こんにちは。群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、お箏やお三味線を買うことについて、私の考えをお話しさせていただきます。

お箏やお三味線に興味のある方が最初に思うことは、「どこで楽器や道具を買えばいいんだろう?」ということだと思います。

今の方ですと、ネットで検索をしたり、ネットができない方でも電話帳を見たりするでしょう。

ネットで検索をすると、ネットで楽器を販売しているサイト、ヤフオクやメルカリなどに出品されている中古品 などが見つかると思います。でも、どれを買ったら良いかわからないのではないでしょうか?

また、最近は和楽器店の専門店もホームページを持っていることもありますが、自宅から遠かったりします。

電話帳を見ても、和楽器店がなかったり、自宅の近くになかったりします。

ただ、私は何も知識がない方が、ネットなどで楽器を購入することは、あまりお勧めしません。
とくにヤフオクやメルカリは、もともとどういう楽器が、その後どの様に扱われて来たのか不明なので、知識のない方は、避けておいた方が無難です。

お箏は、楽器によって特徴があります。
そして、弾く人にも、年齢や性別、体格や力の有無などの特徴があります。

例えば、あまり力の強くないお子さんが、力が強い人向きの楽器を手に入れてしまったら、良い音が出なく、楽器を弾くことが楽しくなくなってしまいます。

またお三味線は、ジャンルによってお三味線や撥の種類が違って来ます。
そのことを知らず、「三味線やりたい!」というだけで、違った種類の三味線を買ってしまったというパターンをたまに見かけます。

では、どうしたら良いかというと、楽器の入手方法を見つけるのではなく、先生を見つけることが先です。

門人さんを持っており、いつもお稽古をしている先生であれば、それぞれ楽器屋さんとお付き合いがあります。

また、その方の体格や特徴を見て、予算に合わせてどんな楽器が良いのかを考えてくださいます。場合によっては、中古やレンタルを準備してくださる先生もいらっしゃるでしょう。

お三味線の場合は、どの種類のお三味線を希望しているのかを聞き出してくれて、場合によってはお付き合いのある、そのジャンルの先生を紹介して下さいます。 

言ってみれば、そういう時に先生は、まだわからない方の水先案内人になってくださって、さまざまなことを検討し、その方に合った楽器を考えてくださいます。

そういった手助けなしに楽器を買うのは、知らない地球の裏側の土地で、地図もスマホもなしに目隠しをして落とし穴だらけの街を歩く様なものです。

「じゃあ、先生はどうやって見つけるの?」という疑問が次に湧いて来ます。
それがこの業界の今の課題の一つですが、これを見ている方は、まずは私にご連絡下さい。
遠隔地の方でも、紹介できる方がいらっしゃるかもしれません。 

※一部修正しました。