みなさんこんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

9月7日から9月9日の2泊3日の日程で、福岡に行って来ました。

所属する流派の「箏曲宮城会全国演奏会」に出演するためです。
通常は東京で開催するのですが、ここのところ地方展開を行っております。

今回は宮城道雄作曲作品を中心に23曲が演奏され、総勢900名程度の出演者が福岡に集いました。
会場の「福岡サンパレス」は客席数約2,300人のホールなのですが、全体にお客様が入っていらして、多くのお客様に宮城音楽をお届けできました。

私は「菊の栄」「交声曲松」の2曲に出演し、ともに十七絃を担当させていただきました。

今回は一番心配されたのが、直前に発生した北海道の地震です。
北海道支部の方の来場が危ぶまれましたが、千歳空港以外の空港からの便に乗り換えるなどの工夫を行い、当初予定の半分強の方が来場され、演奏されたそうです。

それを考えると、音楽には力があります。
聴く人を癒やしたり、元気づけたりすることはもちろん、弾く人にとっても、弾くことのモチベーションを持ち、技術を磨き、そして人格を磨く力です。
それが、音楽を続ける一つの意味だと考えます。

今回、私は初めて福岡県に行きました。
そんなに観光をする時間はありませんでしたが、タクシーの運転手さんやお店の店主さんなどがみな親切にして下さりました。
夕飯を食べる店が見つからず、タクシーの運転手さんに教えていただいたお店がとてもおいしく、もっとゆっくり飲んでいたかったです。
そのお店で飲んだ福岡のお酒、田中六十五、また飲みたいですね。

一つの大きな行事が終わりました。
腰を据えて、コツコツと一歩ずつ進んで参ります。


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演奏会後の記念パーティーには、約400名の会員が出席しました。

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ホテルからの景色。目の前の建物は大相撲九州場所を行う建物で、会場の「サンパレス」は右に見えます。

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ちょっと観光。太宰府天満宮。

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できたての梅ヶ枝餅。

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太宰府駅の照明も「梅」の柄。

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福岡は3日とも雨模様で肌寒い日々でした。
羽田に着いたら、「東京暑!!」と感じました。


□公演日程□
9月15日:日本の音を愉しむ 足利(レストランビアンベニュー、足利市)詳しくはこちら
9月24日:前橋まちなか音楽祭 糸と皮の対話(煥乎堂ホール/前橋市) 詳しくはこちら