こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日紹介したハイブリッドエレキ箏ですが、今日は、録音に挑戦してみました。

いくつかの方法を試してみたので、音を聴き比べてみて下さい。

その時の様子は、こんな感じです。

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お箏の向こうに、右からUSBのマイク、MacBookAir、オーディオインターフェースが並んでいます。
オーディオインターフェースは、RolandのRubix22です。
2021-03-15 13.36.45

Mac側は、全てのパターンでQuickTimePlayerを使って録音しております。

各パターンの音をお聴きください。

1つ20秒程度で、m4a形式のファイルとなっております。
Dropboxにアップしたファイルを共有する方法となっています。


パターン1:MacBookAir内蔵のマイク
音声はこちらからお聴きください。 

パターン2:USB接続のマイク(BLUE)
音声はこちらからお聴きください。 

パターン3:お箏から直接ケーブルで接続
音声はこちらからお聴きください。 

「直接ケーブルで接続」と書きましたが、厳密には、
「お箏」→「バッファー」→「USBオーディオインターフェース(Roland Rubix22)」→「MacBookAir」となっております。

聴き比べると、「1」と「2」はやはり「2」の方がお箏の音がよりクリアに撮れていますね。

「3」はやはり音が一番クリアですが、爪が糸に当たる音(振動)なども拾っています。弾き始める前に爪が糸に当たってしまった音を、律儀に拾っていますね。また、やはり全体的に電子音的な感じもします。

マイクを使うと、その場の空気感の様なものも伝わってきますし、音の余韻も録音できます。
しかし、録音の時に、外部の音などが入らないか気になってしまいます。

「3」の場合ですと、雑音は気にしなくても良いですが、爪を当てる音などが気になります。
また、これは当たり前ですが、歌のある場合はどうしたら良いのかも考える必要がありますね。
歌をマイクで拾った場合、そのマイクがお箏の生音も拾ってしまいます。

ですので、音をどういう目的で使うのか、どういう音が欲しいのかといったことで、適した方法を見極めることが必要ですね。ハイブリットエレキ箏があることによって、選択肢が増えるというのは素晴らしいことと思います。DTMもしやすいでしょう。そこまでやると、マイクアンプやミキサーなどが必要になってくるのでしょうか、、、(苦笑)

USBオーディオインターフェースがあるので、次は、ケーブルと、コンデンサーマイクを同時に接続して録音してみたら、どんな音になるのかも試してみます。

さらに、ケーブルからエフェクターを経由した音などもみなさんにお聞かせしたいとも考えております。

アンプ・エフェクター・マイク・マイクアンプなどの知識がないので、いろいろ試行錯誤しております。