こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日、知人と会話をしていて、いろいろ考えたことを少し。

前橋のまちなかは、ご多分にもれず最盛期に比べてればちょっと寂しい状況になっていて、おまけにコロナ禍でさらに人通りが減っております。

そんな中、いろいろな志ある人たちが、まちづくりや活性化のために動いております。では、前橋のまちなかがどんな街を目指すべきか、ということが、今日話題になりました。

私の考えは、「文化と自然」です。

例えば、都内の繁華街の様に、若い人たちが集まる様な街では、前橋らしい街にはなりません。

前橋には、一つは「萩原朔太郎」が残してくれた遺産があります。
生家の建物がまちなかに移築され、前橋文学館もあります。
さらに、実際に朔太郎が歩いたり飲んだりしていた地域でもあります。

昨年12月には、「白井屋ホテル」がオープンし、アートという観点から注目すべきスポットです。

「アーツ前橋」もあり、さらには空き店舗などにクリエーターなどが集まっているスポットもあります。

さらに将来的には、前橋市立図書館も、まちなかにやってきます。

こんなに文化的な特徴が集まっているんです。

そして、まちの中には広瀬川が流れ、その周囲には大きな木々が植えられています。そして、馬場川も歩道と並行して流れ、その周りがこれから再整備されてきます。

これが、「自然」の軸になるでしょう。

そして、前橋のまちなかには、チェーン店はほとんどありません。
逆に言えば、個性的な個人ががんばっているお店が集まっているということなんです!

そういった、「文化と自然」を軸に、ゆっくりとのんびりと散策でき、個性ある個人のお店を楽しむ、そんな街がいいですね。