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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

群馬県前橋市を拠点とする箏曲家鈴木創の公式ブログです。
箏曲の活動のご案内や報告、そして私自身の日々のことなどを綴っていきます。
1 12月

足利市の新藤邸での演奏

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日11月30日、栃木県足利市で開催された「おとなと子どもの和楽日和」で演奏させていただきました。

会場は、国登録記念物に登録されている新藤氏庭園の邸宅です。庭園は、明治末期に作られた5メートルの高低差がある見事な庭園で、ちょうど木々が色づいておりました。

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そしてそこに建つ邸宅も同時期に建てられ、随所に当時の職人の技術を彷彿させる設えや、足利市内に「草雲美術館」がある田崎草雲の襖があったりと、大変貴重な建物です。

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細川護煕元首相の書

お客様は、庭園を楽しみ、お抹茶を味わい、そして最後にお箏を聴いていただくという、充実の内容です。

そして、演奏はレクチャーコンサートという趣旨だったので、私も曲の解説をいつも以上に丁寧に行い、一部ゲーム形式でお客様に楽しんでいただける様な内容も取り入れました。

今回のお客様は私のお話に対するリアクションもよく、終了後の会話も弾みました。途中で前橋鈴木貫太郎顕彰会のことをちょっとお話をしたら、鈴木貫太郎のお母様が足利出身なので、その話題も出たりと、広がりがある展開となりました。

今回お話をいただいたNPO法人両毛伝統文化芸能振興会足利ぶんか倶楽部の皆様やお抹茶の皆様、そして新藤邸の関係者の皆様、そしてご来場いただいたお客様に、大変感謝申し上げます。

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29 11月

大出学園の30周年

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、午前中は自分の練習。早めにお昼を食べ、スーツに着替えて家を出ました。午後は、評議員を務める「大出学園若葉高等学園」の30周年式典に出席しました。

この学校とのお付き合いは、もう15年以上になるかもしれません。今日、大出校長の挨拶をお伺いすると、お祖父様の構想をお母様と共に実現し、幾多の困難を乗り越え、今があることがよくわかりました。まさに、代々障害児教育に人生を尽くしている御一家。それは、並大抵のことではできません。

今日は100名を超える方が集まり、新しい制服の発表などもありました。これからも、その存在価値を高め、持続的に充実していくことを祈り、応援していきます。

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そして、車に飛び乗り、前橋鈴木貫太郎顕彰会の理事会と輪読会に参加しました。

28 11月

イルミネーション点灯式

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

ある一人の前橋市民が、JR前橋駅から県庁までの並木を、イルミネーションでいっぱいにしたいという夢をもっています。彼は、昔の新聞配達の仕事の時に、回った家のイルミネーションに癒されたことが、その夢をもつきっかけでした。

そんな想いに賛同した有志が集まり、昨年から前橋駅前の木1本にイルミネーションが点りました。私も、前橋が元気になり、まちなかと駅がイルミネーションで繋がる、そんな景色を夢見て、お手伝いをさせていただいております。

そして、今年もやりますよ!12月7日に点灯式を開催します!


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26 11月

温故和楽会定期演奏会の報告その2

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

11月23日の温故和楽会第81回定期演奏会の写真が届きましたので、改めて報告させていただきます。

出演曲は3曲。まずは「編曲八千代獅子」。
この曲は4月20日に東京国際フォーラムで開催された、宮城道雄先生の生誕130周年記念演奏会で演奏した曲で、メンバーもほぼそのままとなっています。十七絃のパートを演奏。大人数で賑やかで華やいだ演奏となりました。

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2曲目は「地唄茶音頭」。
立ち方の若柳糸昭さんの踊りに合わせた地方として、お三味線を弾きました。
大ホールの舞台で一人でお三味線を弾く機会というのはなかなかなく、大変貴重な体験をさせていただきました。

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そして3曲目は「秋の庭」。
私の門人さんや手伝って下さった先輩との「社中曲」です。
みなさん個人のお稽古と、何回もの合奏練習をしての舞台となり、その成果が出たことと思います。

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3曲の演奏の合間に運営のことや、タイムスケジュールの管理など多くのことを行い、この日会場内で1万歩以上歩いておりました。そして、体重も1kg減ってた!

温故和楽会としては、初めての大ホールだったので、運営等に改善点もあると思います。それは、今後に繋げていければと考えています。

充実感を感じた1日でした。
25 11月

前橋立教会のイベント

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日11月24日、前橋立教会のイベント「前橋のまちなかを学び、楽しもう!」を開催しました。

このイベントは、前橋立教会は、前橋を拠点とする会なので、やはり前橋のことをもっと知ろう、そして、いま注目を集めている前橋のまちなかのことを知ろうという趣旨の企画です。

まず、まちなかのcommに集まり、最近のまちなかの動きの中心の一人である、「前橋まちなかエージェンシー」の橋本薫さんに、いろいろなプロジェクトの経緯や背景のストーリーなどをお話ししてもらいました。

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それから、橋本さんのお話にあった場所などを、みんなでゾロゾロと見学。そうすると、「そう言えば昔ここに喫茶店があった!」とか、「へー、こんな感じになったいるんだー」とか、いろいろな話題が出ました。懐かしさや現状への驚きなどを、みんなで共感できたのではないでしょうか。

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そして、今話題の白井屋ホテルのtheLOUNGEでみんなでランチ。白井屋ホテルの内部や食事を堪能。ここでも、皆さんから白井屋ホテルの内部に対する驚きの声などが上がりました。

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このイベントにより、前橋立教会のイベントに初参加の方もいらっしゃいましたし、初めて前橋のまちなかをゆっくりと回った人もいました。また、まちなかに縁があっても、最近のプロジェクトの背景などが知らなかったという声も聞き、会としても、まちなかにとっても、プラスのイベントになったと感じています。

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23 11月

温故和楽会定期演奏会でした

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、温故和楽会定期演奏会でした。

まあ、バタバタの1日でした。会場の鍵を借りるところから、楽屋やいろいろなところの掲示の貼り付け、お茶やお弁当の曲目毎の分類(弁当が届くのが遅れて、てんやわんや。おまけに数が違った!)、司会者や会場・舞台設営の楽器店などとの打ち合わせといった事務局としての対応。

また、3曲に出演したので、出演はもちろん、お三味線の準備や調絃等もあります。

そして、温故和楽会としては初めての昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)の第ホールだったので、運営も実際にどうなるのか手探りでした。

これから関係者の意見も聞き、来年への改善を行なっていきます!

22 11月

23日は温故和楽会定期演奏会

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

明日11月23日は、温故和楽会の定期演奏会です。

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出演曲は3曲です。

1:編曲八千代獅子(十七絃)
この曲は、東京国際フォーラムで開催された今年の箏曲宮城会全国演奏会で演奏した曲で、出演者もほぼ同じです。

4:地唄茶音頭(地方・三絃)
踊りの方の地方として演奏させていただきます。

11:秋の庭(三絃)
社中曲です。門人さんたちと出演します。

今まで、事務局長として準備に取り組んだり、また練習に励んできました。明日も1日バタバタしていると思います。

入場無料です。お気軽にご来場ください。
20 11月

ぐんま未来イノベーション会議2024

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日19日、前橋商工会議所で開催された「ぐんま未来イノベーション会議2024」に参加してきました。

今回は人口問題がテーマの一つで、最初の特別講演では、前橋出身の日本商工会議所名誉会頭三村明夫さんがご登壇されました。

この講演で、私の中では漠然としていた人口問題が、はっきりと頭の中に描けた様な感じを受けています。

要点は以下の様な感じです。

・将来の人口予測で、一番低いシミュレーションだと、2100年には日本の人口は6,000万人になる。そうなると、1,729ある地方自治体のうち、700市町村の存在が危うくなる。

・今まで人口問題がしっかりと議論されてこなかったのは、当事者意識の欠如・立場による危機感の差・民主主義の欠点。立場とは、都市と地方・大企業と中小企業といった立場の差で、東京は人口が流入しているから危機感は少なく、地方は流出しているので危機感が大きい。また、どうしても民主主義は選挙があるので、選挙の時は「未来・公」よりも「現在・私」の議論になってしまうし、国民に負担を強いる議論がしにくい。図らずも、この3つのポイントは、日本経済が停滞し続ける要因でもある。

・人口が減ると、生産人口と消費者人口の両方が減る。生産人口が減ればいくら生産効率をあげても生産が上がらず、GDPが向上しない。消費者人口が減れば企業がその市場に投資をしなくなり、イノベーションが生まれにくく、資本蓄積も生まれない。

・しかし、人口を維持できる出生率2.07まで回復するのは不可能なので、減少のスピードを緩めることが必要。

・人口問題は、すぐに成果が出るわけではないが、人口対策は成長戦略になる。なので、政権が変わっても続けなければならない。みんなが当事者意識をもって取り組むことが必要。国民運動にしていきたい。

といった内容でした。

他に分科会もあり、「小さなイノベーションと『共感』が地域に活力をもたらす」というパネルディスカッションに参加しました。

いくつか出てきたポイントです。

・いまある地域資源を生かす。
・カオスから新しいものが生まれる。
・勝手に一人観光協会でSNSに投稿する人が増えれば、お金をかけずに発信できる。
・BridgePersonのような人がいて、人を巻き込んでいく。

ざーっと書いてしまいましたが、情報量がとても多く、また自分の思考の参考になる情報ばかりでした。
18 11月

不寛容になっている気がします

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

しばらく更新できずにごめんなさい。特に何があったというわけでもなく、おかげさまで日々忙しく過ごしております。

毎日ニュースなどを目にしていると、とても気になることがあります。

一つは不倫。不倫はもちろん良くないことです。しかし、有名人の不倫が、私たち個人個人の生活に何が影響あるのかな、といつも疑問に思ってしまいます。当事者やご家族で解決すれば良い問題で、わざわざ情報番組で大々的に取り上げたりする意味ってあるんでしょうか?おまけにそれによって仕事がなくなったりと、社会的な制裁を受けます。

次に、群馬出身の政治家が、役職についたことに対する批判です。和歌山県で露出度の高いダンサーがいたパーティーに出席し、青年局次長を辞任しましたが、衆議院議員選挙を経て、青年局長に就任しました。そのことへ対する批判的なネット記事を見ました。

その政治家は、そのパーティーに青年局次長として出席したら、たまたまそういう企画があったという状況で、別に自分が企画をしたわけでも、ましてや写真を撮ったりしたわけでもないそうです。むしろ、そいった行為を止めていたんだそうです。私からすれば貰い事故です。

なのに、批判される。一つの失敗で、今後の活動が制限されるのであれば、人は育たず、国力が低下します。

なんか、物事を表面的に捉え、マスコミやネットの雰囲気や空気で叩くという、とても不健全で不寛容な社会になっている気がします。
13 11月

アラフィフの当たり前??

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

このところ、毎日追われています。
仕事はもちろんですが、いろいろ関わっている団体のことなどで、日々いろいろやらなければならないことがあり、タスクに追われている感じです。

メール・LINEの通知音が怖いです。

今日、幼馴染と短時間会う機会があり、短時間雑談をしたのですが、やはり同じことを言っていました。
仕事以外に親のこと、子供のこと、地域のことなどで追われていて大変忙しいと。

二人の共通認識は、「ちょっと立ち止まって、じっくり考える時間がほしいよねー」。

これが、世間一般のアラフィフの状況なんでしょうかね。
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