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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

地歌

10 7月

7月19日Zoomで「地歌のエロス」

みなさんこんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

Zoomで地歌の世界に触れていただく、「地歌のエロス」を開催いたします。

主催は、「日本文化普及の会」
同会は、毎年5月に高崎市の観音山で「観翠会」という日本文化を体験できるイベントを開催しています。
しかし、今年は、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいました。

そこで、コロナのリスクを受けることなく、自宅で手軽に日本文化に触れていただく時間を企画いたしました。

どうぞ、お気軽にご参加下さい!

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『地歌のエロス』
令和2年7月19日(日)19:30〜21:00

・入場料 1000円
・zoom開催
・チケット購入はPeatixにて
※Peatixアカウント作成が必要となります。 

「地歌」とは、日本ではじめて成立した三味線音楽。
戦国時代から、御座敷芸として発展した。
江戸時代になると、三味線は庶民が自分の想いなどを表現する楽器となった。
それは、団塊世代がフォークギターをかきならした様なものか。
そこで、語られたのは、ほれたはれたの男女の色恋沙汰。
また、当時の文化サロンであった遊郭で働く
遊女の想いもたくさんうたわれた。
そんな当時のラブソングを今宵お聞かせいたしましょう。

※内容は、解説がメインとなります。

講師:鈴木創(箏曲家/生田流箏曲宮城社大師範)
主催:日本文化普及の会

参加申し込みは、こちらのリンク先から!
 
1 7月

お三味線のアクシデントが頻発!

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、普段使いのお三味線に、いくつかアクシデントが!!

1:糸が切れた

お三味線の糸は三本あり、太くて低い音が出る方から、一・二・三と名前がついています。
一番細い三の糸は、はっきり言って消耗品です。
でも、一と二は、なかなか切れません。
私は、定期的に替えたり、本番前に替えたりしています。

今日は、まず三の糸が切れたのですが、その後にめったに切れない二の糸が切れました!!
20年以上お三味線を弾いていますが、二の糸が切れたのは、あまり記憶にありません。
まあ、駒に近いところが切れたので、糸巻に巻いてある部分を少し伸ばして再利用して節約。


2:駒の鉛が外れた!

私共「地歌」の三味線で使う駒は、裏面に鉛などの金属が入っています。
鉛の他には、銀と金を使っている駒があり、鉛よりも高価です。
その鉛が、いつの間にか外れていたんです!

普通は、弾いた時に音がちょっとおかしくなり、「あれ??」と思って駒を見ると、鉛が浮いているということがあります。
でも、今回は、前触れもなく突然外れました。
とりあえず応急処置をしましたが、今度楽器屋さんに調整してもらいます。

これが、駒を表から見たところ。

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裏返すと、こんな感じ。
黒い丸が二つありますが、それが鉛です。

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3:サワリ

三味線の一の糸は、棹が少し盛り上がっている所に触れていて、それにより弾いた時にビーンという様な音が混ざります。これを「サワリ」と呼んでいます。

普段使いのお三味線が、最近サワリがつきすぎていたので、糸の下に小さくちぎった半紙を入れて応急的に調整していました。

ところが、今日は半紙を外したくらいがちょうど良い、、、

天気の具合なのかなあ?

本当にお三味線は、繊細な楽器です。

こんなことが一日で起きた、珍しい日となりました。
13 6月

新しいスタイルの企画

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今、新しいスタイルの企画を検討しています。

「公演」という形式ではなく、お客様にお箏のことや地歌の世界観を味わっていただける内容です。
今までは、演奏がメインで、解説がついて来るという感じでしたが、今考えていることは、プレゼンや解説が主で、それに基づいた演奏がある、という感じです。

日程は、9月20日です。

本来、その日は、群馬県富岡市での演奏を企画していました。
それまであと3ヶ月。
いろいろ具体的なことを考え始めなければならない時期に来ました。

でも、新型コロナウイルスの第二波や第三波がいつくるかわからない中で、多くの人に集まっていただくことを呼びかけるのが、憚られる状況です。

それに、共演者の方に声をかけ、事前に下合わせをすることもためらわれます。

そんな中、9月20日のことを一緒に企画していたアトリエミストラルさんと電話で相談し、アトリエミストラルを会場として、地歌箏曲の世界観を感じていただく内容に変更しました。

お客様が集中しない様に、一日に何回か開催し、お客様は都合の良い時間に来ていただきます。もちろん、会場の定員は予め決めておきます。
会場内は、私とお客様、それにお客様同士の間隔を十分に確保します。
可能であれば、ネットで配信を行います。
もし、新型コロナウイルスの第二波や第三波がきた場合は、ネット配信限定にもできます。
そして、時間も演奏の公演よりは短め。


そういった対策を取りながら、お客様に地歌箏曲の世界観を感じてもらう内容を、今から作って行きます。
詳細が決まりましたら、お伝えいたします。




 
28 5月

お三味線の再利用

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

先日からお三味線を習い始めた方、今はレンタルのお三味線を活用されています。

その方が、ご身内の方からお三味線を譲っていただけるということで、その実物を持って来て下さいました。

お三味線は比較的良いもので、張ってある犬の皮も破れていませんでした。
ですので、ちょっと古くなっている胴掛けや根緒などを、ご自分の好みの新しいものに変えれば、十分に使い続けられます。

今回幸運だったのは、お三味線が私共の流派で使うものと、同じ形式のお三味線だったことです。

私共は「中棹」に分類される「地歌用」のお三味線を使います。
長唄ですと「細棹」ですし、同じ「中棹」でも、民謡用ですと、棹が少し短かったり、サワリの形式が違ったりすることが多いです。 

今回の様に、もし再利用できる楽器が手に入る場合は、どうぞ一度お持ちになって下さい。
実物を見させていただき、使えるのかどうか、もし手入れが必要な場合は、どのくらいの金額がかかるか、アドバイスをさせていただきます。 
10 5月

お三味線と撥

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日、楽器屋さんでお三味線の現状についてお話しをお伺いしてきました。

今、新品でどの程度のお三味線を買うと、予算がいくらくらいなのか、その最新状況を勉強してきました。

お三味線のグレードは、棹の材料・胴の材料や作り方・糸巻きの材料・などによって決まってきます。

上を見ればキリがないですが、これから始めたい方にどの程度のものをお薦めすれば良いか、そんなことを話し合いました。

また、私共が使う地歌三味線(「三絃」とも呼びます)は、撥(ばち)がとても重要です。
ですので、同じように、現在新品でどのくらいの予算でどのくらいの撥を買うことができるのか、そんなことも実物を見ながら勉強してきました。

ちょっと撥の写真をお見せいたします。


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ここにある撥は、手元がプラスチックで、先が鼈甲です。
主に鼈甲のグレードで値段が変わってきます。

もっと高価な撥になると、手元が象牙になったり、全体が象牙になったりします。

撥を選ぶときに見るポイントは、
・鼈甲部分の茶色と黄色の柄の割合(これでけっこう値段が変わります)
・鼈甲の柄の種類(斑っぽいか、線が入っている感じか)
・重さ(写っている計りで計測しました)
・撥先の柔らかさ
・手元の太さ
などです。


これらは、品質に関わる部分もありますが、好みや相性の部分も多いですね。

お三味線は、安価なお箏に較べれば、最初にちょっとお金がかかります。
でも、丁寧に扱えば、とても長持ちする楽器です。
興味のある方は、お気軽にご相談下さい。



 
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