こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

今日は、高崎市の小学校を訪問し、授業をさせていただきました。

現在、文部科学省の指導要領で小学校5年生か6年生で和楽器を扱うことが規定されております。
その関係でしょうか、ある小学校5年生の音楽の教科書には、お箏や尺八のこと、宮城道雄先生のことなどが取り上げられています。

今回は、私と尺八の方の2名で訪問し、5年生2クラスを対象に、1時間目はお箏と尺八の歴史や概要をおはなしして、演奏も聴いていただきました。2時間目は、「さくらさくら」を実際にお箏で弾いてもらいます。

尺八は、古典本曲の他に、「千本桜」や「パプリカ」も聴いてもらいました。みんなの反応もいいですね。

生徒さんたち、一生懸命にこちらに集中して話しを聞いてくれて、
「あんまり触ったことがない楽器に触ることができた」
「最初は難しかったけど、段々弾けるようになった」
などの感想を言ってくれました。
体験の時は、「もっとこうするんだよ」とか、教え合ったりしています。

また、みんなが弾いている姿を見ると、お箏の経験がない人が、どういう手の形をする傾向があるのかもよくわかりました。

このブログをご覧になっている学校関係の皆様、もし和楽器の授業でお困りの場合、お気軽にお問い合わせ下さい。

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前半のお話し。学生時代に塾の講師のアルバイトをやっていた時のことを思い出しました。
パワーポイントのデータは私が準備。

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何曲か演奏を聴いてもらい、最後は「春の海」をお箏と尺八で合奏しました。

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お箏が全部で7面。2面は以前学校が準備し、3面はある方が寄贈して下さり、その際に私もお手伝いをさせていただきました。あと2面は、私が持ち込みました。