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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

2024年09月

29 9月

共愛バザーでした

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日28日と29日、共愛バザーに参加してきました。いつもとおり、賛助会の焼きそば担当です。

焼きそばは、いつもは出足が悪く、お昼近くになったら急に売れ出します。
2日目の今日は、そんな感じで、そのまま麺の在庫を全て売り切ったのですが、昨日1日目は、朝から淡々と売れ続けるという、いつもとは違う動きなので、興味深かったですね。お客様の来場も、昨日は朝から淡々と続き、今日は朝は少なく、途中から増えるという感じでした。

おかげさまで、2日間天気も暑すぎず涼しすぎず、2日目はちょっと小雨が降ったくらいで恵まれて、焼きそばも終了時間の1時間ほど前には売り切り、賛助会の他のブースも、すべて売り切るという素晴らしい結果となりました。

そして、途中で箏曲部の演奏も聴くことができ、今の箏曲部の状況も見させていただきました。

2日間のバザーは、みなさんで同じことに向かって動くということで、賛助会会員同士や学園職員の皆さんとのコミュニケーションにとってもいいんですね。それに、現役の中高生が楽しそうにバザーを運営している姿を見ることも、とっても嬉しいんです。

おかげで、充実した2日間になりました。


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28 9月

前橋テルサについて

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日、上毛新聞が記事にしてくれましたが、昨日前橋市議会議長を訪問し、前橋テルサに関する要望書を提出しました。

訪問した市民有志は7名で、中心商店街の有志・建築関係者の有志・音楽関係者の有志によるものです。私は、中心商店街と音楽関係者の両方になるのかな。

要望事項は、下記の項目です。

1:前橋テルサ存続へ向けた検証、及び当該地の長期的な活用方法のビジョンを示すこと。
2:事業者公募の方法を再検討すること。
3:市民の声を聞き、経過説明をして決定すること。
4:解体費や改修費などの根拠を市民へ情報開示すべき。
5:市内文化施設の不足を考慮した判断を求める。

音楽関係の私の立場としては、群馬県民会館が来年度の予約受付を停止しており、前橋テルサが閉館となりました。その結果として、前橋市民文化会館の競争率が上がり、なかなかホールの予約がとれない状況になります。したがって、多くの音楽関係者やホールの利用希望者がホールを使う活動ができない状態になっています。

また、その前橋市民文化会館も数年後には改修工事の予定があり、そうなると、前橋市内にきちんとしたホールが存在しない状態が生まれることになります。

前橋テルサはレストランやホテルもあり、打ち上げを行ったり、遠くの方には宿泊をしていただいたりと、使い勝手もいい施設でした。また、来館者がまちなかに食事に出たりするなど、まちなかの活性化にも資する施設なんです。

他の参加者からは、法定耐用年数が65年あり、その半分にも行っていない。なのに、大きな金額をかけて解体した場合は、更地の土地の価格の価値しか残らないといことが数字を示して説明されました。また、同様の建物を今作った場合のコストと、必要な改修工事を行なったコストも説明がなされ、その上で、解体ありきではない検討をしてほしいとの要望がされております。

さらには、グラウンドデザインを行い、その中でまちなかやテルサの位置付けをしっかりするという提案もありました。

我々の動きは蟷螂の斧かもしれませんが、最近の行政のものごとの決定は、いつの間にか決まっていて、その決定の理論が「お金がかかる」ということが多いと感じています。

また、前橋市は文化に対する認識がとても低く、「前橋に対してはあきらめている」という発言も聞こえてきたことがあります。

県民会館の問題も、前橋テルサの件も、行政の大きな方向性(グラウンドデザインなど)と文化に対する関心の低さが大元にあるような感じがしております。

文化、とくに音楽は目に見えないものです。しかし、命の存続に関わる本能の部分ではない、目に見えない部分に価値を見出すのが、人間だと思います。その人間の本質の部分を大切にしたい、と私は考えております。


27 9月

真実はどこに?

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

普段、世間一般的なことをあまりブログに書いておりませんが、最低限テレビやネットのニュースは見ていますし、新聞も毎日読んでいます。

そんな中、袴田事件の再審判決のニュースを見ました。個人的には、大きな関心があり、経緯を見守っておりました。

昨日、無罪判決が言い渡されました。新聞記事内容を見てみると、証拠は捏造だし、自白調書も否定され、警察・検察の全面的な敗北と感じました。

そして、思った2つのこと。

1つは、ご本人やご家族のこの60年近い無念さ、絶望感への悲しみです。やりたいこと、成し遂げたいことがあったでしょう。それが、恣意的な取り調べや、検察・裁判所の人権や事実に関心を払わないプロセスの中で、全て奪い去られてしまったんです。その無念さは図り知りません。今回いくら無罪判決がでたとしても、その月日は取り戻せず、人生はやりなおしができません。

もう一つは、真犯人は誰なんだ、ということです。袴田さんが無罪ということは、真犯人がいて、逮捕されずに大手を振って、この60年を生きているということです。その間、どんな気持ちで生き、どんな想いで袴田さんに関する報道を見ていたのでしょうか。

権力の行使を間違えると、容易に人の人生を奪い、真実を葬り去ります。このことをよく考えていくのが、多くの一般国民の責任でしょう。
26 9月

11月2日「紅葉と和を愉しむ」の準備

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、11月2日の無為山荘有徳庵で開催される「紅葉と和を愉しむ」の準備で何箇所かを回ってきました。

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一つは、お抹茶のご協力をしてくださる、高崎市片岡町の泰山さんを訪問。全体の流れなどを確認してきました。

そして、次にご希望のお客様に追加でお出しするお食事を準備していただくお店を、お昼がてら訪問。旧榛名町役場(今の高崎市の支所)近くにある「萬清」さんというお店です。ここは、日本舞踊で出演してくださる松景久之栄さんのご紹介です。

今回オーダーしたのは、「鶏二色焼き」といって、鶏肉を塩味と照り焼きの味で焼いたもの。これが、とっても美味しく、思わずご飯をおかわりしていまいました。他の常連さん達が食べていたメニューも美味しそう!我が家の近くに引っ越してほしいくらいです。

店主さんとお客様にお出しするお食事の内容などの打ち合わせをしながら、いろいろ雑談もしました。そうしたら、今の上皇陛下や天皇陛下が、天皇・皇太子時代に来県した時に、料理をお出ししたことがあるということ。そして、独立する時には、出来合いのものをまったく使わない料理をするというコンセプトで始めたそうです。そのコンセプトに違わぬ味を今日はいただき、当日の楽しみが増えました!

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24 9月

あまりやったことがない曲の練習

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日から急に秋がやってきましたね。朝のウオーキングの時に、初めて長ズボンを履きました。上半身はTシャツだったのですが、ちょっと肌寒かったですね。

さて、今、あまりやったことのないお三味線の曲を練習中です。

私どものお三味線は「地唄」なのですが、その曲は「端歌」発祥の曲なんですね。なので、節回しやアタリの付け方なんかが、ちょっと違う。音程が自分の感覚の中にある動きと違うんですね。なので、長い曲ではないのですが、ちょっと苦労しています。

でも今は便利ですね。あまり知らない曲でも動画もありますし、歌詞の解説などもあります。おまけに出てくる地名も写真まであり、曲が歌い込んでいる内容がイメージができます。

ということは、ちゃんとした演奏にしないとなあ。。。


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