こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。
先日の料亭松し満さんでの演奏で、とても印象に残ったことがあるので、少しお話をしようと思います。
その日のお客様は海外の方ばかりでしたので、英語の通訳の方がいらっしゃいました。
私も多少は英語がわかるので、お客様への曲の説明などは自分で行いましたが、質問などが出ると、通訳の方にお手伝いをいただきました。
ちょっと私が席を外している間に、通訳の方が楽器についての説明を何人かにされており、私が楽器の近くに戻るとそれが耳に入ってきたのですが、その内容がとても正確なことにびっくりしたんです。おそらく事前に調べていらっしゃったんですね。
また、終了後も私にいくつかのことを質問され、私の話しを熱心に聞いていらっしゃいました。
終わってからもメールのやりとりなどをちょっとしたのですが、その方は翌日のバスの中でも、私の話やご自分で調べたことなどをもとに、お客様にお箏やお三味線などのことを説明して下さったそうです。
おそらく、お客様にはより一層、楽器のことや、私の演奏を聴いた時間のことが印象に残るでしょう。
ここで感じたのは、仕事というのは、ただ単に与えられた役割を果たすだけでは当たり前で、そこに何かの工夫をして付加価値をプラスし、その方ではなければ与えられないプラスの印象や感動を与えることが大切なんだな、ということです。
今回の通訳の方は、英語の通訳をするというだけでしたら、その場に立ち会えばいいだけです。でも、事前に調べたり、現場に入っても私に質問をしてきたりと、そういう時間を費やし、通訳をする以上の価値を仕事にプラスしているんです。
非常に勉強になりました。
先日の料亭松し満さんでの演奏で、とても印象に残ったことがあるので、少しお話をしようと思います。
その日のお客様は海外の方ばかりでしたので、英語の通訳の方がいらっしゃいました。
私も多少は英語がわかるので、お客様への曲の説明などは自分で行いましたが、質問などが出ると、通訳の方にお手伝いをいただきました。
ちょっと私が席を外している間に、通訳の方が楽器についての説明を何人かにされており、私が楽器の近くに戻るとそれが耳に入ってきたのですが、その内容がとても正確なことにびっくりしたんです。おそらく事前に調べていらっしゃったんですね。
また、終了後も私にいくつかのことを質問され、私の話しを熱心に聞いていらっしゃいました。
終わってからもメールのやりとりなどをちょっとしたのですが、その方は翌日のバスの中でも、私の話やご自分で調べたことなどをもとに、お客様にお箏やお三味線などのことを説明して下さったそうです。
おそらく、お客様にはより一層、楽器のことや、私の演奏を聴いた時間のことが印象に残るでしょう。
ここで感じたのは、仕事というのは、ただ単に与えられた役割を果たすだけでは当たり前で、そこに何かの工夫をして付加価値をプラスし、その方ではなければ与えられないプラスの印象や感動を与えることが大切なんだな、ということです。
今回の通訳の方は、英語の通訳をするというだけでしたら、その場に立ち会えばいいだけです。でも、事前に調べたり、現場に入っても私に質問をしてきたりと、そういう時間を費やし、通訳をする以上の価値を仕事にプラスしているんです。
非常に勉強になりました。