こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

私たちが演奏する曲の中に、「千鳥の曲」という曲があります。
江戸時代後半に作曲され、生田流でも山田流でも伝承されており、「六段の調」に次ぐ有名な曲ですね。

「千鳥」は、冬の季語となっており、日本では万葉集など、古来から多くの歌などに登場します。
 今の日本人に、一番馴染みがあるのは、かき氷の旗ではないでしょうか。

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この旗の上の方にいる二羽の鳥、これが「千鳥」なんですね。

そんな千鳥、私共の「千鳥の曲」の中では、

塩の山 差出の磯にすむ千鳥 君が御代をば 八千代とぞ鳴く

淡路島 通ふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守


という風に登場してきます。
これはそれぞれが和歌なのですが、一首目は「古今和歌集」、二首目は「金葉和歌集」に収められております。

でも、千鳥って、あまり日常生活で、その存在を意識することはありません。

でも、昨晩、我が家に現れたのです。


じゃーん!!



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これが何かというと、スポンジなんですね。
昨日、妻鉄子がいろいろ100円ショップなどで買い物をしてきた様で、そこで捕まえてきました。
他にも、「富士山」「桜」などの柄などがありました。

で、スポンジですので、早速、今朝の洗面台掃除に使わせて頂きました!

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