こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日2月10日、当地前橋は終日雪が降りました。
朝は細かい雪だったのですが、10時を過ぎた頃から少し大きくなり、午後になったらさらに大きくなり、我が家の前の道も積もり始めました。今(19時30分頃)は止んだ様です。

2023-02-10 15.43.19

雪が降り始めると連想するのが、「宮城道雄小曲集」にある「雪のペンキ屋」という曲です。
小曲集の中にあるので、お箏を習っている人の多くはしっている曲かもしれません。

歌詞を紹介します。

雪のペンキ屋屋根をぬる
門のやね倉のやね寺のやね
みちをぬり野をぬり山をぬる
大きな大きな刷毛であろ

雪が降り始め、徐々に世の中が白くなっていく様を表現しています。
最初は小さな屋根から白くなり、だんだんと大きな屋根も白くなっていく。
さらには、道から野原、最後は山まで白くなる。
それを、ペンキ屋さんの大きな刷毛に例えています。

雪が降り始めて、周りの建物の屋根などが白くなると、この曲が浮かんできます。

みなさん、転んだりしない様に、気をつけて下さいね。