こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日8月27日、群馬県の新型コロナウイルスの新規陽性者数は、238名です。
なんか、もう、3桁の数字に慣れて来てしまった感じがあります。

群馬県の8月に入ってからの警戒度などの推移を振り返ってみます。
・8月4日から、県独自の警戒度が最高レベルの「4」に移行。
・8月8日から、20市町村が「まん延防止」のエリアに指定。
・8月20日から、全県が「緊急事態宣言」に。

何が変わったかというと、「警戒度4」では、飲食店でのお酒の提供が20時まで。

「まん延防止」で、飲食店でのお酒の提供の自粛。

「緊急事態宣言」で、県立学校の分散登校や部活の制限など。市町村立の学校は、それぞれの市町村で判断(←これもどうかと思う)。

「まん延防止」から「緊急事態」に切り替わったタイミングは、学校は夏休み中でしたから、現状では、まだこの効果はまだわからないです。

もちろん、「不要不急の外出を避ける」などの要請はありますが、目に見える形での要請の変化というのは、「まん延防止」から「緊急事態宣言」に移行しても、ないと言えます。

去年の全国一律の緊急事態宣言の時には、「音楽教室」に対しても休業要請がなされました。今回もそれと同等の要請がなされると覚悟していたのですが、ありません。拍子抜けしました。

ということは、実質、8月8日から19日間、同じ規制が続いているといえます。

「緊急事態宣言」で何が変わったの?というのが個人的な印象です。

で、効果はどうかというと、まちなかを見ていると、昼間に歩いている人が少し減ったので、多少のアナウンスメント効果はあるのでしょう。

しかし、新規陽性者数は減っていません。

ですので、現状の施策では、対策になっていないと言えます。
もう一つ言えば、飲食店の営業やアルコールの提供をやめても、効果は限定的ということです。

では、どうすれば良いのか。やはり、ロックダウンではないでしょうか。

3週間ほど、行動を規制。その間は、スーパーと宅配業者が連携して、各戸に食料品や生活必需品を配布。国民に一律15万円程度を支給し、そのお金でその間の生活を賄う。

そして、その間は新幹線や鉄道も止め、高速道路などは生活に必要な物資の運搬に限る。
もちろん、海外との人の出入りはストップ。

そろそろ、それくらいの強い施策を検討すべきではないでしょうか。

「今の法律ではできない」という人がいます。
じゃあ、法律を変えればいいじゃないですか。

政治家の皆さんは、今までも、自分たちがやると決めたことは多少強引な手法を使ってでもやっています。今こそ、その時ではないでしょうか。