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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

代車

17 12月

車が戻ってきました

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

実は3週間、私の車メルセデスベンツE250が手元を離れていました。
7月にちょっと擦ってしまい、修理が3週間かかるということと、雹害でディーラーも忙しかったということで、今の時期の修理となりました。おかげさまで綺麗になって戻ってきました。おまけにヤナセさん、いろいろ工夫して、当初の見積よりもだいぶ安く仕上げてくれました。

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修理前

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修理後

代車は、現行モデルのC220d。Cクラスのディーゼルですね。
とっても良い車ですが、やはりディーゼルはエンジンがごろごろ言うし、それに足回りがちょっと硬すぎるかな。そして、デジタル化しすぎて、車を降りる時に「これでよかったっけな?」と考えてしまいます。
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自分の車を受け取り、乗り出すと、「あー、やっぱりこれだよな」と思います。全体的に静かでまろやか。そして、エンジンをかけたり車から降りる時の動作もスムーズ。

代車に十七絃を乗せてみました。やはり、助手席を一番前まで出さないと乗れません。これじゃあ、助手席に人が乗れないなあ。


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6 8月

代車メルセデスベンツC200の印象

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

私が今乗っている車は、2014年式のメルセデスベンツE250(W212後期)です。
昨日から車検に出しており、今、代車生活になっています。
で、ちょっとびっくりしたのが、代車が最新型のC200Avangardeなんですね。
走行距離が、まだ470kmくらいの、下ろしたての新車です。

ちょっと乗ってみて、その印象を。

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全体としては、ビシッとして良く締まった筋肉質の車で、非常に安定しています。

そして、デジタル的な機能がとても多いんですね。

運転をしていて便利なのは、フロントガラスに情報が映る機能。
スピードや、制限速度、ナビ使用時はナビも映ります。
視線移動が少なくて安全に寄与しますが、慣れるまでは、なんか障害物がある様な感じもありました。

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そして、先ほど「制限速度」と書きましたが、なんと、車が制限速度の標識を読み取り、その情報をメーターやフロントガラスに表示してくれるんですね。これも便利。

さらに、信号で止まると、大きなディスプレイには実際の目の前の景色が映し出されたり、ナビを使っていると、曲がるところを実際の風景の上に表示してくれたりもします。

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↑ディスプレイと外の景色が同じです。

また、身長を入力すると、メルセデスがお勧めするシートポジションやハンドル位置に自動的に調整してくれたりもします。

ほんの2日間しか乗っていないのでごく一部の機能しか使っていませんが、もっとたくさんの機能がありそうです。

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肝心の運転に関係する部分ですが、1,500ccという排気量からはイメージがつかないほどのパワーがあります。まあ、山の登り道などは、もうちょっと余裕がほしい場面もありましたが、普段の街乗りや、高速道路で普通に走るのであれば、何の問題もありません。

ハンドリングですが、まずシートに落ち着くと、目の前に見えるハンドルは下が水平になっているD型で、かつ経も小さく、スポーティーなイメージです。そして運転してみると、街中ではとても自然かつスムーズに車が動きます。そして驚いたのが、山道に入った時です。本当に、思った通りのラインを車がトレースしてくれて、思うがままの運転ができます。これは気持ちよく、思わず「うわー」と声が上がったほどです。

ただ、ハンドルのスポークにいろいろな操作のボタンやタッチセンサーなどがあり、いつのまにかオーディオの音量が変わっていたりと、機能を理解しないとやたらに触れないですね。

さて、評価が分かれるのが足回りです。ハンドリングのところでもお話をしましたが、 山道などで思い通りの動きができるのは、足回りの良さもあります。とても粘りがいいんです。ちょっとオーバースピードでカーブに突入しても、何事もなかったかの様に、車体を保ってくれています。また、高速道路でもひたすら姿勢をフラットに保ってくれます。

ただ、荒れた路面での乗り心地が悪いんです。舗装が痛んでいる場所や、段差を乗り越える時に、予想以上に胃袋が揺さぶれるんです。実は、今日は胃の調子がちょっと悪かったのですが、けっこう胃にダメージが来ました。ここは改善してほしいですね。

運転をしていてとても気になったのが、ブレーキのペダルタッチがスポンジーなんです。ペダルの上に足を置いている状況であればまだいいのですが、上からブレーキペタルを踏む様な状況では、踏力の感覚が掴みにくいです。

あとは、音のことも気になりました。常にゴーっという音がしています。運転モードを変えることができるのですが、「スポーツ」や「スポーツ+」にするとけっこうな音で、それが気持ちの良い音質ではなかったですね。

これは個人的な問題ですが、いつもボンネットの先端にメルセデスのマークが立っている車を運転しているので、それがないと車線の中での車の場所の確認がしにくいですね、、、

あとは、細かい部分をいくつか。

使い勝手の面では、トランクスルーにする際に、今までのメルセデスベンツは「1:トランク内のレバーを操作」 、そうするとリアシートの背もたれのロックが外れるので、「2:リアドアを開けて背もたれを前に倒す」という2つの操作が必要でした。

でも、このモデルはレバーの操作をすればもう背もたれが倒れるので、ワンアクションで済みます。私の様にトランクスルーにする機会が多いと、重宝します。

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↑トランクスルーにする時の操作レバー。

質感の面ですが、ダッシュボードはソフトパッドに覆われていますが、エアコンの吹き出し口の上は、樹脂となっています。その隣り合う2つの異素材が、見た目上同じ様に見えるんです。黒い部品をここまで質感を揃えるのはすごいですね。

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↑中央の継ぎ目の左右は、素材が違います。

最後に、シートについて。全然疲れませんし、ホールドもしっかりしています。でも、レザーなので、今の時期は足や背中が蒸れますね、、、自分の車はファブリックなのですが、その方が日本には合っていると思います。

さて、もう少ししたら、車を迎えに行ってきます。

 
4 10月

CLA180の印象

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日の自分の車の定期点検の際、代車CLA180と2泊3日の時間を共にしました。
ですので、ちょっとした試乗よりもじっくりと向き合うことができたので、そこで感じた印象をお話いたします。

総合的には、とてもよくできた、スタイリッシュなパーソナルカーです。

以下、よかった点、気になった点などをお話させていただきます。

1:デザイン

伸びやかでいて端正。文句なしに「かっこいい」車です。
ボンネット上部の2本のライン、そしてサイドから見ると、抑揚で塊感を表現し、フロントからリヤにかけての一本のラインだけで、躍動感を表現しています。

窓はサッシュレスで、
開閉の時にはガラスがスッと下がり、閉めると上がり、密閉性を確保してくれます。でも、慣れないと降車してドアを閉める時に指が窓に触れてしまい、窓が汚れてしまいますね(笑)

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抑揚あるプレスがわかります。プラットフォームを共通とするAクラスのセダンと車体幅及び室内幅を比較すると、Aクラス:1,796mm /1,400mm、CLA180:1,830mm /1,400mmです。室内幅は同じですが、全幅が34mm拡がっております。この34mmは全て抑揚あるデザインに充てられています。

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右端の段差の分、自動的にガラスが下がっています。
なかなかの色付きガラスですね。


2:居住性

前席は十分な広さがあります。

クーペ感を出すために、サイドウインドウは小さくなっておりますが、運転中に気になることはありませんでした。

ただ、やはりデザイン上の問題でフロントウインドウが寝ているため、フロントウインドウ下端と自分の距離が遠いため、慣れるまではAピラーが目に入るのが気になりました。

運転席からの実用性という面では、運転姿勢が決めづらいこと、ハンドル調整が手動であることが気になりました。前者は、ペダルに合わせるとハンドルが遠く、ハンドルに合わせるとペダルが近いという感じがあり、また、もう少しシートの腰のあたりのサポートがしっかりとしていると良いですね。アクセルペダルがオルガン式ではなく、吊り下げ式ということも影響しているのかもしれません。

後者ですが、普段乗っているC180はハンドルの調整が電動で、乗り降りの際にはハンドルが自動で一番上まで上がり、座ってドアを閉めると、あらかじめメモリーした位置まで下がってくれます。CLA180はその機能がないので、乗り降りの際に太ももがハンドルに当たることがたびたびありました。

205のCクラスと比較してみると、Cクラスはセンターコンソールがスロープの様になっているので、試乗した時に狭さを感じましたが、 CLAは直立しているので、狭さを感じることがなかったです。その代わり、ハザードランプのスイッチまでが遠く、背中を浮かせなければ手が届きません。

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では、後席に座ってみると、どうでしょうか。

運転席のシートを私(身長約167cm)の運転姿勢に合わせて後席に座ると、膝の前には十分なスペースがあります。

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膝前には十分なスペース。

しかし、頭上は狭く、たまに天井に髪の毛が触れます。

身長160cmくらいの方までなら問題ないでしょうが、165cm以上の方は、長時間はきついと思います。これは、デザイン優先で、クーペスタイルを演出するという、コンセプト優先なのでしょう。個人的には、後席にパッセンジャーを乗せるのは、年に1回あるかないかなので、あまり大きな問題ではありません。あと、乗り降りの際には、若干狭さを感じましたね。

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私の頭と天井の間隔がほとんどありません。

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乗り降りは、ちょっと狭さを感じるかな。


3:使い勝手

少し上の、運転席の写真を見ていただくと、ドアハンドルが写っています。
このドアハンドルは使いやすいですね。持ちやすく、引きやすいです。

運転に関係する操作では、シフトレバーがとてもいいです。
今のメルセデスベンツは、国産車のウインカーレバーの場所にシフトレバーがあります。

そのレバーを下に押せばD、上にあげればRに入り、先端のボタンを押せばPとなります。
ですので、切り返しを何回もしなければならない様な場面でも、視線を向けることなく、右手でレバーを上下するだけで、前進・バックの切り替えができます。

また、DとPはサイドブレーキと連動しており、サイドブレーキをかけたり解除したりする操作は必要ありません。ですので、走り出すときはエンジンをかけたらシフトレバーを下に下げれば良く、止めるときは先端のボタンを押すだけで済みます。普段、左足ペダルでサイドレバーをかけることに慣れている私は、何回も、ペダルがないところに左足を下ろし、空振りをしました。

ただ、シフトレバー・ウインカーレバーともに、ちょっと質感があまり良くなく、Cクラスとの差を感じます。Cクラスとの差といえば、音関係も感じました。乗り込む時に鍵が解除される時の音などは、Cクラスは「カタン」という感じなのですが、CLAは明らかに「ガチャン」という音がして、遮音性能などに差を感じました。

ずーっと戸惑ったのは、エンジンのスタート・ストップのボタンがハンドルの左側にあることです。免許をとって約25年、鍵を刺す時もボタンを押す時も、ずーっとハンドルの右側で慣れているので、左のボタンには馴染みませんでした。


室内灯ですが、白いLEDのライトで、明るくて便利でした。自分のC180が電球色であまり明るくないので、世代の差を感じましたね。

また、ヘッドライトも白い光が明るく、夜間でも暗さは感じませんでした。


4:運転してみると

操作系のハンドルやアクセルは、タッチが軽いです。
ハンドルは軽いのに遊びが少なく、Cクラスの重くてしっとり感のあるハンドルとは違う性格になっています。自分の車に戻った時に、ハンドルがかなり重く感じました。

アクセルを踏むと、勢いよく車が発進します。
最初に乗り出した時はびっくりしました。冷静に見てみると、エンジン回転が先にグーンとあがり、スピードが後からついてきます。
上記のハンドルとこのアクセルの味付けで、反応よく、スポーティーと感じる車に仕上げているんでしょう。

CLA180は、ドライブモードを選ぶことができます。選択肢は「Eco」「Comfort」「Sports」「Individual」なのですが、最初に勢いよく発信して驚いた時のモードが「Comfort」でした。試しに「Sports」にしてみたら、いきなりエンジンが3,000回転近くまで上がり、ちょっとびっくり。私は「Eco」が、一番感覚に近かったです。ただ、発進の時に少しもたつくので、「Individual」で、「Eco」と「Comfort」の間くらいの設定ができるといいかな、と思います。

CLA180、モデル名は180ですが、エンジンの排気量はなんと1,332cc。そこから136psの馬力を生み出すので、この2泊3日の間、力不足を感じるシーンはほとんどありませんでした。唯一感じたのは、停止状態からちょっと急いで右折をする時に、発進が遅かったくらいですね。前橋のちょっと北の丘のようなところも少し走ってみましたが、一昔前の1,800ccから2,000ccくらいの印象を受けました。

ただ、エンジンの音は、あまり感心しませんでした。ちょっとどろどろ感のある音で、かつ、その音がしじゅう響いてきます。このあたりは、やはりCクラスと遮音性性能などが違うのでしょう。

また、足回りにちょっとドタバタ感があり、音と合間って、ちょっと高級感をスポイルしています。これがサスペンションによるものなのか、タイヤサイズ225/45/18によるものなのかはわかりません。今の世の中、薄いタイヤが多く、確かにそのスタイリッシュな見た目は、CLAの様な車にはいいでしょう。しかし、私のC180も17インチなのですが、16インチくらいも試してみたいな、と常々思います。

CLAは、FRであるCクラス以上のモデルと異なり、FFです。しかし、運転してみる中で、FFを感じることがありませんでした。点検が終わり、自分の車に乗り換えた時に、「あ、これがFRだよね」と比較したら感じるというくらいですね。



5:装備

CLAのメーターは、デジタルです。そして、センターコンソール上部と、2つの液晶ディスプレイが並んでいます。

メーターの視認性はまったく問題ありません。また、ナビの画面も広く、見やすいですね。私の車のナビと比べれば、2倍くらいの大きさがあるのではないでしょうか。


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ただ、ふと何かをしようとした時に、どこをいじっていいのかわかりません。
例えば、ナビ画面の地図を拡大しようとしたのですが、ついぞ方法がわかりませんでした。

試しに「ハイ、メルセデス」と言ってみたら、「どうぞお話ください」というので、「ナビの地図を拡大してください」と話してみたのですが、何も起きませんでした、、、

写真を見ていただくと、ハンドルの左右のスポークの上にたくさんのスイッチがあります。これは説明書を見ないと、どのボタンに何の機能がついているのかわからず、やたらに触れませんでした。

メーター上にもたくさんのアイコンがあったり、距離計の表示を変えたかったのですが、そういったことに関連する操作方法が瞬時にわかりませんでした。

こういった機能がたくさんついているのでしょう。取扱説明書の分厚さにびっくりしました。

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代車には、ヘッドアップディスプレイが付いていました。
速度や、前の車との距離などを表示してくれます。
特に邪魔な感じや違和感はありませんでした。
ただ、慣れていないので、そこから情報を得ようという意識にはなれませんでした。

一つ気になったのは、左側に車が向かっている方位が漢字で表示されるのですが、それがなんか違和感があります。最初は左右が反転になっていると思ったのですが、さにあらず。
みなさん、下の写真の「南東」という表示がありますよね。なんとなく違和感があると思います。

こういったデジタル的な要素は、上位モデルとコストも変わらずに採用できるので、いいですね。路上の標識を読み、メーター上に制限速度を表示してくれる機能などもあります。慣れたらとっても便利なのでしょう。

ただ、ラジオの感度が悪く、ずーっと雑音が入ったのには閉口しました。

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6:楽器が乗るか

そして、全国の邦楽関係の皆様には、とっても大切な情報をお伝えします。
お箏が乗るかどうかです。

CLAの全長は4,688mm。そして、トランクスルーがあります。
私のC180は4,640mm。なんと、CLAの方が長い!

早速試してみると、


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乗りました!
この時、助手席に乗ってみると、「ちょっと前が狭いかな」くらいのシートポジョションです。そして、助手席の後ろからトランクの後端までの内法を測ってみると186cm。数値的にもOKですね。

ちなみにAクラスセダンの全長は4,549mmなので、ちょっと微妙かもしれないですね。

そして、トランクの形状も使いやすそうです。
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7:まとめ

ここまで、私が2泊3日で感じたことをざっくばらんにほぼ全て書いてみました。

総合的な印象は、冒頭にも書いた通り、とてもスタイリッシュなパーソナルカーです。

じゃあ、私がCLAを自分の車にするかというと、ないと思います。

このデザインは、とても惹かれます。セダンやクーペが好きな私にとって、セダンの実用性とクーペのスタイリッシュさの両方を備えており、そこは理想的です。

しかし、軽い操作系、飛び出すような発進、足回りとエンジン音、運転姿勢がしっくりこない、このあたりがマイナスポイントです。

このデザインで、味付けをCクラスの様にしてくれたら、積極的にありですね。


 
4 10月

車検代車GLA220の印象

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今、私の車は車検に出ています。
丸7年、3回目の車検です。
といっても私の手元にやってきたのは昨年の9月ですから、
私にとってこの車の初めての車検となります。


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で、ヤナセさんから来た代車がこれ。

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 GLA220 4maticです。
最初の「GL」がSUVであることを表し、最後の「A」がAクラスの仲間であること表します。
ですので、私が乗るCクラスよりも小さい、Aクラスをベースに作ったSUV車ですね。
エンジンは2,000ccで、4輪駆動です。
登録は2020年1月で、走行距離は5,800km程度。 

乗ってみた印象をいくつかお話ししたいと思います。
前提として、まったくの私の主観です。私は普段Cクラスに乗っていますので、車のクラスが一つ違います。また、GLAも2020年6月にモデルチェンジして日本に導入されていますので、今回の代車は、「一世代前」のモデルであることを、ご理解下さい。

全体的に、ちょっといまいち感があります。

まず、×な点をいくつか。


①シート・ペダル・ハンドルの調整が上手くいきません。

アクセルペダルとブレーキペダルの段差が大きく、ブレーキペダルに合わせてシート位置を調整すると、ハンドルを一番手前にしても、私にはハンドルが遠く感じます。

逆にハンドルに合わせてシート位置を調整すると、ブレーキがかなり手前に感じ、足首の角度が不自然になります。

私のドライビングポジションは、かなりハンドルに近いのですが、いろいろ調整をしてみましたが、不自然さは解消できません。すでに右手の足首に少し痛みがあり、一週間程度乗り続けることに不安を感じています。

ですので今は、シートをかなり下げて、かつシートの前端を下げて 足首をあまり曲げなくても良い様にしています。かつ、ハンドルを一番手前まで引っ張っているのですが、それでもちょっと遠いので、通常よりも腕を伸ばす感じになり、腕が疲れます。

また、アクセルペダルからブレーキペダルに足を載せ替えようとすると、段差が大きいために、ブレーキペダルの右端に靴が引っかかることがあります。


②アクセルとエンジン

次にアクセルとエンジンの関係ですが、まずはアクセルペダルが私の好きなオルガン式ではなく、吊り下げ式です。なので、足の動きとアクセルペダルの動きが合致していません。さらに、アクセルペダルがかなり軽いです。そして、エンジン始動からしばらくのうちは低速域でのエンジンの反応が悪く、隔靴掻痒感があります。少し時間が経てば、スムーズになってきます。

エンジンの音ですが、けっこう盛大に室内に入ってきます。そしてその音がガソリンエンジンらしからぬドロドロした様な音です。ディーゼルかと思い、車検表を確認したほどです。

このGLAは運転モードを選ぶことができ、選んだモードによりシフトスケジュール・ハンドリングなどが変わるようです。「Comfort」で運転をしはじめ、「Sports」「Eco」などに変えてみましたが、「Comfort」で充分と思います。「Sports」にすると、ただでさえドロドロしているエンジンの音が、更に一層室内に入ってきて、あまり心地よくありません。


③ハンドルのスポーク上のスイッチの位置

これは、運転中の操作にも影響するので、安全性に問題があるのではないでしょうか。
下の写真の様に、ハンドルのスポーク上に左右を選ぶボタンがあり、上下を選ぶボタンが、左を選ぶボタンの上下に配置されています。

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このボタン、メーター内のディスプレイを見て操作をするのですが、上下を選ぶときにボタンの場所がわからず、ブラインドタッチが出来ませんでした。
一般的な工業製品は、OKや決定のボタンが真ん中にあり、その四方に各方向を選ぶボタンが配置されていると思います。
この配置には、とっても戸惑いました。


④装備の差

あとは、Aクラスベースということもあり、Cクラスにあある装備がなかったり、Cクラスが電動であるところが手動だったり、センターコンソールのパネルの質感がいまいちだったりという、Cクラスとの比較でコストがカットされているところが見受けられます。

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例えばこのシート位置の調整、ヘッドレストの上下の調整は、Cクラスであればこのスイッチを操作すれば動きます。でもGLAは、 ヘッドレスト部分のパーツは動きません。ヘッドレストの高さは、手動で行います。

また、ハンドル位置やシート位置の自動調整ですが、Cクラスは降りるときにシートが下がってハンドルが上がり、逆に車に乗るときはメモリーした位置にハンドルやシートが動きますが、GLAにはその機能はありません。

他にもハンドルの位置調整が手動(Cクラスは電動)だったりと、そこかしこに装備の差を感じます。

下の写真2枚は、パネルやスイッチ類の拡大ですが、やはり質感などに差を感じます。(比較対象の写真がなくて申し訳ありません、、、)
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⑤すべてに軽く仕上がっている

車全体の仕立てが「軽い」感じになっています。
アクセルペダルの踏む力や、ハンドルの重さなど。
ですので、しっとりとじっくりと運転するような感じではありません。
それらの結果、運転の楽しさをあまり感じません。


では、逆にいくつか○な点を。

①デザイン等

SUVでありならがもあまりSUVっぽくないデザインで、アーバンビークルとしてはよくまとまっているのではないでしょうか。着座の高さも高すぎず低すぎずちょうど良いですし、車全体の威圧感もありません。

特に、ボンネットに縦に2本のラインが入っているのですが、それは運転席から見ていても、ちょっとスポーティーな雰囲気を感じます。


②室内が明るい

夜、車に乗り込む時に、ドアを開けたときの室内が明るいです。
初めての時は、前回降りた時に、読書灯を消し忘れたかと思ったくらいです。


③シフトノブ

最近のメルセデスベンツのシフトノブは、センターコンソールにシフトレバーがあるのではなく、ハンドル右側のレバー(国産車だとウインカーレバーがあるところ)がシフトノブになっています。

慣れるまではちょっと大変ですが、これは便利に感じました。上にクリックすればバック、下にクリックすればドライブ、先端のボタンを押せばパーキングと、無駄な動きが必要ありません。

そして、その操作がサイドブレーキと連動しています。
ドライブに入れれば自然とサイドブレーキが解除されますし、パーキングに入れてエンジンをストップすれば、それに連動してサイドブレーキがかかります。サイドブレーキに触れずに済みます。

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③ディスプレイが大きい

カーナビのディスプレイが大きいのがいいですね。
場所もちょっと高めで見やすいです。
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ただ、ディスプレイが大きくて見やすい代わりに、センサーのインジゲータがディスプレイの死角に入ってしまいます(オレンジ色の丸をつけたところ)。

ダッシュボードの上にあるインジゲーターは、フロント左右についているコーナーセンサーに、何かが近づいたときの距離などを色で表示してくれます。その表示がディスプレイで見えにくくなってしまうのです。

ーーー

全体的にGLAの印象を言うと、「本当にメルセデスが本気で作ったの?」と思ってしまいます。
Cクラスと比較すると、運転の楽しさが感じられず、ドライビングポジションに違和感があり、そしてコストダウンの箇所が多く見受けられます。コストの部分はクラスが一つ違うからいいとしても、私のCクラスは一世代前の車です。もうちょっと、いろいろなところを煮詰めて作ってくれることを、メルセデスベンツには期待します。


やっぱり、自分の車が待ち遠しいですね。

下の写真は、GLAの内装です。

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