みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

前回のブログでお知らせした通り、「国民文化祭あいち2016」の一環として11月3日に開催された「邦楽の祭典」に出演してきました。
これは、親師匠の社中の一員としての参加です。
演奏曲目は「飛鳥の夢」で、十七絃を担当いたしました。

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「邦楽の祭典」は名古屋市に拠点をおく正絃社の皆さんが中心となって運営をされ、おかげさまで私たち出演者の動きが大変スムーズでした。事前の段取りなどのご苦労に感謝いたします。

また、自分の出番が早い方だったので、演奏終了後は久しぶりにゆっくりと、他の出演団体の演奏を聴かせていただきました。
そうすると、舞台上の配置や衣装・演出など、各団体の様々な工夫を見ることができ、自分の勉強にもなりました。

夜は、宮城会の先輩と一献酌み交わし、翌日はプチ観光でした。

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名古屋名物のひつまぶし!!

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熱田神宮。ここには三種の神器の一つ「草薙剣」が納められているということですね。

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名古屋城天守閣。最上階は窓がありましたが、下の階は窓がなかった、、、

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名古屋城の本丸御殿は、復元工事中でした。
ほぼ完成に近く、中を見ることができました。

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復元御殿内部の障子は「石垣張り」という張り方でした。
これは、日光の旧田母沢御用邸にも見られる方法で、私が好きな張り方なんです。
思わずパチリ。時間がなくて駆け足だったのですが、こんなところに反応する自分に、、、

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ノリタケの森。

そして、地元前橋に戻り、すぐに今度は東京訪問。
目的は、この演奏会でした。
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宮城社の重鎮、新宮順子先生の開軒五十年記念演奏会にお伺いしました。
私の親師匠と新宮先生がご懇意のため、度々ご指導いただいたり、
演奏会に出演させていただいております。

客席からじっくりと新宮先生や出演者の皆様の演奏を拝聴し、
新たな発見や気づきがたくさんありました。

名古屋・東京とたくさんの方の演奏をお聴きいたしました。
私は自分が演奏をさせていただく立場でありますが、
やはり他の方の演奏をお聴きすると、新たな気付き・学びがたくさんあり、勉強になります。
これから、今回名古屋・東京で学んだことを身につけ、自分の成長に繋げて行きます。