こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。
4月20日の「箏の音に夢のせて」の演奏曲目紹介です。
今日は、終曲「大和の春」を紹介させていただきます。
この曲は、大和朝廷が日本を平定して、豊かな国作りをしてく、壮大な絵巻物語りを題材としております。
作詞は、佐佐木信綱。大正から昭和にかけて活躍した国文学者で、文化勲章を受章し、皇族に和歌の指導もした第一人者です。
その詞に曲を付け、壮大なオーケストラ的な合奏曲としたのが、宮城道雄。
作曲のきっかけは、皇紀二六〇〇年を記念し、委嘱されたことによります。
歌詞は、天孫降臨に始まり、四道将軍の派遣、海を渡った遣唐使、大化の改新、平城遷都などを描いていて、最後に豊かに栄える「大和の春」を歌い上げます。
箏は独奏部と二部合奏、そこに十七絃・胡弓・笙・尺八・打ち物が加わります。
女声による歌のハーモニー、海を渡る船を描いたメロディー、蹴鞠の様子の表現、天女の羽衣など、多くの場面を音楽で表現しております。
終曲にふさわしい、スケールの大きな曲です。
ぜひお楽しみ下さい!
4月20日の「箏の音に夢のせて」の演奏曲目紹介です。
今日は、終曲「大和の春」を紹介させていただきます。
この曲は、大和朝廷が日本を平定して、豊かな国作りをしてく、壮大な絵巻物語りを題材としております。
作詞は、佐佐木信綱。大正から昭和にかけて活躍した国文学者で、文化勲章を受章し、皇族に和歌の指導もした第一人者です。
その詞に曲を付け、壮大なオーケストラ的な合奏曲としたのが、宮城道雄。
作曲のきっかけは、皇紀二六〇〇年を記念し、委嘱されたことによります。
歌詞は、天孫降臨に始まり、四道将軍の派遣、海を渡った遣唐使、大化の改新、平城遷都などを描いていて、最後に豊かに栄える「大和の春」を歌い上げます。
箏は独奏部と二部合奏、そこに十七絃・胡弓・笙・尺八・打ち物が加わります。
女声による歌のハーモニー、海を渡る船を描いたメロディー、蹴鞠の様子の表現、天女の羽衣など、多くの場面を音楽で表現しております。
終曲にふさわしい、スケールの大きな曲です。
ぜひお楽しみ下さい!