こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

最近、何人かの音楽家や関係者と情報交換をしました。
その上で、現在の音楽家の状態を少しお話しをさせていただきたく思います。

《演奏・コンサート》 
以前から企画していたものは、もちろん中止となっております。
また、国や県の基準では開催はできるのですが、「もし第二波が来たらどうしよう」「もし自分の公演で感染者が出てしまったら、、、」と考えると、新しい企画ができない状況になっています。 
新宿の劇場でのクラスター発生が、見えかけていた光を葬ってしまいました、、、

《お稽古・レッスン》
個人レッスンは再開している方が多いですが、団体のレッスンはなかなかできません。
また、個人のレッスンでも、私共の様に自前のスペースがある人はいいですが、都内のように住宅事情により外部のスタジオなどを借りなければならない場合は、なかなかレッスンができていません。

Zoomなどを使ったオンラインのレッスンを行っている場合でも、ネット故のタイムラグがあったり、音の広がりや音色などがわかりずらく、苦労をされています。 


その様な現状から、経済的な困難に陥っている音楽家も少なくありません。
特に、都内在住で演奏活動をメインの方は、かなり大変な状況です。

私などは、お稽古が再開できているために、ある程度必要な収入は確保できているので、「前橋」という地域にいることなど、とても幸運に恵まれています。

また、音楽家の精神状況も看過できない状況です。
いつになったらコンサートができるのかわからない、また、この先どうなっていくのか見通しがつかない。それが、自分の努力ではどうにもならない、そういう状況で、精神的にダメージを受けてしまっている方が多くいらっしゃいます。
私も、思考のマイナススパイラルに入ると、かなり闇に落ちます。

さらに心配なのは、「舞台感覚」です。
舞台上での演奏の機会がないので、舞台の上での感覚が落ちてしまうのが心配なのです。
舞台上での演奏は、共演者との間合いの取り方や、自分の気持ちの持って行き方など、経験を通じて磨いていく感覚が大切ですが、それをできる場が、今、ありません。

音楽家同士のやりとりは、「なんとか堪え忍び、今は力を蓄えて、乗り越えよう!」と励まし合うのですが、「あの時は大変だったけど、勉強の時間になったね!」と心から言える時が一日でも早く来て欲しいです。