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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

前橋市立図書館

5 9月

前橋まちなかの将来像

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日、知人と会話をしていて、いろいろ考えたことを少し。

前橋のまちなかは、ご多分にもれず最盛期に比べてればちょっと寂しい状況になっていて、おまけにコロナ禍でさらに人通りが減っております。

そんな中、いろいろな志ある人たちが、まちづくりや活性化のために動いております。では、前橋のまちなかがどんな街を目指すべきか、ということが、今日話題になりました。

私の考えは、「文化と自然」です。

例えば、都内の繁華街の様に、若い人たちが集まる様な街では、前橋らしい街にはなりません。

前橋には、一つは「萩原朔太郎」が残してくれた遺産があります。
生家の建物がまちなかに移築され、前橋文学館もあります。
さらに、実際に朔太郎が歩いたり飲んだりしていた地域でもあります。

昨年12月には、「白井屋ホテル」がオープンし、アートという観点から注目すべきスポットです。

「アーツ前橋」もあり、さらには空き店舗などにクリエーターなどが集まっているスポットもあります。

さらに将来的には、前橋市立図書館も、まちなかにやってきます。

こんなに文化的な特徴が集まっているんです。

そして、まちの中には広瀬川が流れ、その周囲には大きな木々が植えられています。そして、馬場川も歩道と並行して流れ、その周りがこれから再整備されてきます。

これが、「自然」の軸になるでしょう。

そして、前橋のまちなかには、チェーン店はほとんどありません。
逆に言えば、個性的な個人ががんばっているお店が集まっているということなんです!

そういった、「文化と自然」を軸に、ゆっくりとのんびりと散策でき、個性ある個人のお店を楽しむ、そんな街がいいですね。 
19 3月

前橋中心市街地の再開発について

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今朝の上毛新聞に、前橋市の中心市街地の再開発のことが掲載されていました。
ネットでもこちらで記事を読むことができます。

この再開発について、私は2018年10月の上毛新聞で初めて知りました。
それから約2年半経ち、ようやく基本構想がまとまったとのことです。

私は地権者ではありませんので、再開発組合には直接の関わりはありません。
場合によっては、再開発が成功して土地の評価額が上がった場合、私が支払う固定資産税の負担が増えるかもしれないという、個人的な心配はあります(苦笑)。
しかし、前橋の中心市街地の活性化を願う私は、基本的にこの再開発に賛成です。

なぜなら、「昼間の目的ある来街者が増える」と考えるからです。

今の前橋のまちなかは、どうしても飲食店中心の「夜の街」というイメージがあります。飲食店は、個性ある頑張っているお店が増えています。
これからの更なる活性化に必要なのは、昼間に買い物やサービスを受けることができるお店が増えることです。
卵が先か鶏が先かの議論もありますが、そのためには昼間に用事があってまちなかに来る人が増えることが必要です。

スズランがリニューアルされれば、話題性や新たなテナントなどを目指してお客様が増えるかもしれません。
また、前橋市立図書館や、学校などができれば、そこに人が集まります。

特に図書館について、現在群馬県は、「県有施設のあり方見直し」を進めており、その中で群馬県立図書館は、「群馬県立図書館と前橋市立図書館のサービスの重複の解消」「両図書館の合築による再整備の検討」といった方向性を打ち出しております(令和3年3月5日「県有施設のあり方見直し最終報告案の概要」)。

ですので、前橋のまちなかに、県立図書館と市立図書館の、一般貸し出しや研究学習支援などの機能を統合した図書館ができる可能性に期待します。

手元の資料によれば、群馬県立図書館は、平成30年度1年間で25万5千人の利用者の実績があります。ネットの情報によれば、前橋市立図書館本館の2015年の貸出利用者数は約12万人です。ですので、計37万5千人に近い来街者が生まれる可能性があるのです。

そして、学校の誘致や業務施設の招致に成功すれば、昼間の人口が飛躍的に増えます。

人が増えたら、次に必要なのは「回遊性」です。

人が増えればそれに連れてランチの需要や、日用品の買い物需要が高まります。
そうすれば、新規出店も見込まれるのではないでしょうか。
それらのお店が魅力ある運営を続ければ、回遊性が生まれます。

ひょっとしたら、この再開発は、前橋のまちなかが元気になる大規模事業の最後のチャンスかもしれません。実現を期待します。

そして、かつてはまちなかにあり、敷島町に移転してしまった小石神社を、この再開発の中で、分祀でもいいので、まちなかに戻してほしいです。







 
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