こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日今日と、地元の上毛新聞に、前橋の中心市街地に関する記事が出ております。

まずは、10月25日のトップ記事。

301025上毛前橋中心街再開発
次に、10月26日の三山春秋。
301026上毛三山春秋

私がお稽古場を置いている前橋の中心市街地(千代田町)は、
大分前から衰退が叫ばれ、いろいろな活性化策が出されてはいますが、なかなか実現していません。

でも、この3年半、私がお稽古場から定点観測をしていると、徐々に人通りが増えてきて、寂しさが底を打った感じがしています。
実際に、飲食店などの新規開店がけっこうあるんです。


現在の千代田町は、昼よりも「夜の町」という性格が強いです。
私を含め、酒飲みが楽しい町です。

飲食店は、大手チェーン店ではなく、個人営業のお店ばかりです。
その分、店主のこだわりがあったり、個性的なお店が多く、私はそういうお店が好きなんです。
ですので、千代田町は「個人店が集まる町」だと思っています。

上に紹介した「三山春秋」の記事の様に、郊外から引っ越してくるお店もあるんです。
ですので、町のポテンシャルはあるし、きちんとしているお店は、続いているんです。

今、足りないのは昼間のお店や施設なんですね。
そこで、冒頭に紹介した新聞記事です。

「整備イメージ」を見ると、「教育施設」「複合施設」「業務施設」といった施設が計画されています。
それらの具体的な内容は記事には書いてありませんが、噂によると前橋市役所の隣にある「前橋市立図書館」が移転してくる、という話しも聞いたことがあります。

現在「元気21」の中にある「こども図書館」や「子育てひろば」は、けっこう混雑しています。
ですので、昼間に人が集まる施設がさらに増えて、そこに働く人も増える。
そうすれば、ランチ営業を行う飲食店も増え、さらには物販のお店も増えるでしょう。
それにつれて、そういったお店に来たい人も千代田町に来るようになる。
徐々に千代田町に集まる人が増えて、昼も賑わいが増します。

そんなことを期待します。
私は、千代田町ではまだ若い部類に属します。そして、新規出店組。同じ様な意識をもった意欲ある仲間達と、千代田町の活性化に貢献していきます。
そして、「三山春秋」を書いた記者さんの「覚悟」にも期待して、いつかお会いしたいですね。