こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日、ラジオを聞いていて、ハッとすることがありました。

私は車の中では、ほぼ「エフエム群馬」をかけっぱなしなのですが、昨日はちょうど、リリーフランキーさんの「スナック ラジオ」がかかっていたんですね。

もともと、私はリリーフランキーさんの方の力が抜けた感じが好きなのですが、昨日の番組でのお話は、私の考えに一石を投じるものでした。

一緒に番組出ていた女性タレントと話をしていたのですが、そのタレントさんは、SNSなどで「売れたい」ということを頻繁に発言してい姿勢に対して、リリーさんが

「うれたいうれたいっていのを、あんまり言い過ぎると周りが引くよ。けっきょくそれって、自分のためでしょ。」

「オーディションを受けたりする時は、自分が、その番組にとってどれだけプラスになることができるか、という姿勢が必要なんじゃないの」

という様なことをおっしゃったんです。

特に、後半のお話は、私に取ってインパクトのあるものでした。

私も、自分の仕事をもっと大きくしたいという野心はあります。

もっと、多くの門人さんを持ちたい、そして、いいお稽古をしたい。もっと演奏の機会をいただき、多くのお客様に来ていただきたい。 

だから、お稽古の内容を自分なりに反省したり、自分の技術を磨くことに努めています。

でも、じゃあ、そのお稽古が門人さんになにかプラスになっているのか、演奏を聞いたお客様にとって、プラスになっているのか、そして、そういったことが、箏曲の世界や世の中に何か貢献をしているのか。

改めて立ち止まってみると、自分のやり方や考えだけで、走っていたのかな、という感じもしています。

自分が、どれだけ、いろいろな方の幸せにつながることをしているのか。

箏曲を通じ、まちなかの活性化や、人々の心の平和につなげられているのか。

そして、自分が、何ができるのか。

今までは、がむしゃらに突っ走ってきました。
そこから、次の段階に発展するきっかけなのかもしれません。