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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2018年10月

30 10月

12月8日「箏の調べと名香から恋を聞く」

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

とっても素敵なイベントのご案内です。
香道と箏曲を楽しめるイベントです。 

群馬県伊勢崎市にある「カフェプレール」
大正ロマンのノスタルジックな空間と、こだわりのお食事で人気のカフェです。
12月に5周年を迎え、また現在併設された「文化邸」のリニューアル工事が進んでいます。

5周年とリニューアルを記念し、
「箏の調べと名香から恋を聞く」を開催いたします。

301208チラシ


イベントは大きく2つの体験ができます。
まず、香道を体験できます。
香道は、安藤家御家流の矢端晴美さんがコーディネート。

香道は集中するのでちょっと疲れるかも。
ということで、後半はお茶を飲みながら音楽を聴こう、ということで、私が出演させていただきます。

今回の内容のテーマは「伊勢物語」。
ということで、「吾妻獅子」を演奏いたします。
それと、「秋風の曲」。はかなくも悲しい楊貴妃の物語です。

イベント終了後は、そのままカフェでのんびり過ごすこともできます。

ノスタルジックな空間で、日本の空気をぜひ楽しんで下さい。

日時:12月8日(土) 14時開始(16時半から17時頃に終了予定) 
料金:一般3,500円、中学生以下2,500円


ご予約方法
1:こちらのページから予約
2:チラシに記載の連絡先に連絡
3:下記にご連絡下さい。

・電話:027-212-7284
・メール:info@hajime-koto.jp

カフェプレールさんホームページはこちら

以前カフェプレールで演奏させていただいた時の写真です。
こんなに美しい会場ですよ!

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29 10月

箕輪城まつり

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日10月28日、「箕輪城まつり」に参加してきました。

箕輪城は、現在は高崎市となっている旧箕郷町(その前は「箕輪町」)に、16世紀にあったお城で、昨年の大河ドラマ「おんな直虎」の舞台の一つでもあります。

戦国末期には井伊直政が居城としておりましたが、その後高崎にお城を移したため、お城としての歴史に幕を閉じました。

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「箕輪城まつり」は、そのお城をもっと有名にしようと、16年前から開催されており、甲冑を着た人による武者行列や攻防戦などを行うイベントです。

実行委員の中に知人がおり、その知人がステージで太鼓や演舞を行うということで、お手伝いに行って来ました。

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あまり屋外での演奏はしないのですが、季節的に暑すぎず寒すぎずの時期なので、今回は参加させていただきました。でも、この日は想定よりも少し暑かったです、、、

音楽のプロデュースは井上日出来さん、そして太鼓は前橋を拠点に活動するアイドルKiss Mazicの二人が演奏します。

事前に太鼓と伴奏の曲を送っていただき、私は前奏と、即興の音を付け足す演奏を行いました。井上日出来さんは、本番では津軽三味線を演奏されたので、太鼓・津軽三味線・太鼓にお箏の音が加わり、実行委員を務めるしゅうさんが演舞を太鼓を担当しました。

風もなく、天気もよく、爽やかな一日となりました!

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終演後の記念撮影。
左が井上さんご夫妻、浴衣を着ているのがKiss Mazic、陣羽織が実行委員のしゅうさん、そして右が写真撮る前に着替えちゃった私、、、

しゅうさんは、ここに「和のテーマパーク」を作りたいという夢を持っています!


 
28 10月

岡本太郎と「今日の芸術」を見てきました

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日10月28日、お昼過ぎに演奏の仕事が終了し、久し振りに午後はOFFにしてみました。
妻鉄子と一緒に、アーツ前橋で開催中の『岡本太郎と「今日の芸術」』を訪問。

1954年に岡本太郎が発表してベストセラーとなった著作「今日の芸術」に沿った展示となっております。
本の各章のエッセンスを解説し、代表的な文章を紹介し、それに関連した岡本太郎の作品や写真、収集したものなどを展示しています。

それにより、岡本太郎の理念や影響された風土・習俗を感じ、それらを咀嚼した岡本太郎作品にどうつながるかを、体感することができます。
 

正直なところ、今まで岡本太郎のことを、しっかりと、かつ系統的に見たり考えたことはありませんでした。「太陽の塔」の写真や模型、前橋に最近やってきた「太陽の鐘」などを見てはいましたが、その創作の背景や想いは知りませんでした。

今回の展示を見ることにより、私の中に岡本太郎の内在的基本論理が入ってきて、作品の感じ方も変わり、岡本太郎が身近になりました。

岡本太郎が影響を受けたのは、形式や洗練が生まれる前の、もっと原始的な、素の人間のエネルギー。現代において、自分の内なるエネルギーを表現し、見た人に衝撃を与え、生活を変える。それが芸術で、キレイで整っている必要はないんです。

そうすると、岡本太郎の作品の中の太い線の力が、彼自身のエネルギーに感じられます。だけど、それがなにをいいたいのかは、わからないし、わからなくていいんだと思います。それは頭で考えるものでなく、見たときに私の心の中に感じた、ドロドロした黒い力、なんとなく胃袋の中がぞわぞわする様な感覚、それを感じればいいのではないでしょうか。

では、音楽とは何なのか。特に、自分のオリジナルではなく、先人達の曲を演奏するということは、自分の内なる想いとどう重なるのか、それをもっと突き詰めなければ。

展示の詳細はこちらから。


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新聞紙とガムテープでできた作品。(ここだけは撮影可能でした)

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見終わった後、妻鉄子と。

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 首の角度が違った!
26 10月

前橋中心市街地活性化にまつわる上毛新聞の記事

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日今日と、地元の上毛新聞に、前橋の中心市街地に関する記事が出ております。

まずは、10月25日のトップ記事。

301025上毛前橋中心街再開発
次に、10月26日の三山春秋。
301026上毛三山春秋

私がお稽古場を置いている前橋の中心市街地(千代田町)は、
大分前から衰退が叫ばれ、いろいろな活性化策が出されてはいますが、なかなか実現していません。

でも、この3年半、私がお稽古場から定点観測をしていると、徐々に人通りが増えてきて、寂しさが底を打った感じがしています。
実際に、飲食店などの新規開店がけっこうあるんです。


現在の千代田町は、昼よりも「夜の町」という性格が強いです。
私を含め、酒飲みが楽しい町です。

飲食店は、大手チェーン店ではなく、個人営業のお店ばかりです。
その分、店主のこだわりがあったり、個性的なお店が多く、私はそういうお店が好きなんです。
ですので、千代田町は「個人店が集まる町」だと思っています。

上に紹介した「三山春秋」の記事の様に、郊外から引っ越してくるお店もあるんです。
ですので、町のポテンシャルはあるし、きちんとしているお店は、続いているんです。

今、足りないのは昼間のお店や施設なんですね。
そこで、冒頭に紹介した新聞記事です。

「整備イメージ」を見ると、「教育施設」「複合施設」「業務施設」といった施設が計画されています。
それらの具体的な内容は記事には書いてありませんが、噂によると前橋市役所の隣にある「前橋市立図書館」が移転してくる、という話しも聞いたことがあります。

現在「元気21」の中にある「こども図書館」や「子育てひろば」は、けっこう混雑しています。
ですので、昼間に人が集まる施設がさらに増えて、そこに働く人も増える。
そうすれば、ランチ営業を行う飲食店も増え、さらには物販のお店も増えるでしょう。
それにつれて、そういったお店に来たい人も千代田町に来るようになる。
徐々に千代田町に集まる人が増えて、昼も賑わいが増します。

そんなことを期待します。
私は、千代田町ではまだ若い部類に属します。そして、新規出店組。同じ様な意識をもった意欲ある仲間達と、千代田町の活性化に貢献していきます。
そして、「三山春秋」を書いた記者さんの「覚悟」にも期待して、いつかお会いしたいですね。



 
23 10月

11月18日「文明開化の音がする」コンサートのご案内

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今年は、明治維新から150年の年でもあり、各地で様々な記念行事などが行われております。
当地群馬県でも、「明治維新150周年記念コンサート」が企画されました。

その名も、
文明開化の音がする

時:平成30年11月18日(日) 14時開演
所:アトリエミストラル (高崎市下小鳥町)
入場料:一般3,500円、高校生以下2,000円 (各々早割特典500円引きあり)

文明開化の音がする チラシ表


明治維新前後、当時の日本の人々が聞いていた音楽シーンを再現します。

演奏楽器は、明治時代にキリスト教の宣教師が持って来て、その後学校に広まった「リードオルガン」、幕末から明治に普及し、坂本龍馬夫人お龍も愛したという「月琴」、そして、江戸時代から日本で奏でられていたお箏です。

リードオルガンは、ここ30年ほど、あまり一般的には見られない楽器となってしまいました。
また、月琴も、日清戦争を機に衰退しており、今では長崎でわずかに口伝伝承されているだけです。

ということは、これらの音を群馬で聴けることは、めったにないんです!

出演
・相田南穂子(リードオルガン/あいだなおこ)
・永田斉子(月琴/ながたせいこ)
・鈴木創(箏/すずきはじめ)

上質な響きの音楽ホールで、日本の歴史の激動期に流れていた音に、耳を傾けてはいかがでしょうか。

お問い合わせ・チケット予約は
・鈴木創:027-212-8284 info@hajime-koto.jp
・アトリエミストラル:090-8047-3757 mistralmusica@icloud.com
・Webはこちらから
 
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