こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日29日、アーツカウンシル前橋が開催した、文化芸術市民会議に参加してきました。

コロナ禍における文化芸術活動の在り方について考える内容でした。

まずは、表現者として2名の方の講演があり、その後その2名にコーディネーターが加わった鼎談、その中で参加者も発言するというスタイルでした。

やはり、集まれない中での表現活動として、ネットを使った配信が挙げられますが、それに対する考え方が、皆さんそれぞれ異なります。

また、群馬や前橋という地方としての表現活動について、地域の歴史や経済面からの考察も論点として挙げられました。

最近の傾向として、メディアに出ていると認められ、地方やメディアに出ていない活動はあまり認められない。情報の画一化と共に、自分で評価をしない若い人が増えてきているのではないか、という指摘もありました。

そんな中でも、群馬や前橋にも輝く表現者はたくさんいて、こういう時だからこそネットを使ってそういう表現者を身近に感じ、繋がれるという考察も。

私も自分の経験や考え方を少しお話しをさせていただきました。

いろいろな方の意見を聞き、考えるヒントが多い時間となりました。

私の中の一つの結論は、「万人誰にでもあてあまる答えは、ない」ということです。

表現者がそれぞれ自分の頭で考え、いまの状況下でどうやって発信をしていくか、それを自分なりにしっかりと継続してやっていく、ということが重要かと考えます。 

020830上毛アーツカウンシル前橋