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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2024年04月

29 4月

白井屋ホテルでの「茶の湯と三味線・箏の調べ」

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は白井屋ホテルでの、「茶の湯と三味線・箏の調べ」で演奏をさせていただきました。前橋駅近くの茶道具店「にしかわ」さんのプロデュースです。

今回の企画は、お客様は大きく分けて3つの内容を楽しむことができます。
一つは、白井屋ホテルの「the LOUNGE」でのランチ。
次は、白井屋ホテル内の茶室でのお抹茶と、演奏。
そして三つ目がお箏の演奏です。

茶室でのお抹茶と演奏では、お茶のお手前と同時に、私がお三味線で「茶音頭」を演奏しました。ちょうど茶筅を振るタイミングでスクイが連続するところとなり、そこが面白いという感想をいただきました。


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また、今日のお菓子は佐賀県の「ちくし琴」という、お箏を模ったお菓子です。

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床の間には、琵琶の形をした設えが。こういうのがお茶会の面白いところですね。

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その後はお箏を聴いていただきました。
約30分で3曲、江戸時代の曲・昭和の曲・平成の曲と、時代を昔から現代に近づけ、音や曲調の変化を楽しんでいただける構成としました。
和室の中なので、お客様と私の距離が近く、お客様の息遣いが伝わってきます。ですので、曲の解説も反応がよくわかり、話しがしやすかったですね。


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今回は和服のお客様も多く、日本文化の美しさ、そして楽しさを実感していただけたのではないでしょうか。

こういった企画、とってもいいですね!


28 4月

同窓会でした

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日4月27日は、中学校の同級生の同窓会でした。今までは5年に1回、年齢がちょうど0や5になる年に開催していたのですが、ちょうどコロナとぶつかり開催することができず、8年ぶりの開催となりました。同級生は180名くらいいたのですが、昨日は先生を含めて約40名の参加となりました。

何人かは最近も会っていますが、多くの同級生が久しぶりに会い、久しぶりに話しをします。懐かしいし、中学生の頃はわからなかった様な意外な一面もしれたりして、楽しいですね。

先生方は、私たちの指導をしていたのは30代の頃で、今の私たちよりもはるかに若い年代だったんですね。それで1クラス46人の生徒を見ていたのは、すごいなあと思います。みなさんその後はそれぞれ校長などもお勤めになり、今は大学の講師をしていたり、地元の自治体の教育長をしていたりと、みなさんご活躍です。

午後3時開始だったので早めに解散になると思ったら、宴は続き、私がお店を出たのは23時を過ぎていました!その段階でも10名くらいがまだ残っている!

偶々幹事メンバーの中にいたのですが。みんなから「やってくれてありがとう」という言葉をかけられたのが嬉しかったですね。

そして、以前は往復ハガキなどを使いましたが、今回はLINEグループで連絡をとり、Googleフォームで出欠を入力してもらいました。便利になりましたね。


26 4月

ヒストリア前橋に行ってきました

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日4月26日、JR前橋駅前のアクエル前橋内に、「ヒストリア前橋」がオープン!この施設は、「まねきねこ」を展開するコシダカホールディングスの腰高博社長がオープンした施設で、今までの数々の危機を民力で乗り越えた前橋の歴史を伝えています。

今回は、腰高さんが会長を務める「前橋鈴木貫太郎顕彰会」の事務局メンバー3人で行ってきました。

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施設に入ると、大きな前橋全体の航空写真をがあります。前橋全体を俯瞰しながら、ディスプレイで前橋の地理的な特徴などを掴み、さらにはいくかのポイントはQRコードで詳しいことを見ることができます。

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次のスペースは、前橋の四つの危機の概要を示すスペースなのですが、方向感覚を失う様な作りになっています。タイムマシーンに乗ったイメージなのかな。

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その先のテーマシアターでは、前橋の400年の歴史を、「四つの危機」を軸にした映像が流されています。この映像、3方の壁に映されて、臨場感があります。見終わると、「自分も前橋のために立ち上がらなくては!」と思います。

テーマシアターを出ると、前橋出身の歴史学者今井清一さんの紹介と寄贈された本を見ることができる「今井清一文庫」となっております。おそらく、歴史付きの方にはたまらない本でしょうね!

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そして、「テーマ展示」はここまで見たことをさらに深掘りできるよう、テーマごとの詳しい情報をタッチパネルで見ることができます。

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全体的に最新技術を駆使し、さまざまな映像データを使っています。そして、そのベースにはきちんとした古くからの資料があり、前橋の民力を感じることができました。

一人でも多くの方に、見ていただきたい施設ですね。
入場料は500円ですし、アクエル前橋は2時間まで駐車場が無料です。

Webサイトはこちらになります。
25 4月

障子紙の使い方

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

お三味線の撥の先って、とっても薄くなっております。ですので、「撥さや」と呼ばれる木のカバーをつけて、保護します。

そして、撥さやによって撥に傷がつくのを防いだり、撥さやと撥の隙間を埋めるために、そこに紙を挟みます。どんな紙かというと、障子紙なんですね。

日々撥を使っていると、この紙が徐々に劣化してくるので、たまに自分で作り直します。ホームセンターでちっちゃな障子紙を買って、適切なサイズに切って、そしてきれいにリフレッシュ!

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古くなった障子紙

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ストックの障子紙を切ります。

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そして装着!


23 4月

普通の大切さ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

ここしばらく、特別行事が多かったですね。

4月17日:前橋鈴木貫太郎顕彰会発会式
4月19日:顕彰会から前橋市への本の寄贈式
4月20日:東京国際フォーラムでの宮城会の演奏会
4月21日:ホテルオークラ東京で宮城道雄先生生誕130年記念パーティー
4月22日:高崎市で「高崎立教会」総会に参加

ようやく今日23日が、通常のお稽古日だったのですが、「あ、これが普通の日なんだな」という感覚を新たにしました。

そして、普通の日をきちんと過ごし、普通の日のレベルが上がっていくことにより、いつか自分が成長するということに気づきました。日常・普通って、大切ですね。無意識に生きるのではなく、日々意識的に丁寧に過ごしていきましょう。
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