こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、私が卒園した群馬大学教育学部附属幼稚園に行って来ました。
というのも、この度園舎が建て替えとなり、新園舎・園庭の公開が行われたのです。

因みに、昨年の3月11日は、私も通った旧園舎が、解体前に公開されました。
その時の様子はこちらをご覧になって下さい。

旧園舎は、昭和42年に完成し、昭和51年に増築されておりましたから、
私が通っていた頃は、出来てから10年ちょっと、増築の部分は5年も経っていない頃でした。
今となっては、50年程度経過しているのですから、だいぶ老朽化していたのでしょう。

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入り口の看板は、前と同じかな?

さて、この度供用が開始された新園舎、間取りの考え方が、以前の園舎とは大きく異なります。

以前の園舎は、各教室が独立していて、さらに大きな「遊戯室」という部屋が独立していました。
その「遊戯室」では、入園式や卒園式などの行事の他、歌ったり踊ったりしていた記憶があります。

今の園舎は、「遊戯室」に変わって「プレイルーム」という大きな空間が真ん中にあり、そのプレイルームを囲むように、周りに各教室が配置されています。

各教室は、プレイルームとの間はスライド式の扉で仕切ることもできるし、全部を解放することもできます。でも、教室同士は壁が途中で途切れていて、完全に仕切られず、ゆるっと繋がっています。

今日いただいたパンフレットによると、「扉や壁の仕切りが少なく、異年齢の遊び相手とつながる工夫が一杯です。」と説明がされていました。

内装は、木をふんだんに使っており、柔らかい雰囲気になっております。

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これがプレイルームです。左が教室です。
敷居になっているところで、プレイルームと教室を仕切ることができます。

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教室は、この様に壁はありますが、廊下の様に緩やかに繋がっているところもあります。
クラスの名前は、昔と一緒ですね。

園庭も大分様子が変わりました。
こんなに大きな山ができました。
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幼稚園の園歌にも謳われている「あずさ」ですが、今回の建て替えで伐採の危機にありました。
しかし、多くの有志の方が「あずさプロジェクトの会」を立ち上げて寄付を募り、園庭の整備に協力し、あずさも残りました。
私も少しですが、協力させていただいております。

そして、そのことをプレートで記録してあります。

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今日のパンフレットの裏に、園歌が記載されておりました。

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それを見て、びっくり!
「昭和55年3月制定」と記載されています。
私が在園時に園歌ができたんです!!


園舎は建て替えられましたが、制服はそのままでした。
変えるべきものは変え、変えてはならないものは残し、
新しい時代にふさわしい、伝統と革新を併存した教育を続けて欲しいですね!