内部を通って胴の下にある穴から外に出て、写真で言うと上の布のところから折り返して来ます。そして、龍角の上の結び目で止め、余った部分を丸くしています。

おおざっぱに言うと、糸は、丸い部分を含めると、お箏の長さの2倍くらいの長さがあります。
ですので、切れたり緩んだりした場合は、丸い部分を演奏側に持ってくるように張り替えます。左右の入れ替えですね。これを「天地」と呼びます。

そうすると、丸まっている部分を演奏に使い、現在演奏につかっているぴーんと張ってある部分が、丸い部分となります。

2つめの方法が、新しい糸に張り替えることです。
一回天地をした糸などは、再利用せずに、張り替えます。
私は「常磐」特選という糸を使っております。

どのくらいのインターバルで「天地」や新糸の張り替えを行うかというと、練習量や保管方法などにもよりますが、お稽古に来ている生徒さんでしたら、数年に一度で良いかと思います。

私たちの様に、毎日何時間も弾いていると、張ってある糸が緩んで来て、音の響きに影響があるので、もっと早くにメンテナンスを行います。
私の場合ですと、新しい糸を張り替えてから半年程度で「天地」を行い、もう半年くらいすると新しい糸に張り替えます。
そして、それまでに使っていた糸は、他のお稽古用のお箏などの糸の張り替えが必要な時に使います。

今日、楽器屋さんにメンテナンスに出していたお箏が戻って来ました。

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じゃーん。
これが、私が自分の練習や、演奏の本番に使っているお箏です。

今回は新しい糸に張り替えました。
前回は4月に天地をし、9月になったころに糸の緩みが気になってきて、9月の演奏が終わって、楽器屋さんにお預けしました。
張り替えのついでに、お箏の表面に付いてしまった傷の修理もしていただきました。

気持ちも新たに練習できます。

しまうときは、糸と胴の間に布を敷き、胴と糸の保護をします。
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そして、今回このお箏から外した糸ですが、別のお箏に張りました。
しばらく前にいただいたお箏を、楽器屋さんに修理していただいたので、そのお箏に張ったのです。
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ちょっと古いお箏ですが、今回のメンテナンスで、お稽古などでしたら十分に使えるようになりました。レンタルや、中古で探している方などにも対応できます。

この様に、お箏は、長持ちするし、適切な時期に信頼できる和楽器屋さんにお任せすれば、最良の状態を長く保つことができます。

ですので、とっても経済的な楽器と思います。
わからないことやご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。




 
2 11月

群馬県立前橋高校創立140周年記念式典

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

今日は、母校前橋高校創立140周年記念式典に出席してきました。
会場は、前橋高校の体育館です。

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同窓会の学年幹事を仰せつかっているので、会議室などには年に1〜2回は行きますが、体育館に入るのは、卒業以来初めてです。
体育館は、ほぼ、卒業時のままでした!
卒業式の最後、卒業生退場の時に、火災報知器のベルが鳴ってしまい、爆笑が起こったことを思い出しました。

来賓や同窓会、PTAなどの関係者約140人と、在校生・教職員など、1,000名以上が参加する大規模な式典です。

記念式典では、校歌斉唱があったのですが、吹奏楽部の演奏に合わせて1,000名以上が歌う校歌は、迫力があります。吹奏楽の伴奏で歌う校歌、とても良かったです。

記念式典の後には「記念講演会」が行われ、昭和47年卒業の2名の方が講師として登壇しました。
その2名とは、
岡崎浩巳さん
桜井俊さん
で、お二人とも前橋高校卒業後は東京大学法学部に進み、その後は公務員の道を歩まれ、総務省の事務次官をお勤めになりました。
地方の高校の同級生が、2名同じ役所の事務次官になるというのは、極めて稀とのことです。

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お二人からは
・高校時代どう過ごしたか
・どういう勉強をしたか
・大学時代の過ごし方
・なぜ公務員になったか
・公務員の仕事の中で印象に残っていること
・これからの日本はどうなっていくのか
こういった観点からのお話をなさいました。
主に現役の高校生向けの内容ですが、私共社会人にも参考になるお話が沢山ありました。

桜井俊さんのご子息は、芸能界で活躍されておりますが、その名前の由来のエピソードも披露される一場面もあり、意外なことを知ることができました。

やはり自分の母校は、心がなごむ場所です。
知らない人同士でも、同じ学校を出た、というだけで心のバリアがなくなります。

社会に出ると、人脈の大切さを身にしみて感じることが多々あります。
自分の学年の中の輪を、みんなで広げて行きたいですね。

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今日は着物でした。

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