みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

本日3月31日は、「太陽の鐘」のオープニングイベントが、お稽古場の近くで開かれました。

前橋以外の方は、「太陽の鐘」はなんじゃい??とお思いでしょう。

簡単に表現すると、前橋の活性化のために策定した「めぶく」というビジョンのシンボルとして、縁あって岡本太郎さんの作品である「太陽の鐘」が、日本通運さんから前橋市に寄贈され、そしてその鐘が前橋市の中心を流れる広瀬川のほとりに設置されました。

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詳しい情報は、Webを検索してみて下さい。

本日はそのオープニングイベントが行われました。

関わった糸井重里さんなどが参列した完成記念式典は、お弟子さんのお稽古が入っていて行けなかったのですが、その後に開かれていたイベントに行ってきました。

今日は、一般の人が鐘をついて、音を出すことができます。
普段は、24メートルもある突き棒は固定されていて、突くことができないそうです。

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突き棒が鐘にあたり、音が鳴っています。
お寺の鐘の音を、少しソフトにしたような音色ですね。
私のお稽古場まで、音が響いてきました。

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鐘のアップ。

ちょうど広瀬川周囲の桜が満開で、オープニングイベントにはいくつものお店が出店していて、沢山の人々で賑わっていました。

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やはり、広瀬川周辺は、前橋が誇る素晴らしい環境だと思います。
この周囲に、のんびりできるカフェやバーがもっとできたら楽しいですね。

オープニングイベントでは、多くの方にお会いしました。
前橋市長や商工会議所の会頭といった地域の幹部の方をはじめ、
飲食店主や後輩、個人的な知人などなど、いろいろな人たちです。

やはり、イベントがあると、人が集まります。普段なかなか会えない人とも、立ち話しが遠慮なくできます。
その中で、会話が生まれ、新しいアイデアや縁が生まれます。
そして、食べたり飲んだりでお金も動きます。
こういうイベントが頻繁に開かれるといいな。

そして、近隣の商店街の中には、この日に合わせてセールを行っているところもありました。
集まっている人が、商店街にも回遊することが狙いかもしれません。

でも、せっかく来てくれたお客さんに、前橋の中心市街地のマップの様なものをお渡しし、いろいろなお店の存在をPRできるような工夫がもっと必要かもしれません。

「太陽の鐘」に対しても、いろいろな意見があります。
個人的には、24メートルも長さがある突き棒は、ちょっと理解しずらいです、、、
でも、この鐘をきっかけに、前橋の名前が岡本太郎ファンの間で注目され、今日の様に人があつまる、それがいいじゃないですか。

何もしないでいるよりは、まずやってみる。

そして、これから必要なことは、今日の一過性のイベントに終わらせないことです。
この「太陽の鐘」が前橋にやってきた想いを多くの方と共有し、持続的に発信できるか。
さらに、イベントの時には、関係者の知り合いだけでなく、イベントの魅力に惹かれてやってきたお客さんが沢山集まることが、大切だと思います。

明日4月1日は、終日東京にいるために、ブログの更新ができないかもしれません。