こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日、「令和華伝」という女性4人組ユニットのライブに出演させていただきました。

令和華伝は、「美しい日本を世界へ発信する」というコンセプトを掲げており、着物と袴の衣装で、歌い、踊ります。

今回の会場は、表参道近くの銕仙会の能舞台でした。

また、「神楽無双」という和楽器を中心としたユニットや、武学座という武の美を表現するみなさんともご一緒させていただきました。

若いみなさんと一緒に盛り上がる演奏というのは、私もテンションが上がります。
普段とは異なる雰囲気の演奏で、楽しさもある時間となりました。

また、今回のライブの私のポイントとしては、「エレキ箏」を使ったことですね。

このライブは他の音源なども同時に使うので、生音ではなく、音響さんが入ってスピーカーから音を出します。 

通常、そういう場合はお箏を弾いた音をマイクで拾い、スピーカーから音を出します。

今回は先日も紹介したかねこ箏三絃楽器店さんのご尽力で、「エレキ箏」を使いました。

お箏から直接アンプやエフェクターに接続することができます。

ですので、音響さんの調整の幅が広がり、音のロスも少なく、舞台上にはマイクスタンドもいりません。

今回は、お箏の演奏者が私ともう一人いらっしゃり、二人で4面の「エレキ箏」を使いました。

一つの舞台で、こんなにも多くのエレキ箏が使われたのは、初めてではないでしょうか。

このエレキ箏、ベースは普通のお箏ですので、演奏の違和感はもちろんありません。

例えば、パーティー演奏や屋外の演奏、配信や録音、そんな時に活躍するでしょう。ですので、今後の私たちにには、必要なアイテムになって来るかもしれません。

また、音響機器の知識も必要になってきますね。

私にとって、芸能界関係のお仕事、エレキ箏の演奏という、新しい経験をさせていただきました。

リハーサル時の写真です。
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尺八の元永拓さんと、津軽三味線の柴田雅人さん。

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