こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、太田市に行ってきました。
私は、花粉症の治療をきっかけに、健康管理のために、
定期的に太田市にあるお医者さんのところへ通っております。

今日が、その日でした。

そして、診察等が終わったのちに、太田市美術館図書館に行ってきました。

この施設は、平田晃久氏という建築家が設計し、5つの箱を螺旋状のスロープで結んでいる注目の建物で、多くの賞を受賞しております。以前から中に入りたかった建物の一つなのです。

主たる目的はこれです。


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森竹巳ー造形実験の軌跡ー

くわしくは、こちらのサイトをご覧ください。

森先生の奥様は、私の母方の実家が40年ほど前からお付き合いがある方なんです。
その頃は結婚前で、私の中では奥様はついつい旧姓をイメージしてしまいます。

森先生ご自身、若い頃は学校の先生をしていたこともあり、
私が入学した頃、その学校の先生でした。

そんなご縁もあり、子供の頃から森先生の作品には接しておりましたし、
会社員時代に勤務先にも作品が飾ってあり、日々見ておりました。
子供の頃、ご自宅に遊びに行ったこともあります。

偶々奥様がネットで私の情報を見つけてくださり、メールを下さいました。
それから、メールやLINEのやりとりをする様になり、今回の展覧会訪問となりました。

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(左が森先生)

基本的な作風を共通としながらも、2次元のみならず3次元の作品や、ブラックライトを活用した作品もありました。

また、素材も多くのものを使い、中には身近な材料を使った「百均造形」なる作品群も。
それは、身近な誰の家でもある様なものでも、芸術作品になるということも示しておりますし、作者の発想の豊かさも伝わってきます。

作品を見終わった後は、奥様とおしゃべりもでき、昔のことやご家族のことなど、話が尽きませんでした。

ご縁が復活したきっかけはネットでした。
しかし、やはり人と人との直接なコミュニケーションが根本にありますし、森先生の作品も、直に見ることで、作品に込めた魂が伝わってきます。

なかなか思う様に会えない今ですが、やはり直接触れることの大切さを感じた時間になりました。