こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

新型コロナウイルスに関連して、国・県・市などから様々な対策が公表・実施されています。
それらの施策を実現するまでに多くの人の努力があったことに、敬意を払いたいと思います。

しかし、群馬県が始めた「STOPコロナ!対策店認定制度」に対して、いくつか思うことがあります。

この施策は、新型コロナウイルスへの対策を、「群馬県が覚え書きを締結した業界団体」が策定した「ガイドラインに基づいて実施している事業所」に対し、「県が認定」するという制度です。

1:情報がない。
「7月17日から受付を開始」し、「各地の商工会議所や商工会連合会が窓口になる」、ということです。ところが、現在(18日22時過ぎ)のところ、群馬県のWebにも、前橋商工会議所にも、受付を開始した旨の情報がありません。

2:業界団体がない場合はどうするのか
私などは、全県的な業界団体がありません。ですので、県と覚え書きを結んでいる団体のガイドラインがありません。ということは、県の認定の対象にならないのでしょうか?
私のお稽古場は、商店街の中にあります。ということは、近所のお店は「認定」のステッカーが貼られ、私のお稽古場だけは貼られない、ということも可能性があります。その場合、お稽古場が、「感染症対策をしていない」という印象をも与えかねません。

3:ニューノーマル創出支援事業の対象にならない
「ニューノーマル創出支援事業」とは、上記の認定された事業所が3者以上連携して、ニューノーマルの視点から事業を創出した場合、県から助成金が出る制度です。
もしこのままですと、私が他の方から新しいことをやろうとしても、その対象になりませんし、また、声をかけてもらえないかもしれません。最初っから、外されてしまうのです。

こんな感想を持ちました。

業界団体がない事業所も、個別に認定の審査を受けられるような制度にできないでしょうか?