こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日10月1日、妻鉄子を連れて、紀尾井小ホールに行って来ました。

目的は、
「新宮順子演奏会 いにしへをたずねて 匠の技」
です。

2018-10-02 20.55.22


今回は、タイトルからも分かるとおり、古典曲だけの選曲です。
それも、「玉川」「七小町」「尾上の松」と、どの曲も一つの演奏会のメインの曲となるようなものばかり。

さらに贅沢なのは、3曲ともそれぞれ異なる尺八の演奏者が出演します。

「玉川」は都山流の若手安島瑶山先生。
「七小町」は人間国宝山口五郎先生の流れを汲む琴古流竹盟社の理事長、水野香盟先生。
「尾上の松」は、三代目の青木鈴慕先生。

さらには「尾上の松」のお三味線は、矢崎明子先生。

とんでもなく贅沢な出演者です。

新宮先生の繊細な響き、矢崎先生の膨らみのあるお三味線の音、そして三人三様の尺八の音色。それを、他の出演者の皆様が支えます。

堪能し、圧倒され、そして心の中は静謐なる感動に包まれました。

そして、自分ももっともっと上手くなりたい。
そんな想いに包まれて、帰橋しました。