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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

国宝

21 8月

綿貫観音山古墳出土品の国宝を見る

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、ここに行ってきました。


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県立群馬の森の中にある、群馬県立歴史博物館です。

目的は、

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「綿貫観音山古墳のすべて」です。

今年3月、国の文化審議会が、「群馬県綿貫観音山古墳出土品」を国宝に指定することを文部科学大臣に答申しました。9月頃の官報に掲載されれば、出土品が国宝になります。

そして、その出土品すべてが、この群馬県立歴史博物館に保管されており、国宝指定を記念して、今回の企画展示が行われました。

ちなみに、綿貫観音山古墳は、群馬県立歴史博物館のすぐ近くにあり、墳丘の上にのぼると、赤城や榛名の山から、関東平野が見渡せます。

この企画展示は、もちろん綿貫観音山古墳の出土品をメインに展示されていますが、奈良県の藤ノ木古墳や、福岡県の沖ノ島祭祀遺跡などからの出土品(国宝がいっぱい)も展示されていて、「国宝と、国宝就任予定のオンパレード」でした。

なぜ、他の古墳や遺跡の出土品を展示しているかというと、埋葬品の類似性を表現し、古代における地域の首長レベルの交流を物語るためです。
綿貫観音山古墳からは、藤ノ木古墳をはじめとする、各地域の首長レベルが眠っていると思われる古墳からの出土品と類似したものが出土されているので、ヤマト政権や各地域の首長との交流がわかります。
中には、韓国の武寧王陵との類似が指摘される出土品もあり、群馬の地の有力者が、国内だけでなく海外ともネットワークを持っていたことがわかります。
 
綿貫観音山古墳について、今回初めて知ったとても意外なことは、石室内には棺がなく、被葬者が横に寝させられていたということです。ですので、副葬品に囲まれて、実際に眠っているような景色だったと想像されます。 

展示されていた副葬品は、武具・馬具・祭祀道具・食器などでした。それらを見て疑問に思ったのは、そういった副葬品は、埋葬の際に新たに作ったのか、それとも、被葬者が生前実際に使ったものを副葬品としたのか、どっちなのかな?ということです。
現代の葬儀では、棺などに本人のお気に入りだったものなどを入れますよね。

また、これは私の仮説なのですが、他地域で製造されたものが副葬品となっているのは、ひょっとしたら、他地域の首長が、綿貫観音山古墳の被葬者が亡くなったときに、追悼の意を表現するために送ってきたのではないか、などとも思いました。
現代でいえば、「群馬の〇〇さんが亡くなって、葬儀には行けないから香典を送ろう」、といった感じなのかな、とも想像してみました。

一番驚いたのが、道具を作った技術レベルの高さです。
今から1,500年前ですが、ベルトのバックルの様な金具があります。馬具はそのまま現代でも使えそうなものですし、装飾の精緻さなどは、現代の職人さんでも製作が難しいのではないかと考えられるレベルです。そう考えると、工芸の技術は、もうこの時代に確立していたのかな、と感じました。

群馬県立歴史博物館は、企画展の他に常設展もあり、群馬県の歴史を古代から近現代に至るまで展示しています。そちらもかなり充実の内容で、全て見るとぐったりします。
また、今回は綿貫観音山古墳の企画展に合わせ、常設展の古代のコーナーに、綿貫観音山古墳の墳丘上に並べられていた埴輪も展示されていました。馬の埴輪などは、私の胸の高さくらいまである大きさで、圧倒されました。被葬者の当時の権力を感じます。

さて、今回の企画展示は、新型コロナウイルス対策のため、事前予約制で人数制限を設けています。そのせいでしょうか、また平日の昼間ということもあり、来場者が少なく、ゆっくりと展示品を見ることができました。

地域の歴史を見る時間、堪能しました。
しばらくは図録も楽しもうと思います。
入場料700円と図録が1,200円で、かなりコスパ高いと思います!

コフンにコーフン!

詳しくはこちらから。

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8 1月

ウィーンの物語の物語と日本の伝統のご報告

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

先日1月4日、埼玉県熊谷市にある国宝妻沼聖天山にて行われました、
「ウィーンの物語と日本の伝統」に出演させていただきました。

国宝の本堂内は、約160人のお客様が集まり、舞台の上から見て「立錐の余地もない」という言葉の意味が良くわかりました。

今回のコンサートは、2部に分かれておりまして、前半第一部が音楽劇、後半第二部が演奏となっております。

第一部の音楽劇は、「ゲーテとモーツァルトが出会ったら」という架空の設定で、ゲーテがモーツァルトに「ファウスト」に音楽を付けることを依頼する、という内容です。世界初主演!

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モーツァルト役を演じた、岡崎麻奈美さん(コロラトゥーラソプラノ)。
今回は、ウィーンで活躍している岡崎麻奈美さんの地元での凱旋公演でもあります。

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照明が、とても効果的ですね。
このとき、私は後ろの御簾の奥で待機していました。
とっても寒かったです、、、、(苦笑)


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第一部の出演者。左から岡崎麻奈美さん、後閑由治さん(モーツァルトの父役と、音楽監督)、ヤクブ・カヴィンさん(ゲーテ役、劇の演出・監督)。
ヤクブさんは、日本語が話せないのですが、日本語のセリフをかなり厳しく練習して準備されました。

そして、第二部が私の出番でした。
「ウィーンと日本の伝統の出会い」がテーマでしたので、日本で作曲された曲や、ワルツの曲にお箏で参加したりと、多彩なプログラムでした。

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お箏とクラリネットの合奏。お正月らしく「春の海」。尺八のパートを後閑由治さんさクラリネットで演奏。

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モーツァルトから着物に早着替をした岡崎麻奈美さんが合流。
宮城道雄作曲の「浜木綿」と、広く日本人に知られている「浜辺の歌」を演奏。

岡崎麻奈美さんは海なし県である埼玉県の出身で、現在お住まいのオーストリアも海がありません。ですので、海への憧れでこの曲をお選びになったそうです。

「浜木綿」は、宮城道雄先生唯一の、作詞作曲の曲。声楽・笛・お箏で演奏するにはとってもぴったりの曲です。「浜辺の歌」と海繋がりです。「春の海」同様、後閑由治さんに尺八のパートをクラリネットで演奏していただきました。


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そして、私も曲解説をさせていただき、一曲だけソロ曲を演奏いたしました。

最後の曲は、「ウィーンの森の物語」。
オリジナルの曲はチターが入っていて、チターのパートなどを演奏させていただきました。


「ウィーンの森の物語」はワルツで、曲の雰囲気やテンポ感が変わっていく曲です。また、洋楽をお箏で弾くと、普段とは手の動きが異なったり、何本か同時に弾く糸の幅が異なったりします。この準備では、後閑さんに録音してもらったピアノにお箏を入れて行く練習をしていたのですが、本番前2週間くらいは、何をしていても、ピアノの演奏が頭に響いているような状態でした。また、本番は、当日の雰囲気で歌も変わってくので、それに合わせて演奏も変えていく必要があり、私にとっては大きな挑戦でした。でも、最後の一音が終わった時は、大きな充実感に包まれました。

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そして、アンコールは「さくらさくら」。照明がピンクになり、会場を盛り上げて下さっております。
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珍しい、後からの写真です。
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出演者4人で挨拶。
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スタッフの皆様も交えた集合写真です。左前の着物姿の伊藤丈雄さんと奥様が今回は照明で入って下さいましたが、通常は「一人ミュージカル」の活動をされております。その経験を生かした照明が、今回の公演に大きな魅力を加えて下さいました。
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今回の公演を経験して、洋楽主体の曲に入り、邦楽とは異なる曲の作り方、また本番の舞台場で曲が変わっていく楽しさ、そんなことを経験させていただきました。さらに、国宝の中での演奏も、めったにできない経験でしょう。

また、終演時にお客様が皆様笑顔になっており、やはり音楽は人の心を穏やかにするものだ、ということを実感し、音楽の役割を再認識しました。

今回は、「めぬま商人会」を中心とする皆様が実行委員会を組織して下さり、チケットの販売や当日の駐車場整理・受付・誘導・クロークなど、いろいろな業務を担って下さいました。こういった皆様のご協力がなければできませんでした。この場を借りて、皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。そして、地元の皆様の妻沼愛も感じました。

そして、最後とはなりますが、ご来場下さった皆様、同じくご来場下さった熊谷市長様、ありがとうございました。

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出演者と、妻沼聖天山の院主様の記念撮影。

 
19 11月

1月4日、国宝の中で、「ウィーンの物語と日本の伝統」

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

新年1月4日、国宝の中で演奏させていただくこととなりました。

国宝妻沼聖天山での音楽劇
ウィーンの物語と日本の伝統 


時:令和2年(2020年)1月4日(土) 18時30分開演
場所:国宝妻沼聖天山 本殿
(埼玉県熊谷市妻沼1511)
チケット:3,000円(お菓子付き、中学生以下1,000円)

出演
岡崎麻奈美(コロラトゥーラソプラノ/旧妻沼出身/ウィーン在住)
ヤクプ・カヴィン(俳優・プロデューサー/ウィーン在住)
後閑由治(クラリネット奏者/群馬県出身で、ウィーン市立音楽院卒業)
鈴木創(生田流箏曲)

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前半は、岡崎さんがモーツァルト役、カヴィンさんがゲーテ役を演じる音楽劇で、ゲーテとモーツァルトが21世紀に出会い、「ファウスト」にモーツァルトが作曲をしようとします。世界初演です。

後半は、 岡崎さん・後閑さん・私で、日本の音楽や、日本とウィーンを繋ぐ曲など、ウィーンと和の融合音を奏でます。

会場は、800年以上の歴史を持つ、妻沼聖天山の本殿。江戸時代中期の建築で、平成24年に国宝に指定されました。
ホームページはこちらから。

奇しくも本年令和元年は、日本とオーストリアが国交を結んでから150年にあたります。そんな記念すべきタイミングで、国宝の中で和洋の融合した音を奏でます。

ぜひお誘い合わせの上、ご来場下さい。

ご予約は、
1:メールはこちらへ。
2:電話  027-212-7284
 
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18 11月

ネットがあれば地球上のどこでも会議が!

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、初めての体験がありました。

Facebookのメッセージグループを使って、3人の電話打合せを行いました。
カメラ機能もONにしたので、お互いの顔を見ながら、会話できます。
私はMacBookAirを使ったので、相手の声もスピーカーから出てきて、両手もふさがっておらず、とても自然な会話の様に打合せができました。

画面に、参加している3人のプロフィール画像がアイコンの様に並び、しゃべっている人の画像の回りが青く光り、誰が話しをしているのかが視覚的にもわかります。

3人のいる場所は、ウイーンと岐阜県と前橋。
私はWi-Fiに繋がっている環境だったので、とくに追加費用なし。

うーん、インターネット環境があれば、手軽に地球上のどこにいても打合せができる。
すごい時代になりましたね。


そして、何の打合せを行ったかというと、このコンサートです。
詳しくは近日中にお知らせいたします!

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