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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

新娘道成寺

13 7月

能、道成寺を堪能

こんにちは。はじめちゃんこと群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は高崎芸術劇場で行われた能を見てきました。

演目は、道成寺

地歌にも「新娘道成寺」という似て非なる曲があるのですが、それを聴きながら高崎に向かいました。

2021-07-13 18.29.39


シテを務めるのは、高崎市出身の能楽師下平克宏さんです。

道成寺は、私がかねてからとても見たかった演目。
ご案内をいただき、すぐに申し込みました。

今回の道成寺は、群馬県で初の上演とのことです。
というのも、能舞台に鐘を釣る滑車や紐を結ぶ丸環がないと上演できず、群馬県にはそれらの設備を備えた能舞台がなかったのだそうです。

高崎芸術劇場にそういった条件が整った能舞台ができたからこそ、今回の上演が可能になりました。(写真に赤い丸をつけておきました。)

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感想ですが、圧巻でした!
終わった時に、口から自然と「はーっ」と息が出たくらい引き込まれました。

特に、小鼓の激しい気合の入った掛け声と打つ音、その中での白拍子の空白の長い動き。クライマックスシーンにむかって緊張感が高まります。

そして、鐘が落ち、白拍子が鐘に飛び込む最大の見せ場は、会場全体が、言葉は出ないけど静かな興奮状態になりました。

その後、僧侶の祈りにより鐘が上がり、白蛇に変身したシテが顔を上げた瞬間の空気感は、会場にいた全員に、強い印象を与えたでしょう。

込み入ったシーンや激しい動きはごく一部なのですが、どのシーンもすごく印象に残りました。

道成寺は、能楽師にとって、生涯に一度勤められるかどうかという大きい演目とのことです。

それだけの大舞台であることを物語る様に、いつもより人数の多い地謡の皆さんは裃を付け、笛や太鼓のみなさんも長袴に裃です。後見の人数も多く、ものすごい人の力が結集された舞台であることが伝わってきます。

そして、私はやはり、何がこんなに私を惹きつけるのか、何が舞台に人々を集中させるのか、終演後、それを考えながら前橋に戻ってきました。

素晴らしい舞台、堪能いたしました。
25 9月

「前橋まちなか音楽祭」が無事に終了いたしました!

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日9月24日、「前橋まちなか音楽祭 糸と皮の対話 〜箏・三絃と鼓の共演〜」が無事に終了いたしました。

第4回前橋まちなか音楽祭_表5-2


最初は、今井尋也さんの小鼓のソロ演奏。
小鼓のソロ演奏というのはどういうものなのか、不思議に思っていました。
聞いてみると、小鼓のたたき方のバリエーションの豊富さや、高さの調節ができる音、
それに、謡いながらの小鼓の演奏と、あっというまの時間でした。
そして、今井尋也さんのユニークな解説も良かったです。

次が、私の三絃ソロでした。
新娘道成寺を演奏させていただきました。

休憩を挟んで、お箏と小鼓の共演です。

4曲演奏させていただきましたが、その中に「萩原朔太郎望郷詩」と名付けた、郷土の詩人萩原朔太郎の詩を今井尋也さんが読みながら小鼓を入れ、そこに私がお箏のメロディーを入れるという曲を演奏いたしました。

お箏のメロディーは、前橋の四季の雰囲気や、お祭りなどのイメージを取り入れたり、前橋に関する既存の曲の一部をアレンジしたりして作ってみました。

12分ほどの曲なのですが、会場のお客様の集中がすごく、お客様アンケートでも、とっても評判が良かったです。
萩原朔太郎が実際に歩いた地域で、朔太郎に光を当てた作品をできて、とっても「前橋まちなか音楽祭」らしい内容となったと感じました。

そして、アンコール曲は謡の「鶴亀」に私がお箏の手付けをした、まったくのオリジナル「鶴亀」を小鼓と演奏いたしました。

2018-09-24 15.17.10


終演後は、今井尋也さんやそのお仲間達と山の隠れ家で打ち上げを行いました。
その中で、小鼓のかけ声の由来を教えていただいたりと、またまた良い時間を過ごすことができました。 

ご来場いただいたお客様の中には、なんと、20数年ぶりにお会いする方もいらして、ここしばらくの最大のサプライズでした。

お客様、そして関係した皆様、大変ありがとうございました!

演奏中の写真が手元にないので、リハーサル終了後の舞台の写真でご容赦下さい。 
16 8月

9月15日、足利市で「日本の音を愉しむ」を開催します。

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家鈴木創 です。

「日本の音を愉しむ」シリーズの第2弾を、
第1弾の6月の桐生市につづき
足利市で開催いたします。

今回も、尺八は牧原笳童さんをお迎えしますが、その他に、当日の特別企画があります。
それが何かは、当日まで秘密。会場にお出で頂いた方にしかわかりません

日本の音を愉しむ
・日時:平成30年9月15日(土) 15:00開場、15:30開演(17:30頃終演予定)
・会場:レストランビアンベニュー(足利市通町3丁目2776-1/0284-22-3111)
・料金:一般3,500円(高校生以下2,000円)
※当日は、飲食の営業はございません。

チラシ


日本人が受け継いできた、日本人のDNAに寄り添い、心を癒やしてくれる音。
いつもはジャズなどが流れるモダンな空間で、日本の音をお楽しみ下さい。
曲にまつわるストーリーと共に、あなたを音の世界に誘います。

会場のビアンベニューは、2年前にも公演をさせていただきました。
こんなモダンな空間です。
そこに今回は、「和の音」だけが響きます。
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演奏曲目
・六段の調
・夕暮れの曲
・ままの川
・輪舌
・八千代獅子
・新娘道成寺

ご予約お問い合わせ
・電話:027-212-7284
・Webはこちら


□公演日程□
9月15日:日本の音を愉しむ 足利(レストランビアンベニュー、足利市)詳しくはこちら
9月24日:前橋まちなか音楽祭 糸と皮の対話(煥乎堂ホール/前橋市) 詳しくはこちらへ  
8 8月

8月11日に向けての下合わせ

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家鈴木創 です。

今日は午前中は自分の練習、午後は桐生に移動し、桐生教室でお稽古。
終了後前橋に戻り、夕方から先ほどまで、8月11日に向けて共演者の黒崎さんと下合わせでした。

やはり、山田流との合奏は、いつもと違う歌や節を聴きながらなので、勝手が違います。
また、同じ曲でも微妙に違うので、それを合わせるために、普段と異なる弾き方をする場合もあります。
そうすると、体が覚えているものを変えなければならないので、慣れるまでが大変です。

でも、そんな違いを乗り越えての、黒崎さんとの合奏となります。

山田流と生田流、それぞれの歴史や異なる点、そういったことを説明し、目と耳で理解できる数少ない機会です。

「八千代獅子」は、生田流の手と山田流の手での合奏です。

「新娘道成寺」(山田流では「鐘ヶ岬」という曲名)では、生田流のお三味線の手と、山田流のお箏の手の合奏です。

めったに聴けない合奏です!
ぜひお出で下さい!!

山田さんと生田くん-チラシ

□公演日程□
8月11日:山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市)詳しくはこちら
9月15日:日本の音を愉しむ 足利(レストランビアンベニュー、足利市)詳しくはこちら
9月24日:前橋まちなか音楽祭 糸と皮の対話(煥乎堂ホール/前橋市) 詳しくはこちらへ 
11 6月

今週土曜日ですよ!!

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

今日は、尺八の牧原笳童先生が私のお稽古場にお見えになりました。
2時間ほど、雑談も交えて、本番に向けて、下合わせ。

どの本番っかというと、そう、とうとう今週土曜日16日が、本番です!

日本の音を愉しむ
・時:平成30年6月16日(土)
・場所:PLUS+アンカー(桐生市本町6丁目382)
・昼の部:13:30開演、3,000円(ワンドリンク付き)
・夜の部:17:30開演、3,500円(終演後のパーティー軽食付き、ドリンク別)

正直なところ、チケット、ちょっと苦戦をしております。。。
まだまだお席に余裕があります。
みなさん、どうぞお出で下さい!


お問い合わせ・ご予約は、
・PLUS+アンカー:070-1152-0083
・伝統音楽振興会:027-212-7284
・ネット経由はここへ!


演奏曲目について、少しお話しさせていただきます。

「六段の調」は、江戸時代に作曲され、演奏はお箏のソロです。
「清水楽」は、大正14年に作曲され、演奏はお箏と尺八です。

この2曲を聴くことによって、明治維新の前後で、お箏の音楽がどの様に変化したかを感じていただき、またお箏だけの演奏と、尺八との合奏の聴き較べもしていただけます。

その後の「秋田菅垣」は、尺八のソロ演奏です。
これにより、前半は尺八のソロの音も味わっていただき、お箏と尺八の単独の音、そしてそれらの合奏の音を、器楽的な面から味わって頂くこととなります。

後半は、地歌の代表的な曲を2曲、お三味線と尺八でお届けします。
「地歌」は「廓物」という、遊郭で働く女性の心情を謳った曲が多く、今回演奏させていただく2曲も、「廓物」です。

三味線音楽は、江戸時代のポップスです。
当時の日本にタイムスリップした気分を味わって下さい。




チラシ




◇公演日程◇
6月16日:日本の音を愉しむ(PLUS+アンカー、桐生市)詳しくはこちら
6月20日Japonism...音を愉しむ(Cafe Prele 文化邸、伊勢崎市)詳しくはこちら
7月21日:夏の縁(竹久夢二伊香保記念館)詳しくはこちら
8月11日:山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市)詳しくはこちら
9月24日:前橋まちなか音楽祭 糸と皮の対話(煥乎堂ホール/前橋市) 詳しくはこちら

◇下記公演については、決定次第お知らせいたします◇
7月28日:弦が繋ぐ世界(カフェヒュッゲ、高崎市)くわしくはこちらへ
9月15日:日本の音を愉しむ 足利(レストランビアンベニュー、足利市) 
 
ギャラリー
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