hajime_koto

箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

ことば

23 4月

心救われる一文

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

新型コロナウイルスの影響で、演奏の中止や、お稽古オンラインへの移行、それができない門人さんへの対応の検討など、今までとは異なる状況への対応で、いろいろと戸惑いがありました。

また、「いつまでこの状況が続くのだろう」という言いしれぬ不安感もあります。

一方で、「秋にはこの企画をやろう!」「門人さんとはこのイベントをやろう!」など、コロナの影響が終息したことを前提とすることを考えたりと、前向きになろうともしています。でも、その中で「これ、できるんかな?」という疑問もむくむくとわき上がってきていたりします。

そんな安定していない思考の中、「人類にとっての音楽の必要性」「音楽を仕事としている自分の存在意義」なども考えてしまいます。

音楽は衣食住の様に、生きるために絶対必要なものではないかもしれません。
いわゆる、「不要不急の外出」に当たってしまいます。

自分がやっていることは、社会的に意味があるのか、世の中のためになるのか、そんな疑問もわいてきてしまいます。

そういうことがぐるぐると頭の中をめぐっていると、鉛の塊の様な物体に脳の一部が支配された様な感覚に陥り、心も淀みがちです、、

でも、昨日届いた「ノイエスだより」の一文に心が救われました。

その文章は、筆者が今の時勢の中で感じていることなどを綴っており、途中でちょっと暗い話になってしまっています。
そこで、
「こんな時は、音楽を聴いて心を豊かにしたい」「こんな時だからこそ音楽は心の薬になる」
と書かれています。

この文章が、どんなに私の心を救ってくれたか。
灰色の闇の中で前も後もわからずにもがいている中に、細くても鋭く明るい光明が差したかの様に感じました。

やっぱり音楽は、人の心を豊かにするものなんだ。
改めて、人の心に寄り添い、人を幸せにする音楽を奏でられるように、人格・技術共に磨いて行かねばならないことを認識しました。

※「ノイエスだより」とは。
前橋市元総社町にある「朝日印刷工業」が発行しています。同社は印刷関係からデータ管理・インターネット関連のサービスなどを提供しておりますが、ギャラリーをお持ちになり、文化振興活動にも力を入れています。
 
20 10月

10月20日:今日のことば

初嵐
独り聞く身の先は闇
今聞く身は連理
風晴らす先は比翼の光


みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

今日10月20日、当地前橋は風が強く、秋を感じさせました。
お稽古場の近くを歩いてると、ふと風を体に感じ、立ち止まると風が聴覚から記憶を呼び覚ましてくれました。その時に感じた感覚を、言葉にしてみました。

偶々、昨晩萩原朔太郎のお孫さんである萩原朔美さんと、室生犀星のお孫さんである室生州々子さんの対談を文字に起こした文章を読みました。
その中で、萩原朔美さんが
「前橋はことばの街」
「こんなに詩人を排出している街はない」
「こんなに詩碑がある街はない」
とおっしゃっていました。
それに触発されたのかもしれません、、、

元々文章を書くのは好きですが、このブログではお知らせや説明のみで、「文章」自体は今まであまり発信していませんでした。ひょっとしたらこんな投稿も今後は増えるかもしれません。
 
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