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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2018年04月

25 4月

6月2日みどり市のカフェでフルートとのコンサート

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

この写真をご覧下さい。

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白いお洒落な外観。
中は、やはり白と木をメインにした落ち着いたインテリア。

この建物は、みどり市笠懸町にある、
HALLYWOODLAND CAFEです。

名前から想像できるように、このカフェのオーナーはアメリカで映画の仕事をされており、日本に帰国して、このカフェをオープンされました。

定期的に音楽イベントなども開催されております。

このカフェ、天井が教会の様に山形になっており、音がとてもよく響くんですね。

そんな素敵なカフェで、コンサートを行います。

箏×Flute
平成30年6月2日(土)
開場18:00、開演19:00(演奏時間は1時間30分程度)
会場:HPLLYWOODLAND CAFE
(群馬県みどり市笠懸町阿左美3053-1)
料金:2,000円(ワンドリンク込み/小学生以下1,000円)


琴Xフルート


共演は、フルート奏者の浅沼春香さんです。

このカフェは、ギタリストの知人から紹介を受けたのですが、
初めてお伺いした時に、
「やっぱり洋の雰囲気だよな〜」
と感じ、浅沼さんとの共演を企画しました。

ちょっとだけ和の曲も演奏しますが、
中盤以降は「タイタニック〜愛のテーマ」や「天空の城ラピュタ」なども演奏させていただきます。
また、フルートのソロもありますよ!


30席限定ですので、お早めにこのページからご予約下さい!!
もしくは、お店に電話でご予約下さい。
0277-46-6405


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駐車場も沢山あります。
すぐ隣が、阿左美沼です。

 
24 4月

四万温泉に行って来ました。文化財に囲まれた一日。

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

先日の日曜日、妻鉄子が準備をしてくれて、一泊旅行に行ってきました。
行き先は、四万温泉の積善館です。

「四万温泉」は、群馬県吾妻郡中之条町にあり、8世紀終盤から9世紀にかけて発見されたという、1200年の歴史ある温泉です。
積善館は、元禄4年(1691年)に建物を建て、その3年後に旅籠宿として開業した、これも300年以上の歴史ある旅館です。

なんといっても、積善館のすごいところは、その創業時(元禄4年)の建物を今でも使っているということです!!

積善館は、傾斜地にいくつかの建物が建てられております。一番下の段の建物が元禄4年に建てられ、明治に増築された「本館」と、昭和5年に立てられた「元禄の湯」
「本館」は群馬県の重要文化財に指定されており、現在でも湯治の様な滞在の際の宿泊施設として使われています。

元禄4年といえば、私たちが継承している箏曲の直接の始祖、八橋検校(1614〜1685)が亡くなってから、たった6年後にできた建物です。
「八橋検校」というと、さすがに遠い昔の人という感じがしますが、積善館の本館を見ると、「こういう建物が作られた時代に生きていた人なんだな〜」という感じがします。

中段にある建物が、昭和11年に立てられた「山荘」で、一般の客室として使われています。国の有形文化財と、群馬県の近代化遺産に登録されています。

そして、上段に昭和61年に立てられた鉄筋コンクリート造の「佳松亭」があり、ここはロビーやフロント、レストランに客室などの、誰もがイメージする中規模の温泉旅館の建物という感じです。
そして、それらの建物は、階段や渡り廊下、トンネルで繋がっております。

今回は、「山荘」に宿泊をしましたが、ホームページによると、私たちが泊まった部屋の写真に、「数多くの著名人達に愛された客室」と書かれており、ちょっとびっくりしました。過去に誰が来たのかな〜

そんな積善館の一部を、写真で紹介させていただきます。

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本館の玄関。中央やや右の格子には、「電話室」と書かれています。

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本館の趣ある階段室の照明。

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本館の廊下。忍者がいそうです。

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本館にあった温度計。
「前橋市桑町」の「鈴木薬局」ですから、
前橋市の中央通りで昨年まで営業されていた鈴木薬局さんでしょうか。

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本館の階段。

そして、階段を上がると、下の写真の様なトンネルで、山荘に繋がっています。
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「浪漫のトンネル」として、温泉ファンの間では有名なトンネル。
本館と山荘を結ぶ通路です。

以下、「山荘」です。
まずは、山荘の廊下。
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宿泊した部屋に入ったところ。

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部屋の中の丸窓。

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欄間。下に見えるのが、上の写真の丸窓です。

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そして、付書院のこの扉!職人の技ですね!
下の電話も、懐かしのダイヤル式です。


この日は、午前中が桐生市の彦部家住宅で、夜が積善館と、文化財にかこまれた一日でした。

一泊二日の間で、4回も温泉に入りました。
さあ、リフレッシュして頑張ります!
妻鉄子、ありがとう。


◇公演日程◇
5月12日・13日:百花繚乱 皐月の宴(京林・高崎市井野町)詳しくはこちら
6月2日:箏×Flute(ハリウッドランドカフェ・みどり市)詳しくはこちら
6月16日:日本の音を愉しむ(PLUS+アンカー、桐生市)詳しくはこちら
6月20日Japonisum...音を愉しむ(Cafe Prele 文化邸、伊勢崎市)詳しくはこちら

◇関連イベント◇
5月3日:観翠会(日本文化体験イベント/高崎白衣大観音慈眼院)詳しくはこちら

◇下記公演については、決定次第お知らせいたします◇
7月21日:夏の縁(竹久夢二伊香保記念館)
8月11日:山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市) 
  
 
23 4月

彦部家屋敷市民茶会

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

昨日4月22日、群馬県桐生市にある「彦部家住宅」にて、市民茶会が行われました。
縁あってご招待をいただき、来賓として開会式から参加させていただきました。

「彦部家」は、天武天皇の皇子高市親王を始祖とし、16世紀に桐生市にやって来ました。
現在残る主屋は1580年位に建築されたことがわかっており、重要文化財として指定を受けております。

周囲は山と土塁・堀で囲まれるなど、中世の武家の佇まいを残しております。
現在も敷地内にご当主一家がお住まいです。
そして、文化財も活用されなければならないということでしょうか、毎年大規模なお茶会を開催しております。

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案内看板

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茅葺き屋根の立派な長屋門があります。

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長屋門の内側に主屋があり、1580年頃に建築され、17世紀に改修されたことがわかっております。下の写真は、主屋を別の角度から撮影。

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お茶会の開会式と、その後の濃茶席が、この主屋の中で行われました。

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濃茶席が行われた主屋の「奥座敷」の床の間ですが、この板は1400年代に切り出されたことがわかっております。
京都から桐生へ移住するときに持って来たのではないか、とのことです。

濃茶席で使われた道具。
棗には、裏千家のお家元の銘が入っています。
茶碗は、室町時代に朝鮮半島に発注したものとのことです。
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この日は、主屋の中での濃茶席をはじめ、「冬住み」という隠居所での薄茶席、また野点席にお弁当を食べることのできる点心席、さらには栃木県壬生町の雄琴神社による筑紫舞などが広大な敷地のそこここで行われておりました。

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主屋の脇から奥に入ると、野点席が見えます。

その先は点心席で、懐石のお弁当をいただきました。
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敷地の奥の方は、竹林となっております。
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その中に舞台が作られ、そこで筑紫舞が行われました。
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写真の舞ではないのですが、「祝獅子」(はふりじし)という演目が披露されましたが、その演目を踊れる人たちは、ここで踊った二人しか、日本にいないそうです。ということは、世界でたった二人ということですよね。
 
さらに奥に行くと、このような橋があり、その先には神社群があります。
その中には、日本でただ一つの、「正式な神社ではないところに祀られている八幡様」がいらっしゃいます。
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そして、敷地の外からの様子を紹介させていただきます。

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前の道に面した掘り割りと、石垣。

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石垣と土塁が残されています。
ここは「櫓台」と呼ばれており、かつては櫓があったのでしょうか。
そして、手前は掘り割りですね。

「彦部家住宅」には初めてお伺いしましたが、広大な敷地や竹林は別世界です。
この日は季節外れの夏日で、30度ほど気温があったのですが、竹林の中は、ちょうど良い快適な気温でした。
そんな中で行われているお茶会は、とても規模が大きく、沢山の方がお集まりでした。
このような貴重な文化財を守り、活用されている現ご当主や関係者の方には、本当に頭が下がる想いです。

◇公演日程◇
5月12日・13日:百花繚乱 皐月の宴(京林・高崎市井野町)詳しくはこちら
6月2日:箏×Flute(ハリウッドランドカフェ・みどり市)詳しくはこちら
6月16日:日本の音を愉しむ(PLUS+アンカー、桐生市)詳しくはこちら
6月20日Japonisum...音を愉しむ(Cafe Prele 文化邸、伊勢崎市)詳しくはこちら

◇関連イベント◇
5月3日:観翠会(日本文化体験イベント/高崎白衣大観音慈眼院)詳しくはこちら

◇下記公演については、決定次第お知らせいたします◇
7月21日:夏の縁(竹久夢二伊香保記念館)
8月11日:山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市) 
  



 
21 4月

開軒3周年

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

本日4月21日は、私にとって大きな意味のある日です。

3年前、15年間勤務した会社を退職し、箏曲の道一本で歩み始めた日です。
今日で、お陰様で開軒3周年を迎えました。

精神的に、充実した毎日を送っております。
一つの道を進んでいくというのは、大変ですが、遣り甲斐があります。

通ってくるお弟子さんは増えておりますし、
演奏の機会も頂戴しております。
また、今年はこれから公演が続きます。

自分の演奏はまだまだ未熟です。
今は、体の力を抜くことを課題としておりますが、
もう一つ、心の中の音を奏でることも、課題とします。

そして、身近な大切な人や、多くの人たちに、日本の音を楽しんでいただき、音で癒されてほしいです。

そのためには、技術もさることながら、人格も磨き、生活のあらゆることを芸の向上に繋がるよう、精進して行きます。

皆様に本当に感謝いたします。
ありがとうございます。

追伸:明日4月22日は、ブログの更新をお休みさせていただきます。

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◇公演日程◇

5月12日・13日:百花繚乱 皐月の宴(京林・高崎市井野町)詳しくはこちら
6月2日:箏×Flute(ハリウッドランドカフェ・みどり市)詳しくはこちら
6月16日:日本の音を愉しむ(PLUS+アンカー、桐生市)詳しくはこちら
6月20日Japonisum...音を愉しむ(Cafe Prele 文化邸、伊勢崎市)詳しくはこちら

◇関連イベント◇
5月3日:観翠会(日本文化体験イベント/高崎白衣大観音慈眼院)詳しくはこちら

◇下記公演については、決定次第お知らせいたします◇
7月21日:夏の縁(竹久夢二伊香保記念館)
8月11日:山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市) 
  
20 4月

5月3日は、日本文化体験イベント「観翠会」です!

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

ちょっと前にもお知らせいたしましたが、
ゴールデンウイークに毎年開催される日本文化体験イベントの「観翠会」が、だんだんと近づいてきました。

今年も、
・5月3日10:00から
・高崎白衣大観音慈眼院

にて開催されます。

今年体験できるのは、
・上毛かるた
・抹茶
・煎茶道
・おこと
・写経
・いけばな
・だるま絵付け
・香木の香りを聞く
・日舞所作
・日舞衣装
となっております。

一部の体験は、事前予約を受け付けておりますので、
Facebookページをご覧になって下さい。

毎年、多くの方にご来場いただいており、私が担当する「おこと」は、ほぼ満席となります。
ですので、確実に体験したい方は、事前予約か、当日10時前頃にご来場することをお薦めいたします。

また、13時から「ステージ」ということで、日本舞踊とお箏の演奏をお客様にお楽しみいただきます。
今日は会場で、日本舞踊の方と打ち合わせをしてきました。
王道を行く演目と、ちょっと楽しい演目も有り、とってもいいステージになりそうですよ!


チラシ表

チラシ裏

 
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