hajime_koto

箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2022年11月

29 11月

急な依頼

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、急な演奏依頼がありました。
演奏の日まで、1週間ちょっと!
今までの最短記録かもしれないですね(笑)

今回のご依頼は、クローズな演奏のため、皆さんに詳細はお伝えできませんが、なかなか普段はない環境での演奏となります。

中身を考え、今日はちょっと曲をアレンジしたり、編曲をしたりもしました。

ご依頼くださった方と詳しいことを打ち合わせしないと! 
28 11月

爪づくり

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は久しぶりに爪を2つ作りました。
まあ、もちろん私が話をしているのですから、お箏の爪です。

せっかくですので、どんな風に爪を作っているのか、ご紹介します。
これは、私のやり方で、他の方法の方もいらっしゃいます。

まず、お箏の爪は箱に入っていて、そこから出します。


2022-11-28 13.15.12


箱の中で動かない様に軽く接着してあるので、 接着剤の残りをカッターを使って丁寧に剥がします。写真の場合は、オレンジ色の丸をつけたところに、箱の中の紙が剥がれてついています。

2022-11-28 13.15.30


そして、新しい爪の場合は、角が尖っているので、紙やすりで少し削ります。

2022-11-28 13.19.10

爪皮(爪輪という人もいます)はサイズがいろいろあり、自分に適したサイズのものを選びます。そして、マイナスドライバーを使って爪をはめ込むところを広げ、そこに糊を流し込みます。

私は普通の糊を使っていますが、ボンドを使う人もいますし、昔は米粉などを使っていた様です。

2022-11-28 16.47.33


糊を流し込んだらそこに爪を嵌め込み、広げた爪皮をしっかりと戻してくっつけます。
そうしたら、はみ出た糊を拭き取ったり、紙に段差などができたら伸ばしたりという微調整を行います。
マイナスドライバーや千枚通しを使います。

そして綺麗に整ったら、洗濯バサミを挟み、糊が乾くまで養生します。


2022-11-28 13.56.53

私はこんな風に爪を作っています。

 
27 11月

前橋らしいまちづくり

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日11月26日、「アーツ前橋」内のロブソンコーヒーで開催された「ミュージアムカフェの放課後」に参加してきました。


それは、「アートとまちづくり」についてパネリストがおしゃべりしているのを聞くという企画です。

しゃべる人は、前橋国際大学教授の奥田先生(心理学)、建築家の木暮さん、ロブソンコーヒーオーナーの山本さん、群馬高校生会議代表の大矢さん。そして、話を聞く人が、マチスタントの田中さん。

2022-11-27 13.26.16


アートとは何か、そして前橋のまちづくりとの関係などについて話をするのを、参加者がコーヒーを飲みながら聞くという内容です。 


その中で、私が漠然と感じていたことが、しゃべる人のお話により言語化されていき、自分の思考が整理されてきました。


昨日のお話のいくつかのポイント

・前橋は適度な不便さや行きにくさがあるが、まちなかにはなんでもあり、そのまちのサイズ感がいい。

・アーティストが身近にいて、会える町。

・100メートルあれば誰かと挨拶ができる。

・一人と知り合えば、人がつながっていく。


私は、音楽というその時でなければ触れられないものに携わる者として、どうすれば継続的に常にまちづくりにかかわれるのかを考えているますが、なかなか答えが出ません。

彫刻・絵画・写真などは展示しておけばいつでも触れることができます。しかし、音楽はコンサートの時間においでいただかかなければなりません。それに、継続的に頻繁に開催するというのはなかなか大変です。

今私ができることは、中心協の広報委員としてFacebookやInstagramを更新したり、まちなかのお店やイベントを紹介したり、そして本業に関係することといえば、年に1回の「前橋まちなか音楽祭」を運営することです。

その中で、今日は「TinyMarket」に行ってきました。
毎月最終日曜日に開催される小さなマーケット。
大きなイベントもいいけど、だれも疲れない、大変な思いをしないイベントであれば、継続して開催できます。

2022-11-27 13.18.56-2


こういうことを行う人が徐々に増えたり、素敵なお店が少しづつ増えてきています。そんなやり方が、前橋のまちづくりなのかな。 
26 11月

対象譜

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、対象譜(スコア)を作りました。

来年、自社中で弾こうと思っている曲が、お箏2部・お三味線・尺八の4部の合奏なのですが、私どもの世界は往々にしてお箏とお三味線は別々のパート譜になっています。しかし、それだと曲全体が掴みにくいし、合奏練習の時に困るんですね。 

なので、私はしばしば、パート譜を対象譜に作り直します。

楽譜のコピーを取り、1行ずつ短冊状に切って、それをお箏とお三味線が隣同士になる様に並べ直し、コピーして本になるように接着します。

これが、単純作業ではありますが、けっこう時間がかかります。

行と行の間の線を手書きで太くしたり、重複する表示を消したりと、細かい作業が多いんですね。

注意:本来、楽譜のコピー等は禁止されております。私がやっていることは、自分で使うために行なっている作業です。
24 11月

修理が終わったお三味線

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日楽器屋さんから戻ってきた我がお三味線、早速弾いています。
やっぱり慣れ親しんだ楽器が戻ってくるのはいいですね。

そして、糸巻きが新品になっています。
驚いたことに、今までの糸巻きよりも、簡単に止まるんです。
力はいらず、ぬめっとした感じで止まるんですね。

新しいものはやっぱりいいなあ。

今週はちょっとゆっくりと過ごしていますが、 ちょっとずつ助走を始めています。
ギャラリー
  • まちなかのホームページリニューアル!
  • まちなかのホームページリニューアル!
  • まちなかのホームページリニューアル!
  • まちなかのホームページリニューアル!
  • 大量のトマトでトマトソース!
  • 大量のトマトでトマトソース!
  • まえばしCITYエフエムに出演
  • この音とまれ!32巻
  • 祖母が永眠しました
アーカイブ
  • ライブドアブログ