みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家鈴木創 です。

今日は、アルパの方と合わせを行いました。

アルパとの本番は、7月28日です。
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アルパのお相手は、岩下佐知子さんです。

とてもびっくりしたのですが、岩下さん、楽譜を使わないんです。
演奏しようと思う曲があったら、それを何度も聴いたりして自分の体の中にしみこませ、それをアルパの音にしていくんだそうです。

アルパは、旋律と伴奏を同時に奏でることができます。
そして、メロディが変わるところや、原曲で音が伸びる所などに、グリッサンドの様な手を入れたりします。
そうやって確立した一つの曲の演奏も体に入れて、楽譜を見ずに演奏します。

ですので、合奏のお箏の手付けは、岩下さんの演奏に音を足すようにしました。

最初の打ち合わせの時に、「楽譜ちょーだい!」とお願いしたら、
「ないんですよ〜」と笑顔で答えが返ってきました。

ではどうするのかというと、岩下さんが演奏したものを録音したり、動画を送ってもらったりして、それを何度も聴き、イメージを作り、音を足していきました。

そして、お互いのものを今日、初めて合奏しました。
なかなか世の中にない音の組み合わせで、かつかなりすごい、音の広がりです。
今日、偶々お稽古場の前を通った方は、かなりラッキーだったのではないでしょうか。
お互い絃楽器なので、音の相性は抜群です。


皆様は是非、本番にてお聴き下さい。



□公演日程□
7月21日:夏の縁(竹久夢二伊香保記念館)詳しくはこちら
7月28日:弦が繋ぐ世界(カフェヒュッゲ、高崎市)くわしくはこちら
8月11日:山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市)詳しくはこちら
9月24日:前橋まちなか音楽祭 糸と皮の対話(煥乎堂ホール/前橋市) 詳しくはこちら

◇下記公演については、決定次第お知らせいたします◇
9月15日:日本の音を愉しむ 足利(レストランビアンベニュー、足利市)