hajime_koto

箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2019年11月

30 11月

棹が!!

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

先日、お三味線をちょっといじくっていたら、なーんか、「コキ」っていう音がしました。
なーんか、嫌な予感がしたのですが、あきらかに音の質が低下、、、
そして、棹と胴が繋がっているところがクラクラと動く、、、

棹を胴から外してみると、この通り。


2019-11-28 16.14.16
 
がーん、、、、

慌てて楽器屋さんに連絡を取り、応急措置の方法を聞きました。

「木工用ボンドで接着して、Cクランプで一日以上固定」とのことなので、
ツールボックスヒロタに立ち寄り、道具を購入。


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ボンドを塗り塗りし、

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広告で養生し、Cクランプで固定。

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なんとかお三味線が復活。
時間があるときに、ちゃんと修理してもらいます。
 
25 11月

お三味線と駒

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

昨日24日は、「温故和楽会」が無事に終了いたしました。
私は、親師匠社中の一員として、「遠砧」のお三味線を演奏いたしました。

お稽古場で楽器の準備をしていた時ですが、改めて楽器の奥深さに驚いたことがありました。

私は、自分用のお三味線が二挺あります。
それらを仮に、「イ」「ロ」としましょう。

普段「イ」を使っているのですが、今回も「イ」を演奏に使おうと思い、そして替え三味線用に「ロ」を準備していました。
(「替え三味線」とは、演奏中に絃が切れたときなどのために準備しておく、予備のお三味線のことです。)

そして、「ロ」に新しい糸をかけて、駒を入れ、弾いてみたところ、すごくいい音がしたんです。

「え!!」と驚き、試しに他の駒に変えてみました。
そうしたら、普通の音になってしまいました。 

駒も自分用には二つあるのですが、仮に「A」「B」としてみます。

ロのお三味線に、Aの駒をかけたらいい音がして、Bは普通の音でした。
そして、試しにイのお三味線でも駒の比較をしたら、Bが落ち着いた音がして、Aは少し華やかな音になりました。

ですので、今回は当初の予定と異なり、
ロのお三味線にAの駒をかけたのを本番で使い、
イのお三味線にBの駒をかけたものを替え三味線としました。

しばらく使っていなかったロのお三味線ですが、ハの角度も私に合っているような気がしています。 

うーん、使っていなかったお三味線がいいおとがして、また駒によっても音も変わる、、、

奥が深いです。 
23 11月

車のコーティング

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は車の話題を。

昨日と今日(11月22日と23日)、当地前橋はしとしとと、雨が地面を濡らしています。
不便な面もありますが、それなりの風情もあるし、何より自然や環境へはおおきな恵みですね。

けっこう困ることの一つは、車。
雨が降ると、汚れてしまいます。
20年以上前ですが、ダークグレーの車に乗っていたときは、本当に苦労しました。

さて、今の私の車、メルセデスベンツC180(W204後期)ですが、コーティングがしてあります。
「GF Coat」という製品を、知り合いに施工していただきました。


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このコーティングの効果ですが、こういった雨の日は大きいと思います。
雨水がのんべんだらりと広がらないで、粒が立っています。


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そしてその粒が流れていくので、雨が上がっても、ホコリの点々の汚れが付きません。

本当は、隅から隅まで自分で洗車をしたいのですが、今はそこまで時間がとれずに、たまに手洗いの洗車店で洗ってもらう程度。なので、汚れが付きにくいこのコーティングには助かっています。


 
22 11月

11月24日温故和楽会のお知らせ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

来る11月24日、ベイシア文化ホール(群馬県民会館)にて、「温故和楽会」が開催されます。

「温故和楽会」は、前橋近辺の邦楽愛好家の団体で、箏曲だけでなく、長唄・尺八・舞踊も聞くことができます。

私は、7番の「遠砧」に出演させていただきます。
だいたい、14時頃の予定です。

入場無料ですので、お気軽にご来場下さい。

※「温故和楽会」は、私の親師匠の社中「桐の音会」での出演となります。


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19 11月

1月4日、国宝の中で、「ウィーンの物語と日本の伝統」

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

新年1月4日、国宝の中で演奏させていただくこととなりました。

国宝妻沼聖天山での音楽劇
ウィーンの物語と日本の伝統 


時:令和2年(2020年)1月4日(土) 18時30分開演
場所:国宝妻沼聖天山 本殿
(埼玉県熊谷市妻沼1511)
チケット:3,000円(お菓子付き、中学生以下1,000円)

出演
岡崎麻奈美(コロラトゥーラソプラノ/旧妻沼出身/ウィーン在住)
ヤクプ・カヴィン(俳優・プロデューサー/ウィーン在住)
後閑由治(クラリネット奏者/群馬県出身で、ウィーン市立音楽院卒業)
鈴木創(生田流箏曲)

020104チラシ表


前半は、岡崎さんがモーツァルト役、カヴィンさんがゲーテ役を演じる音楽劇で、ゲーテとモーツァルトが21世紀に出会い、「ファウスト」にモーツァルトが作曲をしようとします。世界初演です。

後半は、 岡崎さん・後閑さん・私で、日本の音楽や、日本とウィーンを繋ぐ曲など、ウィーンと和の融合音を奏でます。

会場は、800年以上の歴史を持つ、妻沼聖天山の本殿。江戸時代中期の建築で、平成24年に国宝に指定されました。
ホームページはこちらから。

奇しくも本年令和元年は、日本とオーストリアが国交を結んでから150年にあたります。そんな記念すべきタイミングで、国宝の中で和洋の融合した音を奏でます。

ぜひお誘い合わせの上、ご来場下さい。

ご予約は、
1:メールはこちらへ。
2:電話  027-212-7284
 
020104チラシ裏
 
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