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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

六段の調

13 11月

第79回温故和楽会定期演奏会のお知らせ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

演奏会のお知らせです。

第79回温故和楽会定期演奏会

日時:令和4年11月20日(日)11時30分会場、12時開演。
場所:昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)小ホール
入場無料


flyer_三校

「温故和楽会」とは、前橋市を中心とした地域の邦楽団体で、日本舞踊・長唄・生田流箏曲・山田流箏曲・尺八のみなさんが会員となっております。

戦後すぐに設立された団体で、今年の定期演奏会がもう79回目。
今年も、合計12演目(1演目欠演)が上演されます。
それぞれ、指導される先生と、その生徒さんを中心としたメンバーが出演をします。

私の出演は、3曲目の「高麗の春」と、最後の「六段の調」の2曲です。
「高麗の春」は、社中に所属していない個人会員のかたのお手伝いで、「六段の調」は、私の社中の皆さんで出演します。

お気軽にご来場ください。



 
14 5月

萩原朔太郎の「六段の調」

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日もちょっとこのブログで触れましたが、萩原朔太郎が残したマンドリンの楽譜に「六段替手」と「六段雲井調」というものがあります。

朔太郎本人の文章などを紐解いてみると、日本の文化に興味を持ったのが四十代ということなので、昭和初期頃の楽譜と推測できます。

そのうち、「六段替手」の五線譜が手持ちの本の中に掲載されていたので、それをお箏の譜に変換してみました。

いくつかの問題がありますが、まず大きな問題は、はたして、これがお箏の「六段の調」と合奏ができるか、です。メロディとしては「六段の調」を彷彿とさせるのですが、基準となる音の高さに疑問があるし、楽譜の音もなんかおかしい部分があります、、、誰かにお箏の「六段の調」を弾いて、合わせてみたいですね。

それともう一つの問題が、「楽譜が途中までしかない」ということなんです。
「六段の調」という曲名のとおり、「六段の調」は、6つの楽章からなっていますが、朔太郎の楽譜は、五段の最初までしかありません。本に掲載されていたのが、1ぺーじと2ページのみ開きなので、おそらく3ページ目があったのでしょう。

今日、本を作成した「前橋文学館」に問い合わせて、同館のWebで収蔵資料を検索してみたのですが、3ページ目は前橋文学館にはないとのこと。

ということは、どこかに行ってしまったのかなあ、、、手に入らないのかなあ、、、 
21 3月

ハイブリッドエレキ箏:その4

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、ハイブリッドエレキ箏でいろいろと遊んでみました。
前回は、録音の方法をいくつか試してみましたが、今日はそこにエフェクターを入れてみました。

また、Macについているソフト、GarageBandも試してみたので、合わせてお話をさせていただきます。

システムの構成は、
ハイブリッドエレキ箏 → バッファー → エフェクター → USBオーディオインターフェース → MacBookAir 
となっています。


一部、コンデンサーマイクを併用した録音もあります。
説明があるファイル以外は、QuickTimePlayerを使って録音をしております。

・その7:まずは、「さくらさくら」をラインとコンデンサマイクを併用した録音です。こちらからお聴きください。

・その8:次に「六段の調」の初段を、ラインとコンデンサマイクを併用して録音しました。こちらからお聴き下さい。

・その9:ここからがエフェクターの出番で、「メタル」です。最初が「さくら」で、途中から「六段の調」になります。お箏の後押し(右手の爪で音を出した後に左手で押してをして、余韻の音を上げる)が、「キュイーン」となっていて、エレキギターみたいになっています。こちらからお聴きください。

以下、エフェクターでいろいろと音を変えてみた音源です。
その10
その11

・その12:次は、「heavy」というバージョンなのですが、途中で絃を叩いてみたり、爪の脇で糸を擦ったりする遊びも入れてみました。こちらからお聴きください。

・その13:「delay」という機能を使っています。こちらをお聴きください。

・その14:これは、「13」を弾いていたときに、「これ、和音でやったらどうなんだろう??と思い、ある曲の一部で和音で「さくら」のメロディを表現している部分があるので、そこを「delay」で弾いてみました。こちらからお聴きください。なんか、幻想的というかなかなかカオスになってきていますね。「delay」は、次の音を弾くタイミングがわかんなくなってきます、、、

・その15:ちなみに、「14」は、エフェクターをかけないオリジナルは、この様になっています(録音は別々に弾きました)。

・その16:「autoriff」です。「さくら」のはずですが、もうわかりません(笑)こちらからお聴きください。途中で、「どうしようかな?」って迷っている間があります(笑)

・その17:これは、曲やメロディを弾いていません。ペダルを使いました。弾いた後の、余韻のボリュームをペダルを使って大きくしたり小さくしたりしています。途中で一回、弾き直しています。こちらからお聴きください。

・その18:これは、「六段の調」初段の一部の多重録音です。「GaregeBand」を使いました。最初に「本手」を録音し、それを聴きながら替手を録音し、一人で合奏してみました。こちらからお聴きください。

ここまで4回のシリーズをやってみて、「ハイブリッドエレキ箏」でどんなことができるかの概略がわかってきました。

また、どんな機械が必要なのかもわかってきました。

ただ、ここまでは音の調整はしておりません。なので、電子音ちっくであったりする部分もあります。今後の研究ですが、ミキサーなどを使って、どんな音を作っていくのかというのが、次の段階になります。

「六段の調」の多重録音をしてみましたが、やっぱり合奏は相手がいるのがいいですね。音のやりとりとか、間や空気の作り方は、やはり、相手がいてできるものです。



 
26 11月

エレキ箏でロック段!

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日、自分のお箏のメンテナンスで楽器屋さんに行ったところ、面白いお箏を弾かせて頂きました!


 普通のお箏を加工し、エレキ箏にしました。
この音は、そのエレキ箏をギターアンプに接続して演奏したものです。

ロックみたいな「六段の調」なので、ロック段!!

なんか、弾きながらやけにテンションが上がります。 
楽しかったです。

ちなみに同じお箏をアンプに繋いだのが、この音です。


このお箏、実は私のところから楽器店に渡ったお箏なんです。

ある方から、「家にお箏があるけど誰も使わないので」
ということで引き取ったのですが、経年劣化が激しかったために、楽器店に処分をお願いしました。
そうしたら、その楽器店の方が、ちょうどエレキ箏を研究していたので、その実験台として、この様に加工して下さったのです。

アンプで音を変えることもできますし、マイクで音を拾うよりも素直に音が大きくなるので、パーティー演奏などでも活用可能です。

新たな可能性ですね!


 
13 1月

演奏報告:セントポールズサロン銀座

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

銀座の千疋屋ビルの6階に、「セントポールズサロン銀座」というスペースがあります。
私が卒業した立教大学の卒業生有志が開設したプライベートサロンです。
簡単に言うと、立教大学卒業生の溜まり場。
詳細はここで!

ご縁があり、お正月に何回か演奏をさせて頂いております。

今年は、1月10日金曜日の夜、演奏させていただきました。


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午後5時半からの演奏と、午後6時半からの演奏の、2回。
お客様は、お酒をのんだり、おつまみを食べたりしながら、演奏を楽しんでいただきました。

立教大学には、いわゆる「箏曲部」のような部活やサークルはなく、お集まりのお客様も、今までに邦楽をお聴きになった経験が少ない皆さんです。

そういったお客様に、楽器の歴史や宮城道雄先生の功績などのお話しをさせていただき、会場からは「ほー」「へー」といった声が聞こえ、少しでもお箏や尺八のことを知っていただければ幸いです。

最後には立教大学の校歌と応援歌も演奏し、自然と歌い出す方もいらっしゃいました。

尺八は、群馬県桐生市出身で、現在東京にお住まいの滝野瀬あゆかさんにお願い。
彼女は上智大学で、同じキリスト教系の学校ということもあり、 共通する話題もありました。


お客様からは、
「やっぱり生演奏は迫力が違う!」
といった感想をいただいたり、熱心に楽器のことを質問され、「立教にもお箏の部活がほしい!」という方もいらっしゃいました。

私からは、『グレゴリオ聖歌と「六段の調」が似ているという説があり、立教で聖歌などを研究している先生の基調講演と、実際の演奏をしてみたい』というお話しもさせていただきました。

私の知る限り、立教大学卒業生で、箏曲の仕事をしている方は私を含めて2名。
音楽の立場から、母校に貢献出来る活動もしていきたいですね。

後半で演奏する予定だった曲を前半で演奏してしまい、急遽後半は別の曲を演奏するというハプニングもありました、、、、

2020-01-11 23.32.02

 
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