こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

3月11日といえば、東日本大震災のことを思い出さずにはいられません。

地震発生時、私は車を運転しており、けやきウオーク東側の交差点で信号待ちをしていました。

車が突然大きく震え出し、車が壊れたのかと思ったのですが、周囲の看板などが揺れているのを見て、地震と認識ました。

国道50号の信号が動いておらず、道路も大渋滞。
小さな用務を一つ済ませ、道路が渋滞する中、なんとか当時の勤務先に戻りました。

自宅はマンションの9階で、振動が大きかったのでしょうか。
かなりのものが倒れたり、落ちたり。
十七絃が横倒しになっていました。

停電のため、水道・エレベーターも動かない一夜を過ごしました。

翌日から、お客さまからひっきりなしに連絡が入り、建物の損傷の状況確認に動いたりしました。

そのうちの一軒はかなり損傷が大きく、現場の方に動いてもらい、仮設の間仕切りなどを震災の翌日に設置しました。

しばらくしてお客さまの仙台にある支社の建て替え工事をさせていただくことになり、初めて被災地入りしました。津波にのまれた地域に行ったときの驚きは、今でも忘れません。家や看板など、あったものがなくなり、船や車など、あるはずのないものがそこにある。 自然の力の凄まじさに言葉を失いました。

その仙台の工事は、「民間が独力で行う復興工事」ということで、テレビにも取り上げていただいたそうです。

もし、その頃、今の仕事をしていたら、自分は何ができたでしょうか。

今でも、地元に帰れずに、避難先で生活をしているかたがたくさんいらっしゃいます。

そして、ウクライナでは、生活や故郷を奪われ、命の危機にさらされている人が何万人もいらっしゃいます。

今の自分では、何ができるんでしょうか。

それを広げると、自分は世の中に対して、何ができるんでしょうか。

音楽などの芸術というのは、数多くの動物のなかで、唯一人類だけがそれを楽しめます。ですので、芸術や学問が、人間を人間たらしめるもので、精神的な落ち着きや癒しをもたらします。

やはり、多くの方に日本の音楽を聴いていただき、少しでも心を落ち着けていただけたりする手助けをすることが、私共の使命です。

そのために、自分の人間性を磨き、音楽を磨いていくことを、続けていきます。