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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2024年06月

30 6月

京都茶摘みグランドツーリング〜その1〜

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

それは、てつこさんからの突然のLINEで始まりました。
「6月、京都に茶摘みに行かん?」

いつも唐突に予定をぶちこんでくるてつこさん。詳しく聞いてみると、仕事で関係がある人が、海外の方向けに抹茶ツーリズムの事業を起こしているとのこと。その内容が「旅サラダ」にも紹介され、日本人向けのプランも新茶の期間限定で組まれ、それに行きたいというんです。予定を確認したら、行ける日がある!早速何人かのお茶に関係する知人も誘い、数名で京都に行くこととなりました。

しかし、お茶摘み体験をする和束町は、京都市内から電車だと2時間かかります。車なら1時間。おまけに長靴とかも持って行った方がいいかもしれないので、荷物も多くなる。なので、前橋から車で行くことにしました。前の車は、伊勢神宮や岩手県まで行っていますが、今の車はまだグランドツーリング未経験。「ドライブできるー!」というワクワクもできました。

そして出発日の6月27日、てつこさんは仕事の関係上26日から東京にいて、27日に京都入り。私は前橋から今回のツアーに参加してくださるMさんを迎えに行き、午前10時ころ出発。関越自動車道→上信越道→長野道→中央道→名神高速と進み、京都東ICで高速を下りました。

距離にして500kmちょっと。時間は休憩を交えて6時間。途中、中央道を走っていると、ちょどラジオからユーミンの「中央フリーウエイ」が聞こえてきて、「おー!」と盛り上がりました。そして関西に近づくにつれ、「小牧」「関ヶ原」など、歴史上名高い地名が出てきて、感動!京都に入ってからは、ナビが「南禅寺前の信号を、銀閣寺方面に」と案内してくれるなと、横綱級の地名のオンパレード!興奮しますね!

無事にホテルにチェックイン。時間がもったいないので、休む間もなく外出。まずは、今の箏曲の元祖である八橋検校のお墓参りに、「金戒光明寺」を訪問。いはば聖地訪問です。かなり階段を上がったところにある塔の裏に、お墓を発見。隣はなんと、清和天皇が火葬された場所で、そこだけは宮内庁が管理しています。八橋検校のお墓参りをし、芸道精進を誓いました。


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この写真の左側に見える、縦の柵の内側が、宮内庁管理の地。

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「八はしでら」とも呼ばれる常光院(金戒光明寺の塔頭)も訪問。


聖地巡礼を済ませ、その後はすぐ近くの「岡崎神社」に。たまたま目に入った神社なのですが、私の干支であるうさぎの像が随所にありました。それからバスに乗り、「河原町三条」へ。泊まったホテルには大浴場がありますが、部屋備え付けのパジャマでは部屋の外には出られないということで、ユニクロで短パンとTシャツを購入。

そのまま近くの先斗町へ行き、ぶらぶら。先斗町って、本当に路地で、外国人を含めた観光客で溢れています。ふらっとお店に入店。外から中が見え、かつメニューが掲示されているお店に入りました。カウンター6席のみで、おかみさん一人がカウンター内にいます。一見のお客でも歓迎してくださいました。料理を3品頼み、ビールから日本酒へと展開。お料理は、どれも出汁の味が良い、優しいお味。そしてお酒は、京都のものを楽しみました。

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そのうち、白人女性の2人組が入店。私の隣の2席に座り、耳に入る会話がドイツ語。でも一人が日本語を話すことができ、おかみさんが上手く他のお客さんと会話を繋いでくださり、日本語・英語を交えてみんなで楽しい時間を。聞くところによると、さきほどドイツから関西空港に着き、そのまま先斗町にきたところとのこと。おまけに、私も20年以上前に行ったことがあり、車の聖地であるシュトゥットガルトにお住まいということが判明!楽しい時間となりました。おかみさん、けっこう英語ができて、インバウンド対応がばっちりですね。

ホテルに戻り、東京から京都入りしていたてつこさんと合流し、1日目が終了しました。
25 6月

日本銀行

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日、初めて日本銀行に行ってきました。
前橋には、戦時中に日本銀行前橋支店が開設され、場所は変わりましたが、いまでも存続しております。我が家から徒歩圏内にあり、毎日の様に前を通りますが、中に入ったことはありませんでした。

今回の訪問目的は、破損した紙幣の交換です。
平成25年に亡くなった母の荷物の中から、半分になった1,000円札が出てきたので、それを交換してもらいに行きました。

前日にネットで訪問予約。
当日は予約時間の10分前に到着。1台も車が止まっていないエントランス前の駐車場に車を停め、建物に向かいます。所々石を使った建物です。

正面玄関を入ると、ちょっと古い役所や銀行の様に、大きな営業室になっていて、カウンターが左右に長く伸びています。

カウンターの真ん中あたりに、体の大きなガードマンさんが立っていて、後ろめたいことがないのに逃げたくなる気分になりました。

しかしそのガードマンさん、とても優しい声で、「どんなご用件でしょうか?」と聞いてきました。

「予約してあるんですが、破れたお札の交換にきました」
と言ったら、「では、こちらの窓口にどうぞ」と、案内して下さいました。

窓口の中からエプロンをした女性職員が2名対応してくださり、親切に書類の書き方を説明して下さいました。そして二人で書類の内容をチェックし、確認欄にハンコを押していました。そうしたら、順番待ちカードを渡され、椅子で待機。

その間、営業室の中を観察。
天井は高く、壁は木張り。カウンターの腰壁と天板は石造り。床は石風の素材を使っていました。ちょっと古い、ちゃんとした建物ですね。昔は仕切りなどはなかったのでしょうが、今は後から設置したであろうパーテーションなどが設置されています。そして、けっこう多くの人が働いていて、中には、日銀というとお堅いイメージをちょっと覆してくれる、けっこう明るめの茶髪の女性なんかもいました。

しばらくして順番待ちカードの番号を呼ばれ、窓口で確認の意味で名前を聞かれ、所定の金額を渡されました。

そして、何事もなかったかの様に退出し、ちょっと偉くなった様な気分(勘違い)で敷地を後にしました。

いやあ、やっぱり経験っていいですね。
23 6月

昭和高校球児物語

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

最近読んだ本のことを紹介します。

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「昭和高校球児物語」
・著者:川北茂樹
・出版社:株式会社ぐんま瓦版
・ISBN978-4-901474-62-7

この本のサブタイトルには「前高完全試合のキセキ」と名付けられています。
私が卒業した群馬県立前橋高等学校は、昭和53年に甲子園で歴史に名を刻みました。
その年の選抜甲子園で、甲子園史上初の「完全試合」を成し遂げたんです。

この本の著者川北さんはそのチームのキャプテンです。ですので、内容は川北さんをはじめとする当時の野球部員の2年ちょっとの部活生活を描いた本となっております。

私にとっては、前橋高校の完全試合は、自分がまだ2歳の時のことですから、まったく記憶にありませんし、歴史上の出来事の様な気がしていました。ただ、前橋高校在学時にはそういった学校の歴史は伝えられていましたし、途中でその時のピッチャー松本稔さんが教諭として赴任してきたので、身近な歴史ではあります。

甲子園に行った高校生たち、たぶんすごくストイックで直向きな努力を嫌な思いをせずに続けてきて、考え方も立派な人たちなのではないのか、という印象があります。

でもこの本を読むと、やはり「普通の高校生なんだな」と感じます。練習は辛いし、怒られた内容に不満を持つこともある。

本を読んで印象に残ったのは、記録と記憶の鮮明さです。重要な試合の重要なシーンが、とてもわかりやすく描写されています。また、普段の練習でもどんな練習をして、誰がどういう指導をしたのか、そしてそれをどう感じていたのか、そういったことが克明に描かれています。著者は高校を卒業してから45年ほど経っていますが、その記憶には本当に驚きましたね。

そしてその時々の感情がとても面白い。

私は祖父が高校野球に深く関係していたので、子供の頃から高校野球は身近でした。でも、自分は野球をやったことがありません。ですので、この本を読むと見ていただけの野球の、見ていた人たちが、どんな想いで、どんな会話をし、そして見えないところでどんなことをしていたのかが、よくわかります。

全ての高校野球好きにおすすめの本です!



22 6月

「トリオ・ベルカントが歌う懐かしの名曲」に行ってきました

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)小ホールで開催された「トリオ・ベルカントが歌う懐かしの名曲」コンサートに行ってきました。

出演者は、「トリオ・ベルカント」の澤崎一了さん(テノール)、村松恒矢さん(バリトン)、田中大揮さん(バス)。それに、ゲストとして高崎出身の鈴木麻里子さん(ソプラノ)、ピアノが大園麻衣子さん、そしてホスト役の角田和弘さん(テノール)でした。

コンサートの内容は、2時間があっという間に感じた素敵なものでした。

私はどうしても、演出の部分にも目が入ってしまいます。照明・トーク・構成など。うまく笑いも入れて、ステージと客席が一体になっている雰囲気を感じましたね。

会場は、ほぼ満席に近い様な状況です。プログラムに挟まれているチラシも多く、ようやく音楽界もコロナ前に戻ってきた様な感じがします。

来場者には、知っている方もちらほらいらっしゃいましたが、みなさん洋楽系の人たち。邦楽系の人は見つけられませんでした。違う分野であってもコンサートに行き、どうやって演出・構成をしているのか、よく学ぶ心がけも必要かな、と思いました。

今日の学びも、これからの自分に生かしていきたいですね。笑いも取り入れたいけど、センスないんだよな〜(笑)


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21 6月

長いけどあっという間の1日でした。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日の予定をざっくりと振り返ってみます。
朝は5時30分に起床。朝のウオーキングを行う。その後、朝のルーティーンを済ませ、何本か必要な電話連絡とそれに伴う事務作業を行う。外出し、ある会議へ出席。終了後、出席者の一部と打ち合わせ。昼食は、会議が終わったときに配られたお弁当を車の中で食べる。その後、ちょっと買い物。

自宅に戻り、自分の練習。そこで外部から電話連絡が入り、近所のある事務局を訪問し、対応。それにあ関連した連絡やメール・LINEのやりとり。アイスコーヒーで一息入れて、さらに自分の練習。夜は、近所の料亭である慰労会。

そんな1日でした。

いといろ声をかけていただいて、本当にありがたく、人とお会いするということは、気づきや学びがたくさんあります。人の役に立つ自分である様に頑張ります。
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