こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、不意にユニークな来客がありました。
お稽古の合間に、事務作業をしていたところ、お稽古場に見慣れない二人組の女性がやって来たのです。
どうやら、日蓮系の宗教団体の信者らしく、その団体の新聞やチラシを配布しているところのようでした。

だまって話しを聞いていると、
「毎日南無妙法蓮華経を唱えると、往生が楽になる」ということを言っています。

まあ、偶々私の菩提寺が法華宗なもので、お愛想で「私も、お仏壇に唱えてますよ」 と言ってみました。

私としては、「まあ、そうなんですか。うちの方もよろしくお願いしますね」くらいでおさまると思っていたのですが、「他の宗派は効力がなくなってしまい、私たちだけが本物」などと言い出すのです。

そのあともいろいろくどくど言い出すから、
「他の宗派を否定するのは良くないと思う」ということを言ったら、
「でも、立正安国論が云々」などと言いだし始めたのです。

同じ様なやりとりが続き、その度に「でも、〇〇」「でも、〇〇」という言葉が続くので、私もかなり頭に来て、「たびたび『でも』『でも』と反論んされたら失礼ではないか!」と大きな声を出してしまいました。

ここでの教訓。
1:私も、もうちょっと冷静に、相手の言うことに対して論理的に話しができればよかった。ちょっともやもやが続いてしまった。
2:相手の「でも」「でも」という言葉が、私の感情を刺激した。あまり使わない方がいい言葉なのだろう。
3:相手や他社を認める寛容性がないと、自分のいいたいことが聞いてもらえない。