こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、対象譜の作成を行いました。

なんじゃらほい?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

お箏やお三味線の楽譜って、大規模な合奏曲は別として、2〜3パートの合奏の曲でもけっこうパート譜が多いんです。

ですので、普段は、相手のパートのよく注意すべきところを、書き写したりしています。
でも、曲によっては、全体が対象譜になっていた方が便利な場合もあります。

そういう時は、自作をします。

手順は以下の通り。

1:楽譜をコピー
2:楽譜を一行ごとに短冊状に切る。
3:B4サイズの紙に、短冊状に切った楽譜を、「本手1行目・替手1行目」、次は「本手2行目・替手2行目」の様に、対象譜の順番になるように並べて糊付け。
4:対象譜の1行ごとが分かるように、太い線を記入。
5:ページ数を記入
6:糊付けが終わったら、B4の紙にコピー
7:製本

という流れになります。 

2020-06-11 16.26.46

この作業中、2の時には、短冊になった楽譜が混ざらないように気をつけなければなりません。
また、3の時には、順番を間違えない様に確認しながら行います。
なので、けっこう時間がかかるんですね。

でも、出来た後は、合奏のお稽古の時など、便利ですね。

ー注意ー
楽譜のコピーなどは、著作権の関係で問題があります。
ですので、これは私が自分で使うためだけに作っております。
ご注意下さい。