こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日、前橋に長期合宿していた南スーダンの選手たちが帰国した、というニュースがありました。

東京オリンピックの出場にあたり、十分な練習環境がない同国の選手を、前橋市は受け入れました。
そして、オリンピックの開催が1年延期になっても、滞在を受け入れ続けました。

このことは、素晴らしいことと思います。
また、前橋市のこの取り組みは、オリンピックの開会式の中継でも紹介されました。

オリンピックが終わり、みなさんが帰国しました。

私が心配するのは、選手のみなさんの帰国後の生活や、練習環境です。

まだ政治的な対立が完全にはおさまっておらず、政情が不安定です。
経済的には、一人当たりGDPが日本の100分の1以下で、世界ランキングでも下から数えた方が早いという状況です。

その様な状況で、前橋にいたみなさんが、帰国後に練習に打ち込める環境があるのか、私は疑問なしとしておりません。

きっと、選手一人一人の胸の中は、不安がいっぱいかと思います。

前橋市民の力を集めて、継続的に支援できる仕組みができないかな、と思います。