みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。 

11月25日、「第3回前橋まちなか音楽祭 音の出会い〜フルートと和楽器の共演〜」が終了いたしました。

会場の煥乎堂ホールには沢山のお客様がお運びをいただき、大変ありがとうございます。

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前半は、フルートの羽鳥美紗紀さんと、私がソロで交互に演奏させていただきました。

・シリンクス(フルート/ドビュッシー)
・秋風の曲(箏/光崎検校)
・無伴奏フルートのためのパルティータ より(フルート/J.S.バッハ)
・5つの呪文 より(フルート/ジョリヴェ)
・七小町(三絃/光崎検校)

羽鳥さんのフルート演奏は、舞台袖で聴いておりましたが、その繊細な音が、体の中にすーっと入ってくる感じがしました。

特に、ジョリヴェの「5つの呪文」は、本当に呪文にかかってしまうような個性的なメロディでしたが、尺八と似たような音もあり、とても興味深かったです。
今回は5つの楽章のうち、2つの楽章の演奏でしたが、ぜひ全曲聴いてみたいですね。

後半は、二人の合奏で、

・G線上のアリア(フルートと十七絃/J.S.バッハ)
・糸(フルートと箏/中島みゆき)
・春の海(フルートと箏/宮城道雄)

でした。

アンコールは、地元群馬にちなみ、「草津節」。
チョイナチョイナ!がユニゾンで響きます。

いつも舞台本番が終わると思うことなのですが、今回の舞台に向けて準備をして参りましたが、演奏上、得るものもありますし、大いに反省点もあります。

今回の経験を次に生かし、さらに精進を進めて参ります。

また、お客様からいただいたアンケートでも、運営で改善すべき点も気づきましたし、お客様に好印象だったこともあります。一つ一つのご意見を大切に拝見しております。改善点は、やはりとてもありがたいご指摘です。これからのコンサートの充実のために生かして行きます。

今回は、司会に奈良のりえさんに入って頂きました。
やはり、進行の間や、アナウンスで作って頂いた空気など、コンサートの格を上げて下さいました。
また、楽器運搬や舞台設営でお世話になりました、きくや楽器店さん、そして受付や運営を担って下さったスタッフの皆様や煥乎堂の方々にも、大きな協力をいただきました。
そしてもちろん、ご来場いただいたお客様、そして関係した全ての皆様に感謝申し上げます。

終演後は、打ち上げ!

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そして翌日は、「温故和楽会」定期演奏会でした。

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これにて、本年中の私のコンサート等の出演は終了いたしました。
現在、来年の活動準備中です。
決定いたしましたら、またご案内差し上げますので、今後ともよろしくお願いいたします。