hajime_koto

箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

箏曲のこと

29 9月

お稽古のピーク日

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、今週のお稽古のピークの日でした。

私は、だいたい週末のうち1日と、月・火・水に門人さんのお稽古が入っていることが多いです。

とくに火曜日は、朝9時半から、8人から9人。
今日は7人でしたが、終わった今、喉もがらがらで、正座続きで足も痛くなります。

その中でも、自分のテンションが上がって門人さんを上手く乗せられたお稽古などは、かなり充実感があります。

私が心がけなければならないのは、早口になってしまうこと。
ゆっくりとかみ砕いて論理的に説明をすることを、もっと成長して行きたいですね。

明日は夕方からのお稽古なので、ちょっとのんびりできるかな。

なりたい自分になるぞ!

 
23 9月

立奏台の穴に板取り付け

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

お箏を椅子に座って演奏するときには、「立奏台」という台を使います。

私は通常、こういう台を使っています。 

2020-01-01松本楼

横の板が反響板の役割を果たし、音が前の方に響きます。

以前はこういう立奏台を使っていました。

2016-01-09 17.23.09

この立奏台は、海外へ行かれることが多い演奏家の方が開発し、そのために軽量化を求め、板に穴が空いています。

持ち運びにはいいのでしょうが、音の響きという面ではちょっといまいちかもしれません。

今度、立奏台が2台必要な場面があるので、この立奏台も必要になってきました。

そこで、DIYで穴を塞いでみました。 

2020-09-19 20.31.37
これが作業前。

2020-09-19 20.32.56
買ってきた板をあてて、貼り付ける所に鉛筆で線を引きました。

2020-09-19 20.34.45
線の内側に、木工用ボンドを塗り塗り。

2020-09-19 20.35.57
へらを使い、ボンドを伸ばす。ボンドの乾きが早いので、ちょっと焦りました。

2020-09-19 20.42.14
板を張り付け、Cクランプや辞書で養生。 

一晩経過し完成!
2020-09-20 07.49.56
まあ、足下が大きく空いているので、効果は限定的かもしれませんが、少しはましになったかな。 
2 9月

お三味線が戻って来ました

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

先日、私が普段使っているお三味線の皮が破れたことをお話しいたしました。

この度、楽器屋さんから新たな皮を貼った三味線が戻って来ました。 

皮が破れたのは表だったのですが、楽器屋さんによると、裏もだいぶ痛んでいると言うことで、両面を貼り替えました。

使ったのは、表は猫。裏はカンガルーです。

カンガルーの皮は初めてなので、どういう音が出るのか、楽しみですね。

棹の表面に、左手で押さえたときに付いた傷(「勘減り(かんべり)」)があったので、それも補修していただきました。

また、胴も一部補修が必要だったので、それもして下さいました。

リフレッシュしたお三味線、弾くのが楽しみです。


2020-09-02 21.16.58

2020-09-02 21.17.04
 
1 9月

麻生さんのフェイスシールド

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

以前このブログの投稿で、、お稽古中に使うフェイスシールドの紹介をさせていただきました。

このフェイスシールド、呼吸はしやすくて良いのですが、顎のところが支えになるので、そこが気になります。
汗がたまるし、顎から喉にかけて余分な力が入ってしまいます。

あるとき、ふと目に入ったのが、麻生太郎さんが使っているフェイスシールド。

口の前が隔てられているのに、顎の支えがない。

ネットで、「麻生 フェイスシールド」と検索してみたら、すぐに見つかり、アマゾンのお山から来日依頼。

2020-09-01 16.30.27

麻生さんが使っているタイプとは、色違いの白。

こんな感じです。
2020-09-01 16.34.54

黒い湾曲している部分を後頭部に、白いカーブを耳の上に、白い丸を耳の前にあてます。

装着すると、こんな感じ。

2020-09-01 16.34.32

シルバーの部分の長さを調節できて、耳の前の丸いところで、角度を調整できます。
口の周りはなにもなくて、いいかも。
耳の上にしっかりとかければ、丸い部分もあまり気になりません。

お稽古で使ってみたら、またその感じを報告させていただきます。

(注)お稽古の時は、マスクやフェイスシールドの他に、門人さんとの間にアクリルの板を立てています。 
30 8月

ネット配信について私の考え

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、ネット配信についての私の考え方をお話しさせていただきます。
あくまでも、私一個人の考えとしてお読み下さい。

コロナ禍における演奏家や表現者の発信手段として、ネット配信が注目されており、実際に取り組んでいる方もいらっしゃいます。
しかし、私は、ネット配信にはあまり積極的ではありません。

いくつかの理由があります。

まずは音の問題。
私が和楽器を演奏する際に大切にしていることは、楽器の生の音を聴いていただくことです。
ですので、自分で企画をする演奏会は、マイクなどを使わずに、楽器のそのままの音を聴いていただいています。
なぜなら、お箏やお三味線、尺八は、ほとんどの部材が自然でできているからです。
マイクを通すと、お客様の耳に聞こえているのは、スピーカーの音なんです。
同様に、ネット配信ですと、スマホやパソコンのスピーカーに音を依存してしまい、聴いて下さる方が、どんな音で聴いているのかわからず、それは楽器本来の音と違うのではないかと思うのです。

次に、「空気」や「場」の問題。
「音楽を聴きに行く」という時、普段よりちょっとお洒落をして、着物を着たりして、「わざわざ」会場まで足を運んでいただきます。
私の企画の場合は、古民家だったり、カフェだったり、日本家屋だったりと、演奏のイメージに合った会場を選ぶことが多いです。場合によっては、お香を焚いたり、お抹茶を飲んでいただいたりすることもあります。
音楽を聴きに行くことは、そういった「非日常の時間」を感じていただく行為であり、音だけでなく、会場や庭園など、全てが一体となって「空気」や「場」を感じていただくことなのだと考えています。
ネットですと、大げさに言えば、パジャマで寝っ転がって聴くことも可能です。
そうすると、私が感じていただきたい空気が伝わらないと考えています。

そして、「手応え」の問題。
会場でリアルに演奏を聴いていただいていると、お客様の息づかいや空気感で、お客様と演奏者の一体感が生まれたりします。
ネットのライブ配信で演奏をすると、その時の会場の空気感というものが生まれません。
ですので、ネット配信は、「空気から学ぶ」ことが困難で、充実感や手応えを感じることがないんす。

そんなことから、私はあまりネット配信をしておりません。

ただ、ネットの活用として、ブログやLINE公式アカウントでは、私が考えていることや、私のプライベートのこと、そして邦楽に関することなどを日々発信しています。
それは、私自身や邦楽のことを身近に感じ、知っていただきたいからなんです。
そして、演奏会などができるようになったときは、ぜひ直接生の音を聴いていただきたいんです。

でも、ちょっと迷っています。
音楽の役割(特に楽器の生の音を聴いていただく音楽)は、人の心を癒やし、穏やかにすることです。
今の様に、多くの方が不安を感じたり、イライラしている時に、音楽を届けなくても良いのか、という葛藤もあります。

ですので、雰囲気や設えがちゃんとした部屋で演奏し、その動画をアップしておくというのは、一つの方法としてやってもいいかな、という考えも持っています。

LINEの公式アカウントは、こちらからどうぞ。
LINE

 
ギャラリー
  • 半年ぶり足利市での演奏が終わりました
  • 半年ぶり足利市での演奏が終わりました
  • 半年ぶり足利市での演奏が終わりました
  • 半年ぶり足利市での演奏が終わりました
  • 久し振りの演奏で、足利市に行きます。
  • 立奏台の穴に板取り付け
  • 立奏台の穴に板取り付け
  • 立奏台の穴に板取り付け
  • 立奏台の穴に板取り付け