こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。
昨日、車を入れ替えたことをお話させていただきましたが、今日はもうちょっと詳しくお話をさせていただきます。おそらく、車に興味のない方にとっては、「???」という内容になるかと思います。
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モデル名:メルセデスベンツE250
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今のメルセデスベンツは、かなり多くのモデルを販売しております。
セダン・ハッチバック・ステーションワゴン系は、小さい方からA・B・C・E・Sというシリーズ名がついています。AとBは全輪駆動(FF)で、C・E・S・は後輪駆動(FR)となります。
他のボディタイプのモデル名は、SUV系であればその前にGLがつき、EVであればEQがつきます。
例えば、GLAやEQCといった感じですね。
私が今回購入したEクラスは、Cクラスと一番大きなSクラスの間ということになります。
ちなみに、前の車はCクラスでした。
250というのは、Eクラス内のグレードを示しており、昔はエンジンの排気量でしたが、今は排気量とグレード名が一致しておらず、相対的に数字が大きいほどエンジン排気量やパワーが大きいということになります。250は当時では一番小さい数字になります。
そして、当時のEクラスは250だけがスリーポインテッドスターがボンネットの上に生えており、他のモデルはフロントグリルの中に入っておりました。
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年式:2014年
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Eクラスも、これまで何回かモデルチェンジをしております。
私が購入したのは4代目にあたり、2009年から2016年まで製造されていて、その代はW212というコード名です。そして、2014年式は、途中のマイナーチェンジの後のモデルですので「後期モデル」と呼ばれております。
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エンジンについて
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M274と呼ばれているエンジンで、直列4気筒、1,991ccで、最高出力は211ps(馬力)/5,500rpmとなります。パワーウエイトレシオは8.05で、前の車であるC180の9.87よりもパワフルですね。ちなみにJOC08モードでの燃費は1リッターあたり15.5kmで、C180の13.2よりも優秀です。したがって、E250はC180に比べてパワフルで燃費が良いということになります。ガソリンタンクの容量は80リットルですので、理論値では1,240kmを無給油で走ることができます。まあ、実際はリッター10kmくらいで、800kmでしょうか。ちなみにこのエンジンは、先日まで生産していた日産スカイラインの2,000ccモデルにも使われていました。
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ボディサイズ
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全長4,880mm(以下mm)・全幅1,855と、けっこう大きめ。
国産車ですと、トヨタクラウン(15代目)・日産スカイライン・日産ティアナなどと同じ様な大きさになります。レクサスですと、ISよりは大きいけど、ESのよりもちょっと短い感じですね。私の歴代の愛車の中で、一番大きいサイズとなります。
ただ、特筆すべき点はメルセデスベンツの小回り性能の良さなんです。最小回転半径を比較してみると、E250は5.3mで、スカイラン5.6m・ES5.8〜5.9mと、同等の車よりも優秀で、ISが5.2〜5.4mですから、ひと回り小さな車と同じくらいの小回り性能なんですね。我が家の駐車場はちょっと狭いので、うまく入るかどうか心配でしたが、杞憂に終わりました。
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足回りやタイヤ
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タイヤサイズは、245/45/17です。そして4輪同一のサイズ。同年代のEクラスのタイヤサイズを調べてみると、もっと幅広で扁平率が低いタイヤを採用しているモデルがあったり、かつ前輪と後輪のサイズが異なるモデルもあります。そうしますと、スポーティーな走りはできますが、快適性は多少劣ります。
C180のタイヤサイズは225/45/17だったのですが、「16インチくらいのモデル(日本は受注生産モデルのみの設定)の乗り心地はどうなんだろう?」という興味があったので、今回はEクラスでの、そういった位置付けのタイヤサイズのモデルですので、願いも叶いました。また、前後のタイヤサイズが同じですので、ローテーションもでき、経済的です。
サスペンションは「コンフォートサスペンション」となっており、上位モデルの「DIRECT CONTROLサスペンション」と比べると、快適性重視なのでしょう。長距離運転などのときには、タイヤサイズも含めてE250の方が疲れが少ないかもしれませんね。
今回は、最初から「タイヤを新品に交換」という条件でした。ただし、「タイヤは修理工場の在庫にあるもの」ということで、「ミッシェランかコンチネンタル」と言われていました。指定は不可。私はミッシェランが好きなので、ミッシェランが履かれていることを期待していたのですが、コンチネンタルでした。コンチネンタルは初めてなので、どんなタイヤか楽しみではあります。
履いていたのはコンチネンタルのUltraContactUC6というモデルで、ホームページの説明によると「走行性・快適性・経済性をすべて重視するアジアのユーザー向けに開発された、ドライビン部に求められるパフォーマンスのバランスに優れたタイヤ」ということです。サスペンションの設定やタイヤサイズといったE250の性格にはよく合うかな、と思っています。
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内装
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ハンドルは、4本スポークになっています。他のEクラスは3本スポークになっていますが、4本スポークで落ち着いた雰囲気ということでしょう。ステアリング上に配置されているボタンは、他のグレードと変わりありません。
また、他グレードは内装にウッドパネルを使っていますが、E250はアルミを使っています。
メルセデスベンツはセンターコンソールに針の時計を配置しているモデルが多いのですが、このE250もその例にもれません。エアコンの2つの吹き出し口の間に時計が鎮座しています。まだ慣れていないので、時間を確認したいときに、ついメーター内を覗き込んでしまいます。時計が独立しているということは、ナビ画面やメーターが何を表示しているかにかかわらず、いつでも時間が確認できて、安心感がありますね。
シート生地ですが、全面ファブリックです。試乗の際にレザーシートにも乗ってみたのですが、夏の暑い盛りで、足のシートと接する部分が蒸れました。ファブリックで優しくかつしっかりと包んでくれるシートがいいですね。
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シフトノブ等
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シフトノブは、最近のメルセデスの例に漏れず、国産車でいうとウインカーレバーのところにあります。下に押す(ウインカーでいうと右折時)とドライブ、上に上げるとリバース、レバー先端のボタンを押すとパーキングになります。ギアを指定するには、ハンドル裏のパドルシフトを使います。
まだ戸惑うこともありますが、これは便利です。特に、車を停める時に切り返しが必要な場合、右手の指先でギアが変えられるので楽ですね。
ただ、運転中に左手を従来のシフトノブの上に置こうとして、何もなくて驚くことがあります。また、運転席から窓までの空間が今までよりも広くなったので、右手の肘を窓のところにかけようとしたら届かなかったことも度々。ドアのところの出っ張りに置き直します。
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トランク
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C180に較べるとボディサイズが240mm大きくなりました。したがって、トランクを開けると、荷物スペースがとても長く見えます。トランクスルーを使ってリヤシートを倒してみたところ、助手席後ろから直線で2メートルちょっとの長さがあったので、お箏もいままでよりも楽に積めますね。斜めにして十七絃が積めるか、今度試してみます。
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フロントマスク
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前から見たデザインは、他のグレードとは違います。E250だけ、スリーポインテッドスターがボンネットの上に立っています。他のグレードは、グリルの中に入ってしまっています。私はE250の様にボンネットの上に立っているデザインが好きなんです。でも、今は現行モデルでいうとEクラスの一番上のグレードか、Sクラスになってしまいます。ちょっと前のモデルですと、やはりSクラスか、2015年にCクラスででた限定モデル、もしくはW212Eクラスの前期(ちょっと古すぎかなあ)になります。そんな選択肢が少ない中で、デザイン的に好みなE250の個体が見つかり、かつ走行距離が少ないというのは幸運でした。
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最後に
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今回はだいぶ細かい内容も多いですが、フロントマスク・燃費・馬力・楽器の積載能力・C180の下取りとE250自体の価格、そしてレーダーセーフティーパッケージがついていること、などから、今回の車の入れ替えになりました。これからもたまにメンテナンスのことなどを紹介させていただきます。
昨日、車を入れ替えたことをお話させていただきましたが、今日はもうちょっと詳しくお話をさせていただきます。おそらく、車に興味のない方にとっては、「???」という内容になるかと思います。
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モデル名:メルセデスベンツE250
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今のメルセデスベンツは、かなり多くのモデルを販売しております。
セダン・ハッチバック・ステーションワゴン系は、小さい方からA・B・C・E・Sというシリーズ名がついています。AとBは全輪駆動(FF)で、C・E・S・は後輪駆動(FR)となります。
他のボディタイプのモデル名は、SUV系であればその前にGLがつき、EVであればEQがつきます。
例えば、GLAやEQCといった感じですね。
私が今回購入したEクラスは、Cクラスと一番大きなSクラスの間ということになります。
ちなみに、前の車はCクラスでした。
250というのは、Eクラス内のグレードを示しており、昔はエンジンの排気量でしたが、今は排気量とグレード名が一致しておらず、相対的に数字が大きいほどエンジン排気量やパワーが大きいということになります。250は当時では一番小さい数字になります。
そして、当時のEクラスは250だけがスリーポインテッドスターがボンネットの上に生えており、他のモデルはフロントグリルの中に入っておりました。
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年式:2014年
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Eクラスも、これまで何回かモデルチェンジをしております。
私が購入したのは4代目にあたり、2009年から2016年まで製造されていて、その代はW212というコード名です。そして、2014年式は、途中のマイナーチェンジの後のモデルですので「後期モデル」と呼ばれております。
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エンジンについて
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M274と呼ばれているエンジンで、直列4気筒、1,991ccで、最高出力は211ps(馬力)/5,500rpmとなります。パワーウエイトレシオは8.05で、前の車であるC180の9.87よりもパワフルですね。ちなみにJOC08モードでの燃費は1リッターあたり15.5kmで、C180の13.2よりも優秀です。したがって、E250はC180に比べてパワフルで燃費が良いということになります。ガソリンタンクの容量は80リットルですので、理論値では1,240kmを無給油で走ることができます。まあ、実際はリッター10kmくらいで、800kmでしょうか。ちなみにこのエンジンは、先日まで生産していた日産スカイラインの2,000ccモデルにも使われていました。
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ボディサイズ
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全長4,880mm(以下mm)・全幅1,855と、けっこう大きめ。
国産車ですと、トヨタクラウン(15代目)・日産スカイライン・日産ティアナなどと同じ様な大きさになります。レクサスですと、ISよりは大きいけど、ESのよりもちょっと短い感じですね。私の歴代の愛車の中で、一番大きいサイズとなります。
ただ、特筆すべき点はメルセデスベンツの小回り性能の良さなんです。最小回転半径を比較してみると、E250は5.3mで、スカイラン5.6m・ES5.8〜5.9mと、同等の車よりも優秀で、ISが5.2〜5.4mですから、ひと回り小さな車と同じくらいの小回り性能なんですね。我が家の駐車場はちょっと狭いので、うまく入るかどうか心配でしたが、杞憂に終わりました。
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足回りやタイヤ
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タイヤサイズは、245/45/17です。そして4輪同一のサイズ。同年代のEクラスのタイヤサイズを調べてみると、もっと幅広で扁平率が低いタイヤを採用しているモデルがあったり、かつ前輪と後輪のサイズが異なるモデルもあります。そうしますと、スポーティーな走りはできますが、快適性は多少劣ります。
C180のタイヤサイズは225/45/17だったのですが、「16インチくらいのモデル(日本は受注生産モデルのみの設定)の乗り心地はどうなんだろう?」という興味があったので、今回はEクラスでの、そういった位置付けのタイヤサイズのモデルですので、願いも叶いました。また、前後のタイヤサイズが同じですので、ローテーションもでき、経済的です。
サスペンションは「コンフォートサスペンション」となっており、上位モデルの「DIRECT CONTROLサスペンション」と比べると、快適性重視なのでしょう。長距離運転などのときには、タイヤサイズも含めてE250の方が疲れが少ないかもしれませんね。
今回は、最初から「タイヤを新品に交換」という条件でした。ただし、「タイヤは修理工場の在庫にあるもの」ということで、「ミッシェランかコンチネンタル」と言われていました。指定は不可。私はミッシェランが好きなので、ミッシェランが履かれていることを期待していたのですが、コンチネンタルでした。コンチネンタルは初めてなので、どんなタイヤか楽しみではあります。
履いていたのはコンチネンタルのUltraContactUC6というモデルで、ホームページの説明によると「走行性・快適性・経済性をすべて重視するアジアのユーザー向けに開発された、ドライビン部に求められるパフォーマンスのバランスに優れたタイヤ」ということです。サスペンションの設定やタイヤサイズといったE250の性格にはよく合うかな、と思っています。
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内装
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ハンドルは、4本スポークになっています。他のEクラスは3本スポークになっていますが、4本スポークで落ち着いた雰囲気ということでしょう。ステアリング上に配置されているボタンは、他のグレードと変わりありません。
また、他グレードは内装にウッドパネルを使っていますが、E250はアルミを使っています。
メルセデスベンツはセンターコンソールに針の時計を配置しているモデルが多いのですが、このE250もその例にもれません。エアコンの2つの吹き出し口の間に時計が鎮座しています。まだ慣れていないので、時間を確認したいときに、ついメーター内を覗き込んでしまいます。時計が独立しているということは、ナビ画面やメーターが何を表示しているかにかかわらず、いつでも時間が確認できて、安心感がありますね。
シート生地ですが、全面ファブリックです。試乗の際にレザーシートにも乗ってみたのですが、夏の暑い盛りで、足のシートと接する部分が蒸れました。ファブリックで優しくかつしっかりと包んでくれるシートがいいですね。
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シフトノブ等
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シフトノブは、最近のメルセデスの例に漏れず、国産車でいうとウインカーレバーのところにあります。下に押す(ウインカーでいうと右折時)とドライブ、上に上げるとリバース、レバー先端のボタンを押すとパーキングになります。ギアを指定するには、ハンドル裏のパドルシフトを使います。
まだ戸惑うこともありますが、これは便利です。特に、車を停める時に切り返しが必要な場合、右手の指先でギアが変えられるので楽ですね。
ただ、運転中に左手を従来のシフトノブの上に置こうとして、何もなくて驚くことがあります。また、運転席から窓までの空間が今までよりも広くなったので、右手の肘を窓のところにかけようとしたら届かなかったことも度々。ドアのところの出っ張りに置き直します。
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トランク
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C180に較べるとボディサイズが240mm大きくなりました。したがって、トランクを開けると、荷物スペースがとても長く見えます。トランクスルーを使ってリヤシートを倒してみたところ、助手席後ろから直線で2メートルちょっとの長さがあったので、お箏もいままでよりも楽に積めますね。斜めにして十七絃が積めるか、今度試してみます。
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フロントマスク
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前から見たデザインは、他のグレードとは違います。E250だけ、スリーポインテッドスターがボンネットの上に立っています。他のグレードは、グリルの中に入ってしまっています。私はE250の様にボンネットの上に立っているデザインが好きなんです。でも、今は現行モデルでいうとEクラスの一番上のグレードか、Sクラスになってしまいます。ちょっと前のモデルですと、やはりSクラスか、2015年にCクラスででた限定モデル、もしくはW212Eクラスの前期(ちょっと古すぎかなあ)になります。そんな選択肢が少ない中で、デザイン的に好みなE250の個体が見つかり、かつ走行距離が少ないというのは幸運でした。
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最後に
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今回はだいぶ細かい内容も多いですが、フロントマスク・燃費・馬力・楽器の積載能力・C180の下取りとE250自体の価格、そしてレーダーセーフティーパッケージがついていること、などから、今回の車の入れ替えになりました。これからもたまにメンテナンスのことなどを紹介させていただきます。