こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は毎週水曜日に「まえばしCITYエフエム」からお送りしている「はじめのまえばし心の旅」をお送りします。

昨日7月21日のテーマは、「コーヒーの街」。

最近、いろいろな珈琲店ができています。それぞれ個性があります。そんな様子を見ていると、「実は前橋は、コーヒーの街なんじゃないの!」と思ったんですね。

皆さんも、前橋のコーヒーを楽しんでください!

音声データはこちらからどうぞ、

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私はコーヒーが好きだ。
 

コーヒーを頼むと、豆を引く音がし、やがて粉の上にお湯が注がれる。お湯が沸く数分、カ ラフェからコーヒーが落ちるひととき、せっかちな私でも、その時間を楽しみながら待つこ とができる。それまでの間、その時々で変化して漂ってくる香りが、コーヒーを飲む期待を 膨らませてくれる。


コーヒーの香りが体に入ると、すーっと力が抜けてリラックスできる。そして、あの苦味は、 体を活性化させてくれる様に感じる。
飲み終わった後は、コーヒーの残り香を、口の中でし ばらく楽しむ。


10 年ほど前から、スターバックスが前橋市内にもいくつかできた。洗練された店内で、コ ーヒーを飲みながら、本を読んだり、仕事をしたり、打ち合わせをしたり。私も仕事の途中 で立ち寄り、前の打ち合わせの内容をノートにまとめたり、考え事をしたりと、けっこう使 わせてもらった。


その後、前橋はコーヒーを楽しめるお店が増えてきている。喫茶店やカフェとして店内で飲 むことができるお店、テイクアウトの様に買えるお店、豆を専門に売っているお店、さらに はキッチンカーまで。また、それらの機能を兼ね備えているお店もある。


そして面白いことに、チェーン店のスタバは、コーヒーを飲みながら仕事や勉強などをしな ければならない様な気持ちになるのだが、個人店は、そこに流れる時間を楽しみ、コーヒー を味わうことに専念したくなる。


それぞれのお店がコーヒーの味にこだわり、美味しくてストーリーがあるコーヒーを提供 している。また、大きくて開放的なお店もあるし、小さくてお店の方とおしゃべりをできるうなお店もあり、様々だ。焙煎を店内でっているお店もあるし、いやなど、プ ラスアルルフのコンプトを提供してくれるお店もある。また、コーヒーに合うお菓子を 丁寧備してくれるお店もある。そしてほぼ例外なく、インテリアにこだわりがある。地 方都市で、これだけ多彩なコーヒー店がある街はにあるだろうか?


コロ
ナ禍で遠出がられる、市内でこれだけコーヒーが楽しめるのはありがたい。いっそ のこと、「コーヒーの街」を名乗ってはどうだろうか?そして、中央イベント広場などで、 それらのお店を一堂したイベントを開して、飲み比べができたら楽しい。

名物というのは、無理るものではないと思っている。気がついたらその地にあ るもの、それが本名物だろう。自然発生的にがりつつある前橋のコーヒー店。しい 前橋の名物になるかもしれない。